熟眠が冷えにも効く

心地よい睡眠が大切

人間の1日の3分の1は、眠って過過ごす時間です。上手な睡眠をとって十分休ませなければ、体の調子は整わないもの。睡眠不足も血行不良の原因になるのです。
冷え症を治すには、「心地よい眠り」が大切なのです。睡眠時間は長いのに、気持ちよく眠れていない、というのもよくある話。いったい何がいけないのか、チェックしてみましょう。ちょっとした工夫で、ぐっすり眠れるようになりますよ。

体を締め付ける寝間着はNG

体をしめつける服を着て寝ると、血のめぐりが悪くなり、冷え症がひどくなります。それに、体が緊張するので、ぐっすり眠れません。朝起きたときに、体がこわばつているようでは、もはや拷問です。特に、「着るだけでやせる」という矯正下着やスパッツを着て寝ることはやめましょう。
腹部をしめつけるものは腸のぜんどう運動を抑えるので、便秘にもよくありません。汗をかいて足を細くしたいなら、入浴時のマッサージのほうが効果的です。

快眠のためのパジャマの選び方

季節を問わず、天然素材(綿、麻、絹など) の長袖・長ズボンのパジャマがよいでしょう。パジャマ1枚だけでは落ち着かない場合には、パジャマの下にT シャツやタンクトップなどを組み合わせましよう。
夏でも明け方は急激に気温が下がるので、寝冷えすることもあります。また、タイマーで冷房を使う場合にも、長袖・長ズボンがよいでしよう。
睡眠中のむきだしの肌は、無防備なのでとても冷えてしまいます。冬でも、ふとんは薄めがべ夕- 。途中で暑くなってふとんをはぐと、寝冷えを起こします。

靴下をはいて寝る場合には

基本的には、靴下をはかずに寝るのがベスト。どうしても足が冷たくて眠れない場合は、天然素材の5本指靴下を使いましよう。普通の靴下は、5本指がひとまとめに圧迫されて、血行を悪くすることがあります。

快眠に最適な枕

市販の枕でも、磁気が効くとか、人間工学の立場から体にいいとか、いろいろな種類のものがありますが、自分に合っているかは使用してみて判断しましよう。
枕が合わないと感じたら、バスタオルを何回かたたんで好みの高さにしたものを、枕がわりに使ってみましょう。ちょうどいい高さに調節できるのが、この枕の利点です。

枕とは関係ありませんがたとえば「満腹」の状態でも快眠は無理です。生活習慣も見直す必要があります。

就寝前のリラックス方法

睡眠で疲労回復しないと、体は十分に働くことができません。朝、目が覚めたとき、肩がこっている、体がこわばる、何だか疲れているということはありませんか?
中には、寝れば寝るほど肩がこる、という人もいます。これは、体が緊張した状態のまま眠りに入るために起こるのです。そこで、眠りにつく前に、ふとんの上で体の緊張をほぐす習慣をつけましよう。少し体を動かしてみることで、徐々にリラックスしてきて、ぐっすりと眠ることができます。

  • まず眠る直前に布団の上で足を肩幅に広げ仰向けになる。これを基本ポーズとして、布団と自分の体が接触している面を意繊して覚えておく。
  • ひざを立てて、モのままゆっくりとひざを左側に倒す。これを5回繰り返す。呼吸は自然にゆったりと。決して止めないこと。
  • 基本ポーズに戻り、右半身、左半身がふとんにどれだけ接触しているか確認。ふとんにべタっとくっついている倒した側の体が緊張のほぐれた状態。ひざを立て、今度は右側に体を倒す。5回繰り返し、基本ポーズに戻る。両側が同じようになったか確認。
  • 先ほどの動きに、手の動きをつけ足す。ひざを倒すときに腕を頭の上に向けて背中も十分に伸びるようにして伸ばす。左右、モれぞれ5回ずつ行う。この動きで、無意鰍こ緊張していた部分がほぐれ、心地よい眠りにつけます。