冷え ツボ 刺激をすると効果大 伝統的な対処方法が効く人もたくさんいます。昔からの伝統的な対処方法ですが、バカにできません。
冷え ツボ 刺激をすると効果大
冷えがなかなか改善しない人はやってみるべきでしょう。東洋医学では、体の中に経絡と呼ばれるエネルギーの通り道があると考えます。
その経絡の上には、エネルギー(気) の流れを調節する経穴があります。これが「ツボ」と呼ばれるものです。このツボを刺激すると、エネルギーの流れがよくなり、体の調子が整います。
冷え性の改善に効果的とされるツボは多数ありますが、特に全身の冷えや女性特有の冷えに効果的で、刺激をすることで血行促進が期待できるツボを厳選してご紹介します。
ツボ刺激は、「イタ気持ちいい」くらいの強さで、ゆっくりと行うのがポイントです。
冷え性に「効果大」の代表的なツボ
「手足が冷たい」「夜なかなか寝つけない」「だるさが続く」など、多くの人が悩む冷え性。その一因は、血行不良によって体の熱を作り出す力や熱を全身に運ぶ機能が低下することにあります。
冷え性の改善には、体を温める食事や適度な運動が大切です。また、東洋医学で古くから用いられてきたツボへの刺激は、自宅で手軽にでき、血流を促して体を温めるセルフケアとして有効です。
本記事では、特に全身の血流を促し、冷えを改善する効果が期待できる代表的なツボを厳選して紹介します。これらのツボを「イタ気持ちいい」と感じる強さで刺激することで、体の内側から温まり、冷え性の緩和につながります。
1. 三陰交(さんいんこう):万能の冷え解消ツボ
婦人科系の不調や下半身の冷え、むくみの改善に古くから使われる、冷え性対策の代表的なツボです。
- 場所: 内くるぶしの最も高いところから、指幅4本分上の、すねの骨(脛骨)のすぐ後ろのくぼみ。
- 効果: 下半身の血流改善、ホルモンバランス調整、全身の冷え。
- 刺激方法:
- 親指の腹でツボに当て、ゆっくり息を吐きながら5秒ほど押し込みます。
- 息を吸いながらゆっくりと力を緩めます。
- これを3~5回繰り返します。
2. 湧泉(ゆうせん):足の冷えと疲労回復のツボ
足の裏にあるツボで、「生命力の源」とも言われます。足先の冷えやむくみ、新陳代謝の向上、疲労回復に役立ちます。
- 場所: 足の裏。足の指を内側に曲げたときにできる、最もくぼむところ(人差し指と中指の間を足裏に向かって辿った辺り)。
- 効果: 足先の血行促進、体のだるさ・疲れの改善、新陳代謝アップ。
- 刺激方法:
- 親指の腹でツボを捉え、強めに3秒押して3秒離す、を3回程度繰り返します。
- ゴルフボールや青竹踏みを使って刺激するのも効果的です。
3. 関元(かんげん):お腹の冷えと全身の温めツボ
体の中心線上にあり、東洋医学では「元気の源」とされるツボの一つです。お腹や内臓の冷えに効果的で、全身の血行促進を促します。
- 場所: おへそから指幅4本分真下に下がったところ。
- 効果: 骨盤内の冷え緩和、お腹の冷えや下痢の改善、全身の温め。
- 刺激方法:
- 手のひらを重ねてツボに当て、ゆっくりと円を描くように温めながらマッサージします。
- このツボの周辺にカイロを貼って温めるのも非常に有効です。
4. 合谷(ごうこく):手軽に全身の血行を促すツボ
手の甲にあるツボで、万能ツボの一つです。手足の冷えだけでなく、頭痛や肩こり、ストレスによる冷えにも効果が期待できます。
- 場所: 手の甲。親指と人差し指の骨が合流する部分から、やや人差し指側のくぼんだところ。
- 効果: 手足の血行促進、自律神経の調整、ストレス緩和。
- 刺激方法:
- 反対側の手の親指でツボに垂直に圧をかけ、5秒ほど押してゆっくり離すのを3~5回繰り返します。
効果を高める刺激のコツ
- お風呂上がりに行う: 体が温まり、血行が良くなっている入浴後に行うと、ツボの効果が高まります。
- 息を吐きながら押す: 力を入れるときに息をゆっくり吐くと、体がリラックスしやすく、効果的に刺激できます。
- 毎日継続する: 冷え性の改善には即効性よりも継続が重要です。毎日、朝や夜のルーティンに組み込みましょう。
- お灸(台座灸)を活用する: ツボを温めることで効果がさらに高まるため、お灸を使用することもおすすめです。
ツボ刺激 冷え を改善する
東洋医学では、体の中に経絡と呼ばれるエネルギーの通り道があると考えます。その経絡の上には、エネルギー(気) の流れを調節する経穴があります。これが「ツボ」と呼ばれるものです。このツボを刺激すると、エネルギーの流れがよくなり、体の調子が整います。
。家でのくつろぎタイムに、ゆったり、のんびりした気持ちでやってみましょう。就寝前ののリラックス方法にもぴったりです。
指を使って行う
手の親指で押す、指圧が一番簡単な方法です。指圧のポイントは、何といっても力の抜き方。息を吐きながらツボを5秒かけて押し、倍の時間、10秒かけて力を抜きます。これがポイントです。
ツポを押してパッと離すだけでは、神経を静止させるので、逆に血流が悪くなります。だから「力の抜き方」を覚えることが大切。押すことでへこんだ皮膚が、自然に戻ってくるようなイメージで、ゆっくり力を抜きます。
インスタント灸でもよい
やけどをしにくく、扱いが簡単なのが市販のインスタント灸。熱でツボを刺激します。興味のある人にはオススメです。
お灸に火を付け、ツボに貼ります。我慢できなくなるほど熱く感じたら、はがします。同じ場所に2~3回連続して据えると効果が上がります。ただし、お風呂あがりは厳禁。皮膚が水分を含んでいるため、やけど、水ぶくれができやすくなります。入浴前、あるいは入浴後1時間以上たってから行います。

