体を温める 筋肉 が必要 筋力アップで冷えを改善することができます。筋力のない人は筋力をつけることで冷えを改善できます。
体を温める 筋肉 がなければ冷え性を改善できない
筋肉は優秀な発熱装置です。私たちの体は、寒さを感じると血管を収縮させて血流を減少させることで、熟を体外に逃がさないようにします。
また、体の表面から熱が逃げないように筋肉を収縮させ、皮膚の表面積を小さくします。同時に筋肉をプルブルと震わせることで、もっと多くの熟を産生しようとします。筋肉は、動かすことで蓄えたエネルギーを燃やしています。
基礎代謝の約70 % は筋肉が行っており、筋肉の量と運動、そしてエネルギーの収支が適切であれば、特別なことをしなくても熟は十分につくられます。しかし、運動不足で筋肉の量が減ってくると、体は蓄えたエネルギーをうまく使えなくなって体温も上がりにくくなります。
また、全身にくまなく張り巡らされた血管の中を流れる血液を各器官に送り届け、同時に老廃物を回収するという仕事を支えているのも筋肉です。
筋肉が弛潰すると新鮮な血液がドッと送り込まれ、次に緊張すると老廃物を含んだ血液が絞られて流されます。この弛蔵と緊張をリズミカルに行うことで血液を循環させています。ところが、筋肉を動かさなければポンプ作用は機能しませんから老廃物が回収されず、体内には毒素が溜まり、血液が汚れてますます血流を悪くして体が冷えてきます。
ですから、血流を良くして体温を上げるには筋肉を動かすことが不可欠なのです。