短時間睡眠のための食事

食べ方の工夫でこんなにも変わる

われわれは通常、何種類かの食べ物を組み合わせたり、いろいろな調味料を加えたりして食べています。それによって、どんなデメリットが生じるか、ご存じでしょうか。つまり、その食物が本来もっている特質や性質を変えてしまったり、カロリーも増減することがあります。

たとえば、大根おろしと人参おろしを同時に食べるとどうなるでしょうか?大根のビタミンC に人参のビタミンC の破壊酵素が働きかけ、2つのビタミンC はともにこわされてしまい、まったく栄養のないものになってしまいます。ホウレン草もビタミン類を多く含む食物だが、お湯に浸すとその7割のビタミン糾が破壊されてしまいます。

カロリー計算にしても同じです。大根はカロリーが低いので、美容食として女性に歓迎されていますが、大根にはジアスターゼという消化酵素があります。これは、いっしょに食べたものの消化をうながし、カロリーを多く吸収してしまうことになります。 消化酵素が胃腸を元気にする大根

そのため、逆に、肥満を招いてしまうのです。これらのデメリットをなくし、正しい食べ方を心がけないと、健康保持、肥満防止にはつながらないのです。せっかく短時間睡眠を実践しても、効果は出てきません。では、いま述べたほかに、食べるときにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。

化学粥味料や添加物を避ける

現代の食生活では、化学調味料や添加物を避けることは困難です。米やパンにまで添加物がはいっているのだから、どうしようもありません。しかし、できるかぎり避けようと心がけることが必要です。そのためには自然食品を中心に、ふつうの食品でも内容表示をしっかり確かめて、添加物の少ないものを選んで買うことが肝要です。

中性洗剤はつかわない

野菜や果物を洗剤で洗う人がいますが、これはきわめてNGです。食物にしみ込んだ化学洗剤は、いくら水洗いしてもとれません。同様に、食器を洗う場合も、洗剤をつかわず、お湯と水で洗うべきです。

植物油をつかう

動物性脂肪はカロリーが高く、肥満の原因になるうえに、血液を酸性に変えてしまい、結果として身体の動きを鈍くさせます。バターを植物性のマーガリンに変えたり、ゴマ抽などをつかうようにすべきです。
特にオリーブオイルがおすすめです。
腸ストレスから自分の腸を守るために効果的なエキストラバージンオリーブオイル

玄米は現代人に必須の栄養素をたっぷり含む

まず、白米を中心に食べて3時間睡眠を実践すると、身体の芯からパワーが出てこなくなり、ひじょうにつらい思いをするでしょう。いつも身体がだるく、力がはいらず、運動能力もかなり低下するでしょう。とくに、昼食後の13時、14時ごろに襲ってくる睡魔に打ち勝つのには苦労するかもしれません。

では、パン食を中心にした場合はどうだろうか。これも、あまりすすめできません。日中、空腹感が何度も襲ってくるからです。とくに、漂白されたパンを食べて3時間睡眠にすると軽いめまいを起こし、歩いているときに、思わず電柱や壁によりかかってしまうことも有るかもしれません。

めん類を中心にする場合は、うどんやラーメンよりも日本そばのほうがいいでしょう。これも、具を入れずに、そばだけを食べているほうがパワーが出ます。

ところで、野菜食だけを中心に食べて短眠法を実践するとどうでしょうか?野菜は繊維質であるだけに便秘になることはないでしょう。さらに、消化器系統の病気はほとんどが回復します。ただ、早朝とか深夜に、手足が冷えてくることが増えるでしょう。

これは、生野菜が、人間の身体に陰性に作用するためです。したがって、この食事法は冷え症ぎみの人にはおすすめできません。また、頭脳労働者にはいいかもしれないのですが、スポーツマンや肉体労働に従事する人には不向きです。

では最後に、玄米中心の食事をとった場合についてです。これは私だけでなく、私が指導したビジネスマンや受験生など約300人に体験してもらったのですが、みな一様に、「身体の芯から爽快な状態になる」といっています。

玄米だけでは栄養不良になるのではと心配する人も多いのですが、そんなことは気にする必要もありません。
玄米には、たんぱく質、脂質灰分、カルシウム、リン、鉄、カリウム、ビタミンB1、B2、Eなど450種類もの栄養素が含まれており、まさに「完全食品」と言えるでしょう。
このように一品だけ見てくると、玄米ほど多くの栄養素が含まれているのは、ほかに見当たらないことがおわかりになるでしょう。短時間睡眠を快適に実践するためには玄米食は欠かせないのです。

「米にこだわる」が質をあげる