労作性頭痛は、頭痛を誘発する動作や刺激などの引きがねをいかにしてさけるかが重要です。日常生活のなかで引きがねを引いてしまわないように、上手にさけるコツを身につけておきましよう。
頭痛を誘発する動作・刺激をうまくさけるポイント
労作性頭痛はその知名度が低く、周囲の人になかなか理解されないものです。
ただ「さぽり」や「怠け」と誤解されるのは困るので、きちんと説明をしたうえで、引きがねとなる動作・刺激をうまくかわしてくといいでしょう。それには次の3つのポイントがあります。
- まず、なにが引きがねとなるのか自分でも正しく理解する。
- 自分一人ですむ問題なら、注意して引きがねを引かないようにする。
- 必要なら医師に診断書を書いてもらって説明し、協力を仰ぐ。
引き金となる行動例
- 走ると頭痛が起こる人はなるべく走らない
- 重い荷物を持ち上げると図筒がする人は小分けにして持つ
- せきをすると頭痛がする人は咳止めを服用