糖尿病

糖尿病とは?
人間は、活動に必要なエネルギーを食べ物に含まれる糖質から得ています。

  1. 糖は、腸でブドウ糖に分解された後、血液中に取りこまれます。
  2. 血液中にブドウ糖が増えると、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
  3. インスリンはブドウ糖をエネルギー源として利用できるように全身の細胞(肝臓・筋肉など)に送りこみます。

また、過剰なブドウ糖は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして、脂肪組織に中性脂肪として蓄えられ、必要に応じて使われます。

「糖尿病」とは、血液中のブドウ糖が有効に使われず、血糖値の高い状態(高血糖)が続くことをいいます。
原因は

  • 血糖値を下げるインスリンの分泌量が足りない。
  • インスリンが効きにくくなる。

この状態を放っておくと、全身にさまざまな症状(合併症)をひきおこします。糖尿病の怖さは、この合併症にあります。

糖尿病の症状
糖尿病の初期には自覚症状がほとんどありません。気づいたときには手遅れ…なんていうことが多い病気でもあります。

  • のどがかわく
  • トイレが近い
  • 体重減少
  • 食べ過ぎる
  • 体がだるく疲れやすい

糖尿病の原因
糖尿病の多くは、遺伝的な要因に、環境的な要因、加齢などが加わって発症します。近親者に糖尿病の人がいる場合は、糖尿病になりやすい体質なので、より注意が必要です。

合併症
高血糖を放っておくと、しだいに全身の血管や神経が傷つけられ、日常生活に支障をきたす、さまざまな合併症があらわれます。中には命にかかわる病気もあります。

  • 網膜症
  • 白内障
  • 緑内障
  • 動脈硬化
  • 脳梗塞
  • 皮膚合併症
  • 感染症
  • 神経障害
  • 歯周病
  • 慢性腎不全

合併症の種類と症状
合併症は、高血糖が続けば続くほど進行しやすくなります。しかし、血糖をきちんとコントロールすることで、発症や進行を防ぐことができます。

細い血管でおこる合併症【糖尿捌こ特有の3 大合併症】

  • 神経障害…神経が傷つき、手足のしびれや痛み、感覚のまひなどがおこる。痛み・温度などを感じにくくなり、傷などが悪化しやすくなるので注意が必要。
  • 網膜症…目の血管が傷つき、最悪の場合は失明にいたる。
  • 腎症…腎機能が低下して、透析治療にいたることがある。

太い血管でおこる合併症【動脈硬化】
高血糖が続くと動脈硬化が進み、右のような病気がおこる危険性が高くなる。また、足に動脈硬化がおこると、歩行により痛みを感じて歩きづらくなる。

足の障害
足の動脈硬化や神経障害が進行すると、潰瘍・壌痘をおこすことがある(最悪の場合は切断)。

糖尿病の分類

  • Ⅰ型糖尿病…自己免疫異常などによりインスリンが絶対的に不足する病型
  • Ⅱ型糖尿病…遺伝性や生活習慣などにより、インスリンのはたらきが低下する病型

糖尿病の治療
糖尿病の治療の基本は、食事療法と運動療法です。それだけでは十分な効果が得られない場合は、お薬による治療が行われます。ただし、状態によっては最初からお薬を使用することもあります。

治療のポイント
糖尿病食はバランスのよい健康食です。積極的に取りくみ、続けることが大切です。
1 日にとる適切なエネルギー量を知り、自分に合った食事の量をとりましょう。食べすぎは禁物です!

エネルギー摂取量= 標準体重1 ×身体活動量

食事のポイントは、

  1. 1日3 回の食事は規則正しくとる。
  2. 食事の量は腹八分目に。
  3. ゆっくり、よく噛んで食べる。
  4. 多くの食品をバランスよくとる。

運動療法
運動療法は長期間続けることで効果があらわれます。′ふだんの生活で無理なく続けられる運動を取り入れていきましょう。
運動療法の効果

  • 基礎代謝を上昇させる
  • インスリンのはたらきを改善
  • ストレス解消

注意点

  1. 状が悪化することもあるので、始める前には必ず医師に相談。
  2. 準備運動(ウォーミングアップ)、整理体操(クールダウン)を。
  3. 自分の足に合った靴、季節に合った動きやすい服を着用し
  4. 水分をこまめに補給し
  5. 低血糖に備えて、必ずブドウ糖を持ち歩く

長続きさせるコツ

  • 数値(血糖値、体重など)を記録して、効果を確認する。
  • 無理をせず、自分に合った目標を立てる。
  • 日々の生活の中でこまめに身体を動かす。
  • 万歩計をつける。
  • 歩数を増やす。(エレベーターをやめて階段にする、1 駅手前で降りて歩くなど)

適切な運動
たくさんの酸素を体内に取り入れながら、糖や脂肪が効率よく使われる「有酸素運動」が適しています。

低血糖の症状
糖尿病で日常生活の中で特に注意する点は低血糖です。薬物療法を行っていると、血糖値が低くなりすぎる(低血糖)ことがあります。早めの対処が非常に大切です。

どんなときに起きるの?

  • 食事…食事の時間が遅れる、食事量が少ない、飲酒したときなど
  • 運動…空腹時のはげしい運動、運動量が多すぎるときなど
  • 薬…:薬が効きすぎる、薬を飲むタイミングがずれるときなど

症状は、血糖値の低さの程度に応じて、発汗、動悸、ふるえなどの症状があらわれます。ひどくなると、命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。症状には個人差があります。糖尿病による神経障害のある場合、低血糖の前兆のないままに意識障害にいたることがあります。自動車の運転などは特に注意しなければなりません。

症状を感じたら、すぐに糖分をとりましょう。症状が治まらないときは、主治医に連絡をとって、指示をあおいでください。ブドウ糖(5 ~10g )や砂糖(10~2 0g )、ブドウ糖を含む飲料水(ジュースなど:150~200ml )など

その他日常生活での注意点
まずは、体重コントロール、体重が増えると、インスリンのはたらきが低下し、血糖値が上がります。減量や体重維持のため、こまめに体重を計りましょう。記録をつけると、長期間の体重の変化や血糖コントロールの確認に役立ちます。
次に、ストレスや疲れの解消、ストレスがあると、血糖値を上げるホルモンが分泌されます。また、ストレス解消にと、つい食べすぎてしまったり、治療に対する意欲が低下したりすることもあります。ライフスタイルに合った解消法をみつけましょう。
最後に体調管理ですが、高血糖が続くと身体の抵抗力が低下するため、感染症にかかりやすくなります(風邪、膀胱炎、水虫など)。また、一旦かかると悪化しやすくなりますので、体調管理には十分気をつけましょう。
体調管理などの中でも歯のケアが大切で、高血糖が続くと、歯周病になりやすくなるため、こまめに歯みがきをします。

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