骨粗鬆症 あおのり が効くのはマグネシウムがたっぷり含まれるからです。100g 中に720 mg のカルシウムと1300 mg ものマグネシウムを含んでいる青のりは、骨粗しょう症の予防と改善のために積極的に食べたい食品の1つです。
骨粗しょう症 青のり は貧血も予防し一石二鳥
100g 中に720 mg のカルシウムと1300 mg ものマグネシウムを含んでいる青のりは、骨粗鬆症の予防と改善のために積極的に食べたい食品の一つです。
貧血を予防する鉄の含有量が多いこともポイント。鉄は血液中のヘモグロビンの成分になり、体中に酸素を運ぶ働きをしています。鉄が不足すると体が酸欠状態になるため、貧血症状が現れます。鉄が欠乏していることの多い閉経前の女性は、十分にとりたい栄養素です。
食物繊維や豊富なミネラル
青のりは他の海藻類と同様、食物繊維が豊富。食物繊維は腸内の善玉菌を増やして腸の働きを整えるほか、腸の中の有害物質やコレステロールを吸着して排泄し、大腸がんや動脈硬化の予防にも役立ちます。
また、正常な赤血球の形成を助けて悪性貧血を予防するビタミンB12、細胞の生成を助け、脳の機能を活性化させる亜鉛、糖質や脂質、たんばく質の代謝に欠かせないマンガンなども含まれています。高血圧の予防・改善に有効なカリウムも豊富です。
骨粗しょう症 青のりを摂るメリット
骨粗しょう症に青のりを取り入れることには、いくつかのメリットがあります。青のり(アオノリ)は、栄養豊富な海藻であり、骨の健康をサポートする成分を多く含んでいます。以下のような点で、骨粗しょう症の予防や改善に役立つと考えられます。
1. カルシウムの供給
青のりにはカルシウムが豊富に含まれており、骨の健康にとって重要な役割を果たします。カルシウムは骨を構成する主要なミネラルであり、骨密度を保つために必要不可欠です。骨粗しょう症の予防には、カルシウムを適切に摂取することが重要です。
2. マグネシウムの含有
青のりは、カルシウムとともに骨の健康に必要なマグネシウムも含んでいます。マグネシウムは、カルシウムが骨に適切に取り込まれるのを助ける働きがあります。骨粗しょう症の予防には、カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取することが重要です。
3. ビタミンK2の含有
青のりにはビタミンK2も含まれています。ビタミンK2は、骨にカルシウムを適切に沈着させる働きがあり、骨密度を向上させるために必要です。ビタミンK2が不足すると、骨のカルシウムの蓄積がうまくいかず、骨密度が低下しやすくなります。
4. コラーゲンの合成サポート
青のりに含まれるアミノ酸やポリフェノール成分は、骨の構成要素であるコラーゲンの合成をサポートします。コラーゲンは骨を構成する重要なタンパク質であり、骨の強度や弾力性に関与しています。コラーゲンが十分でないと、骨がもろくなる原因になります。
5. 抗炎症作用
青のりには抗炎症作用があるとされる成分(例えばフコイダンやアラビノガラクタン)が含まれており、骨粗しょう症を引き起こす炎症を抑える働きがあります。炎症が関与している骨の老化や骨密度の低下を防ぐことが期待されます。
6. 腸内環境の改善
青のりは食物繊維を多く含んでおり、腸内環境の改善に役立ちます。腸内環境が良好だと、カルシウムやその他の栄養素の吸収がスムーズに行われ、骨に必要な栄養素が効率よく取り込まれるようになります。
まとめ
青のりは、カルシウム、マグネシウム、ビタミンK2、抗炎症成分、食物繊維など、骨の健康をサポートする成分を豊富に含んでいるため、骨粗しょう症の予防や改善に有益です。青のりを食事に取り入れることで、これらの栄養素を効率よく摂取でき、骨密度を保つために役立ちます。
ただし、青のりだけに頼るのではなく、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることが、骨粗しょう症の予防には重要です。
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