免疫力の要腸の敵「腸の酸化ストレス」

アンチエイジングの話題になると、「活性酸素」の話をよく耳にします。私たちが生命を維持するためには、非常に多くのエネルギーを必要とします。そのエネルギーは、細胞で酸素が燃焼することによって作られているのです。しかし、そのエネルギーを作るための副産物として発生するのが、活性酸素です。

この活性酸素は、体内に侵入してきた病原菌やウィルスを殺す白血球やマクロファージには欠かせないものであり、体内に必要なホルモンを合成する働きを持っています。

ではなぜ、活性酸素がアンチエイジングにとって問題になってくるのか。通常、その役目を終えた活性酸素は無害化されます。しかし活性酸素が局所的に過剰に発生した場合、毒性を発し、身体のあらゆる器官をサビさせ、老化やがんなどの生活習慣病を引き起こすといわれているのです。

その活性酸素が過剰に発生する理由として、活性酸素による酸化から身体を守ってくれる抗酸化作用のある物質を壊すような場合です。

例えば喫煙は、抗酸化物質であるビタミンCを被壊します。また紫外線も皮膚に活性酸素を大量発生させる刺激になります。今すぐに禁煙しましょう!禁煙補助剤を使えばヘビースモーカーでもストレスなしに禁煙できます。

このような活性酸素の発生によって増加する「酸化ストレス」は、もちろん腸にも起こつています。腸は身体の中でも特に有害物質にさらされている器官です。ですから活性酸素によって、腸はダメージを受けやすいのです。

腸を酸化させる要因として、まずあげられるのが脂肪です。脂肪は酸化しやすく、食品の加工や貯蔵、調理法によって、また体内での消化中にも有害な酸化脂肪になりやすいといえます。

この酸化脂肪による酸化ストレスは、炎症性腸疾患や、がんの発症にも関与しているといわれています。イサゴールは便秘を解消する際にコレステロールを排出します。

また最近では、脂肪の多い食事を摂ることによって胆汁が多く分泌されると、その胆汁酸が腸内細菌によって変化し、その変化した二次胆汁酸が、活性酸素を生み出すことがわかってきました。その結果、遺伝子に突然変異を起こし、発がんに結びつくということがいわれています。

腸の酸化ストレスを抑えるには、ビタミンC や、ファイトケミカルを多く含んだ食材を選ぶことが効果的です。酸化ストレスを抱えない腸を持つ人が、本当の免疫力の高い人なのです。
腸ストレスの影響と解消方法