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コレステロールを下げる食品(ごぼう)

伝統的な日本の食品であるごぼうは食物繊維の宝庫です。不溶性食物繊維のヘルロース、リグニン、水溶性食物繊維のイヌリンなどが豊富に含まれます。野菜の中ではトップクラスです。不溶性食物繊維は消化吸収されずに腸へ運ばれて、腸のぜん動運動を活発にする作用があるので、便秘解消には効果的です。
一方、水溶性食物繊維も便を軟らかくしたり、善玉菌の働きを促進して腸内環境を整えるため、便秘だけでなく大腸ガンの予防にも有効です。
便秘を解消することにより、余分な脂肪を体外に排出するためコレステロール値の上昇を抑制します。

ごぼう特有の歯ごたえは、水溶性食物繊維のイヌリンによるものです。イヌリンは余分なコレステロールを原料とする胆汁酸をからめとって排出する働きがあるため、血中のコレステロール値を低下させるのに効果的です。
また、イヌリンには、腎臓機能を高める働きもあり、血糖値の上昇を抑えるため糖尿病にも効果があります。

ごぼを切ると、切り口が褐色に変化しますが、これは皮付近に含まれているポリフェノールの一種、クロロゲン酸によるものです。この成分は、LDLコレステロールを酸化させる活性酸素を取り除く効果がありますので、ごぼうの表面を包丁でこそげてしまうのはよくありません。たわしで汚れを落とす程度にしたほうがよいでしょう。
あく抜きをせずに調理するのが最適です。

コレステロールを下げる食品(やまいも)

やまいもはヌルヌルした成分が特徴でこのヌルヌル成分は、コレステロール値の改善にも有効な成分です。この粘性の強い成分は、ムチンといい、やまいもに含まれるたんぱく質とマンナンと呼ばれるムコ多糖が結合してできたものになります。
ムコ多糖は、腸内で胆汁酸やコレステロールを吸着して体外に排出する水溶性食物繊維と同様な働きをします。オクラ、なめこ、さといもなどにも同じヌルヌル成分が含まれます。

やまいもは種類や地方によって呼び名があります。大別すると、棒状の長いも、扁平なイチョウイモまたは、ヤマトイモ、こぶし型をしたヤマトイモの3種類です。いずれも含まれる成分は同じですが、粘りけには差が見られます。
粘りけがもっとも強いのは、こぶし型のヤマトイモ、これよりもやや滑らかなのがイチョウイモでいずれもとろろに最適です。
長いもは、水分が多く粘りけが少なくサクサクした食感を生かしたサラダや和え物に使われます。市場で一番流通が多いのは、長いもです。ヌルヌルのムチン効果を期待するのであれば、粘りけの強いものを選ぶほうがいいでしょう。

ムチンの効能として胃粘膜を潤して胃を守る働きがあります。また、山芋には、ジアスターゼやアミラーゼといったでんぷんの分解を促進する消化酵素も豊富でいの消化力を強くしてくれます。胃の調子が優れないときには、とろろにして食べるといいでしょう。