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コレステロールを下げる食品(たまねぎ)

デトックス食品として知られているたまねぎは硫化アリルや硫化プロピルなどのイオウ化合物が生じるためです。これらのイオウ化合物は、たまねぎ独特の辛味のもとになっており、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きがあるばかりでなく、血栓の生成を抑えて血流を改善する働きがあります。硫化プロピルは血糖値を下げるのにも効果的です。糖尿病の食事療法でも用いられる定番食材です。
たまねぎのデトックス効果はこちらに詳しくあります。

硫化プロピルは熱に弱いという性質をもっていますが、切った後、15分以上おいておくと、たまねぎの中に含まれる酵素の働きによって、加熱に強い成分に変性します。
15分以上放置してから加熱された硫化プロピルは、トリスルフィド、さらにはセパエンンという物質に変わりますが、血中の中性脂肪やコレステロールを経選らす効果に変化はありません。生でも、加熱しても「よし!」のたまねぎは、コレステロール値改善の食事療法では欠かせない食品です。

また、たまねぎの皮の部分に多いケルセチンにもコレステロールの酸化に歯止めをかける働きがあります。
ケルセチンは黄色の色素をもつフラボノイドの一種で抗酸化ビタミン以上に強力に酸化を防ぎます。皮付きのママまるごと煮てケルセチンがしみ出した煮汁をスープのもとにして煮物やみそ汁などの料理に用いるとよいでしょう。
動脈硬化予防には、1日に半分程度というのが理想です。

そして、たまねぎで忘れてはいけないのは、胃、大腸、肺のガンを防ぐ強力抗がん食であるということです。最近は、日本人も消化器のガンが増えているのでコレステロールだけにすまない緊急事態でもあります。脂っぽいものを食べたとき(特に肉類や脂肪の多いもの)はたまねぎも一緒に食べるようにするといいでしょう。