- 商品名
- 乳酸菌革命プレミアム
- 会社名
- 株式会社健康いきいき倶楽部
- 表示しようとする機能性
- 本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、便通を改善する(排便回数を増やす)ことが報告されています。
- 想定する主な対象者
- おなかの調子を整えたい健康な成人(ただし、妊産婦及び授乳婦を除く。)
- 機能性関与成分名
- ビフィズス菌BB536
- 1日あたりの含有量
- 20億個
- 摂取目安量
- 2粒
- 摂取方法
- 水またはぬるま湯と一緒にお召し上がりください。
- 安全性
- ビフィズス菌は母乳栄養児から初めて分離されて以来、乳児から高齢者まで幅広い年齢層の腸内に存在し、有用菌としてヒトの健康維持に寄与していることが認められている。
ビフィズス菌BB536は1969年に健康な乳児から分離され、DNAの相同性および糖分解性状からビフィズス菌の一種であるビフィドバクテリウム ロンガムであることが確認されている。
ビフィズス菌BB536は1977年に原料供給者の森永乳業の商品であるビフィズス菌含有牛乳「森永ビヒダス」として初めて食品に利用され、1980年からはヨーグルトなどに利用され全国に販売されている。
菌末製品としては2005年からビフィズス菌カプセル「ビヒダスBB536」として、2008年からは「ビフィズス菌末BB536」として販売されている。したがって、現在までの約40年間の幅広い年齢層に摂取され安全性上の問題はみられていない。
更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められている。また、2009年にはアメリカ食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)認定を受け、食品としての安全性がアメリカにおいても認められた。上記のように、原料供給者森永乳業のこれまでの長年の食品としての食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。
●当該製品と類似する森永乳業商品に関する評価
機能性関与成分であるビフィズス菌BB536を150億個/日(2粒/日当たり)を含む類似商品の「ビヒダスBB536」が2005年から販売されており、これまで安全性上の大きな有害事象はみられていない。
また、機能性関与成分であるビフィズス菌BB536を150億(3粒あたり)含む「森永BB536」は、2014年から販売され、これまで「森永BB536」に起因する安全性上の大きな有害事象はみられていない。
上記のように、これまでの食品としての食経験及び特定保健用食品としての実績をもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。 - 機能性
- 標題:ビフィズス菌BB536摂取と排便状況および腸内環境に及ぼす影響
目的:ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討した。
背景:排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加する。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されているが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはない。レビュー対象とした研究の特性:健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探した。国内外の5つの文献データベースを検索したところ(2014年11月)、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていた。
主な結果:排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示さなかったが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示した。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つであったが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られた。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示した。
これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、便通を改善できると考えられた。
科学的根拠の質:検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験だった。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されるが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断された。
(構造化抄録)
「機能性表示食品」カテゴリーアーカイブ
糖の吸収を抑える」 アカシアの樹のポリフェノール
- 商品名
- アカポリ糖ケア
- 会社名
- 株式会社アカシアの樹(旧社名:株式会社mimozax)
- 表示しようとする機能性
- 本品にはアカシア樹皮由来プロアントシアニジンが含まれるので、血糖値が高め、あるいは血糖値が高くなりやすい方の糖の吸収を抑える機能があり、食後血糖値の上昇を穏やかにする機能があります。血糖値が気になる方、血糖値が高めの方、血糖値が高くなりやすい方に適した食品です。
- 想定する主な対象者
- 血糖値が気になる健康な日本人男女(疾病に罹患している者で、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く
- 機能性関与成分名
- アカシア樹皮由来プロアントシアニジン
- 1日あたりの含有量
- 163mg
- 摂取目安量
- 1日1回6粒
- 摂取方法
- お食事の時に1回6粒を目安に、水またはお湯などでお召し上がりください。
- 安全性
- ・当該機能性成分を含む商品は、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンを1日の目安摂取量163mgを含む商品として、2007年の発売以降およそ10万人に対してのべ131万食の販売実績があります。その間において十分な安全性が確認されています。また、摂取に起因したと考えられる健康被害はありません。
また、同量あるいはそれ以上のアカシア樹皮由来プロアントシアニジンを摂取した場合における安全性試験を実施し、下記のような結果を得ています。
健常男性成人を対象にアカシア樹皮抽出物250、500、750、1000及び1500mgの単回摂取試験、アカシア樹皮抽出物250、500、750及び1000mg/日の4週間反復摂取試験の安全性試験を実施し、安全性ならびに忍容性はきわめて高いことが分かり、報告もされています。
また、成人を対象に、アカシア樹皮抽出物を含む被験食品を1日1875mg、4週間継続して摂取する安全性試験を実施し、安全性ならびに忍容性はきわめて高いことが分かり、報告もされています。 - 機能性
- アカシアポリフェノール含有錠剤が、食後血糖値に及ぼす影響
目的
空腹時血糖値が高め、あるいは食後血糖値が高くなりやすい方が、食事とともにアカシアポリフェノール含有錠剤あるいはプラセボ錠剤(偽薬)を摂取した場合に、食後血糖値に及ぼす影響を検証することを目的としました。背景
アカシアポリフェノールがご飯やパンなどの主成分であるデンプンを分解するα-アミラーゼやグルコシダーゼという酵素、あるいは脂質を分解するリパーゼという酵素の働きを阻害する報告がされています。そこで本研究では、食事とともにアカシアポリフェノール含有錠剤を摂取させた場合の食後血糖値に及ぼす影響を評価することとしました。方法
試験デザインは、『無作為化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験』で行いました。
事前検査として40名に医師の問診および血液検査およびOGTT 75g試験(ブドウ糖の液体を75g飲んで、血糖値の変化を観察する試験)を行い、空腹時血糖値が110~125㎎/dLであった者あるいはOGTT 75g試験における2時間後の血糖値が140~199mg/dLの者を対象に、その後の試験を行いました。
13名には、検査当日、試験品(アカシアポリフェノール含有錠剤)またはプラセボ品(偽薬)を負荷食摂取5分前に摂取させた後、負荷食である米飯200gを摂取させました。摂取前(0分)、負荷食摂取後30分、60分、90分、120分に採血を行い、血糖値とインスリンの推移を測定しました。主な結果
13名にアカシアポリフェノール含有錠剤を米飯200gとともに摂取させた結果、食後60分後の血糖値において、初期値からの変化量に有意な差が認められ、さらに、IAUC(0-60分の血糖上昇曲線下面積)において有意差が認められました。
一方インスリンは、負荷食摂取後30分、60分、90分、120分において有意な変化は観察されませんでしたが、IAUC(0-60分のインスリン上昇曲線下面積)において有意差が認められました。
これらの結果から、アカシアポリフェノール含有錠剤を食事ともに摂取することで、糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を穏やかにする機能があることが認められました。科学的根拠の質
当該製品を用いた臨床試験は本試験のみであるため、ヒトにおける結果の一貫性は評価が出来ませんでした。しかしながら、試験デザインは『無作為化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験』で実施され、可能な限りバイアスを排除した試験デザインといえます。
株式会社あじかん 国産焙煎ごぼう茶ごぼうのおかげ
- 商品名
- 国産焙煎ごぼう茶ごぼうのおかげ
- 表示しようとする機能性
- 本品にはイヌリン、クロロゲン酸が含まれるので、お通じ(便量)を改善する機能があります。
- 想定する主な対象者
- お通じが気になる健常者
- 機能性関与成分名
- イヌリン、クロロゲン酸
- 1日あたりの含有量
- 100㎎、1㎎
- 摂取目安量
- 1包(2g)
- 摂取方法
- やかんなどに約1~1.2Lの水と本品1包を入れ、沸騰後3分間ほど煮出してお使いください。(水出しの場合は、同様に水に本品を1包入れ、冷蔵庫で1時間程度冷やしてお使い下さい。)
- 安全性
- 【喫食実績による食経験の評価 】
本品は、日本では日常的に食されている「ごぼう」を原材料としたお茶です。本品のティーバッグ(1包:2g)を水で沸騰させて煮出したお茶を、1日に数回に分けて摂取します。このお茶には、機能性関与成分であるイヌリンとクロロゲン酸が含まれます。本品は2011年に販売を開始し、2017年7月の時点で、日本全国で約81万個の販売実績があります。また、この販売期間中に、重篤な健康被害の報告等はありませんでした。
こうした実績から、本品は、適切にお飲みいただく場合、安全性に問題はありません。 - 機能性
- 【便通】
標題
便秘気味な健常日本人に対する、イヌリンとクロロゲン酸を含むごぼう茶の便通改善効果目的
便秘気味だが健常な日本人に対して、イヌリンとクロロゲン酸を含むお茶を摂取させると、プラセボ品の摂取に比べて、便通改善の効果がある事を検討しました。背景
ごぼうは食物繊維が豊富で、おなかの調子を整える食材として古くから知られており、便通改善を望む人は積極的に食べる食材の一つです。しかし、食べるにあたって下処理の煩雑さや、独特な風味を好まない者もいるなどの問題があります。これらの問題を改善して、毎日手軽にごぼうを摂取できるようにしたものがごぼう茶です。
そこで我々は、ごぼう茶の便通改善効果について、臨床試験を行い、検討することとしました。方法
30-59歳の便秘気味な日本人男女を二つのグループに分け、プラセボ対照ダブルブラインドクロスオーバー試験を行いました。介入品は、1包(2g)のティーバッグを1Lの水で3分沸騰させて煮出したごぼう茶【イヌリン100㎎、クロロゲン酸1㎎含有】、プラセボ品は、イヌリン、クロロゲン酸を含まないごぼう茶を、朝昼夕と1日3回に分け、2週間の継続摂取を行いました。主な結果
被験者を二つのグループ(A群:13名、B群:11名)に分けて試験を行ったところ、介入品を摂取したがグループでは、プラセボ品摂取と比べて、便の量が有意に増加しました。また、介入品が原因と思われる有害事象は報告されなかったことから、介入品の安全性が示唆されました。科学的根拠の質
本研究は、UMIN-CTRに登録を行い、研究精度の高いと言われるプラセボ対照ダブルブラインドクロスオーバー試験を採用していることで、十分な妥当性、信頼性を得られています。そのため、便通改善効果は評価に値すると判断しました。ただし、便通についてはプラシーボ効果の影響や、主観的判断による部分も多いため、今後、便通の状態を詳細に確認するためには、客観的なスケールの導入と排便後の主観を調査する適切なアンケートなどを併用して調査することが望ましいと思われれます。(構造化抄録)
ナグモクリニック南雲先生監修 あじかん 焙煎ごぼう茶 「ごぼうのおかげ」についての詳細はこちら。
北の達人コーポレーション 日本で一番売れているオリゴ糖「カイテキオリゴ」
- 商品名
- カイテキオリゴ
- 表示しようとする機能性
- ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリンが含まれているので、便秘傾向者の便通を改善する(排便量・排便回数を増やす)機能があります。
- 想定する主な対象者
- 便秘傾向の健常成人(妊産婦、未成年、疾病に罹患しているものを除く)
- 機能性関与成分名
- ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリン
- 1日あたりの含有量
- ラフィノース:1.87g、ラクチュロース: 0.82g、 フラクトオリゴ糖: 0.09g、イソマルトオリゴ糖: 0.04g 、α-シクロデキストリン: 0.54g
- 摂取目安量
- 1日5g(付属のスプーンすりきり1杯)を目安に、水またはぬるま湯などと一緒にお召し上がりください。※摂取の方法と併せて記載をしております。
- 摂取方法
- 1日5g(付属のスプーンすりきり1杯)を目安に、水またはぬるま湯などと一緒にお召し上がりください。
※一日摂取目安量と併せて記載をしております。 - 安全性
- 【喫食経験】
本品「カイテキオリゴ」は2016年7月29日より日本全国で販売しており、累計961,624個(2019年3月27日時点)の販売実績がある。本品に起因すると思われる重篤な健康被害情報は無い。喫食実績より、安全性に問題はないが、念のため安全性試験についての既存情報の調査を行った。
【安全性試験】
本品の機能性関与成分のうち、特定保健用食品の関与成分として安全性審査が実施されている成分(ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖)に関しては、安全性は問題無いと判断した。
ラフィノース、α-シクロデキストリンについては、「素材情報データベース」及び論文検索を実施し、摂取による悪影響の報告がないため、安全性は問題無いと判断した。
<糖類の過剰摂取について>
本品の糖質は、一日摂取目安量5gあたり1.94gである。本品の糖質が全て糖類と仮定した場合でも、日本人の食事摂取基準から換算したWHOガイドライン推奨(一日の総摂取エネルギー量の5%未満の糖類量)の約5.7~7.8%にしかならず、糖類の過剰摂取に繋がらないと判断した。
【医薬品との相互作用】
既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。
【機能性関与成分同士の相互作用】
本品に含まれる機能性関与成分同士の相互作用についての報告事例はなく、重篤な健康被害情報も見当たらない。
【結論】
上記により、本品を適切に摂取する上では安全性は問題無いと判断した。 - 機能性
- 【標題】
オリゴ糖粉末の摂取による便通改善の評価【目的】
便秘傾向のある成人健常者に、機能性関与成分ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリン(以下、本機能性関与成分)を含む食品(以下、本品)を摂取させることが、本機能性関与成分を含まない食品(以下、プラセボ品)を摂取した場合と比較して、便秘傾向者の便通の改善に役立つかどうかを確認することです。【背景】
オリゴ糖は様々な食品に応用され、整腸作用を有することが報告されています。そこで、本研究では、本機能性関与成分を含む本品の摂取が、便通に及ぼす影響を評価することとしました。【方法】
排便回数が1 週間当たり3 回以上5 回以下の健常な便秘傾向者の成人58名を対象に、臨床試験を実施しました。試験実施期間は、前観察期間(1 週間)、第1摂取期間(2 週間)、休止期間(2 週間)、第2 摂取期間(2 週間)の合計7 週間としました。対象者を無作為に2 群に割り付け、第Ⅰ群には、第1 摂取期間に本品を、第2 摂取期間にプラセボ品を摂取させました。第Ⅱ群には、第1 摂取期間にプラセボ品を、第2 摂取期間に本品を摂取させました。なお、試験食品は1日1回1包を朝食後に水とともに摂取させ、試験期間中の排便回数、排便量を評価しました。【主な結果】
本試験は脱落者はおらず、全員が最後まで摂取を継続しました。最終解析対象者は、休止期間後の摂取前観察時における週の排便回数3~5回に該当する22 名としました。その結果、本品摂取時は、プラセボ品摂取時と比較して、排便回数及び排便量が有意に増加しました。【科学的根拠の質】
この試験は、信頼性が高いとされる二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験で行い、結果は査読付きの学術専門誌に掲載されています。したがって、本品の機能性は適切に評価されていると考えられます。
スムーズな排便のための「カイテキオリゴ」頑固な便秘に悩む方のためのオリゴ糖についての詳細はこちら。
フジッコ株式会社の善玉菌のチカラ
- 商品名
- 善玉菌のチカラ
- 表示しようとする機能性
- お腹の調子を整える 独自の生きた乳酸菌クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)が含まれます。クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)は、お通じを改善します。
- 想定する主な対象者
- 便通・お通じを改善したい方。
- 機能性関与成分名
- 乳酸菌、クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)
- 1日あたりの含有量
- 1000万個(生菌として)
- 摂取目安量
- 1日1粒を目安に、水またはぬるま湯などと一緒にお召しあがりください。
- 摂取方法
- 1日1粒を目安に、水またはぬるま湯などと一緒にお召しあがりください。
- 安全性
- 2007年4月より販売開始し、約10年間で370万袋の出荷実績がある(2007年4月~2017年5月実績)。購入者層は、60~80代の男女が中心となっているが、40~50代も徐々に増えつつある。本品による健康被害情報については、現在に至るまで報告されておらず、現在も販売を続けている。
【既存情報による評価】
本品の機能性関与成分であるクレモリス菌FC株を使用した発酵乳を被験者に1ヶ月間摂取させる試験が実施されており、発酵乳中には、1日摂取量150gあたり2.3×1011個以上含まれていたが、被験者に臨床上問題とされるような変化や症状は認められなかった。本品の1日摂取目安量に含まれるクレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)は1.0×107個以上であることから、本品に含まれる量のクレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)摂取量は安全性に問題が無いと考えられる。 - 機能性
- ア)標題
クレモリス菌FC株菌(L. lactis subsp. cremoris FC)末含有食品の摂取による整腸効果について
イ)目的
便秘傾向のある健常な日本人を対象に、クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)菌末含有食品を継続的に摂取することにより、クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)を摂取しない場合(プラセボ)と比較して、便通が改善するかどうかの検証を目的とした。
ウ)背景
便秘は慢性化すると、腹部の張りや痛みを感じたり、便秘薬の使用による下痢などの副作用に悩まされたりと、生活の質(QOL)の低下につながる大きな問題である。クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)は、生きたまま腸内にまで到達することが報告されており、これを含む発酵乳の摂取による整腸効果も報告されているが、乾燥菌体粉末(菌末)の形態で摂取した場合の整腸効果は明らかにされていなかった。そこで、本研究では、クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)菌末含有食品の継続的な摂取による整腸効果を検証した。
エ)方法
30~60歳の便秘傾向のある健常な日本人男女を対象とし、クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)を1×107個(生菌数)含むカプセル剤(以下、本品という)と、クレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)を含まない対照食品(プラセボ)をそれぞれ2週間摂取させ、排便状況の観察および糞便検査を実施した。本試験は、研究の精度が高いとされるプラセボ対照ランダム化二重盲検クロスオーバー法により行った。
オ)主な結果
本品の摂取により、プラセボと比較して排便日数・回数の有意な増加が確認された。また、糞便中の水分が増加し、その変化率がプラセボと比較して有意に高値を示し、糞便を適度な硬さにするために役立つことも示唆された。これらの結果から、本品の摂取によって、お通じが改善されることが明らかとなった。また試験中、本品の摂取による有害事象は認められなかったため、安全性に問題がないことが確認された。
カ)科学的根拠の質
本研究は、妥当性や信頼性が十分に得られるように、事前にUMIN-CTRに実験計画を登録した上で実施した。また、研究の精度が高いとされる、プラセボ対照ランダム化二重盲検クロスオーバー法により試験を行った。したがって本研究により示されたクレモリス菌FC株(L. lactis subsp. cremoris FC)の整腸効果は評価に値すると判断できる。
フジッコ株式会社の善玉菌のチカラについての詳細はこちら。
株式会社ソシア 一目瞭然W(ダブル)
- 商品名
- 一目瞭然W(ダブル)
- 会社名
- 株式会社ソシア
- 表示しようとする機能性
- 本品にはルテインが含まれます。ルテインは網膜の黄斑色素を増やしてコントラスト感度(はっきり、くっきりと見えているかの目の視認性の指標)を改善することで目の調子を整えることと、ブルーライトなどの光の刺激から目を守る機能があることが報告されています。
- 想定する主な対象者
- 成人健常者
- 機能性関与成分名
- ルテイン
- 1日あたりの含有量
- 20mg
- 摂取目安量
- 1日2粒
- 機能性
- 1.光の刺激から目を守る機能(黄斑色素光学密度)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取による黄斑色素光学密度(MPOD)に対する機能性に関する研究レビュー【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合に網膜の黄斑色素を増やす効果があるかについて、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。【背景】
ルテインは黄斑を中心とする目の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから目を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が目の健康維持を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月2日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、日本人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度あるいは黄斑の色素量を測定している9件の質の高い臨床試験(機能性関与成分を含む食品と含まない類似食品を比較するための試験で、どちらの食品を摂取するのかは被験者と試験を実施する側の双方に知らされない状態で試験が行われ、どの食品を摂取するかは第三者により無作為に振り分けられた試験、RCT)を評価の対象とした。【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、ルテインの血中濃度が上昇し、網膜にある黄斑の色素量も増加することが明らかとなった。また、視覚の中核を担う黄斑や網膜に蓄積したルテインはブルーライトなどの光の刺激から網膜を守ることが強く示唆されている。なお、ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、ルテインは人の体内で生合成されず、食物等から摂取したルテインが生体内に吸収され、血液中から網膜部分にルテインが移行するメカニズムはほぼ解明されている。以上のことから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。一方で、ルテインは緑黄色野菜などに含まれている成分であるため、ルテインを含む食品を十分量摂取している場合は、同様な効果は得られない場合が想定される。2.黄斑色素を増やしてコントラスト感度(はっきり、くっきりと見えているかの目の視認性の指標)を改善することで視認機能を整える機能(コントラスト感度およびグレア感度)
【標題】
マリーゴールド色素由来の機能性関与成分ルテイン摂取によるコントラスト感度およびグレア感度に対する機能性に関する研究レビュー【目的】
成年健常人がルテインを摂取した場合にコントラスト感度およびグレア感度を改善する効果があるか、網羅的に文献調査を行い検証することを目的とした。【背景】
ルテインは黄斑を中心とする目の網膜に蓄積し、ブルーライトなどから目を守る光フィルターあるいは抗酸化物質として期待され、広く利用されてきた。しかしながら、成年健常人が視機能の維持や改善を目的としてルテインを摂取することに対して正確な検証はなされていなかった。【レビュー対象とした研究の特性】
2016年2月3日に2015年12月までに報告された論文から抽出した、アジア人を含む18-70才の健常人男女を対象としたルテインを摂取し、ルテインの血中濃度およびコントラスト感度を測定している3件の質の高い臨床試験を評価の対象とした。【主な結果】
成年健常人がルテインを摂取することにより、コントラスト感度が改善することが明らかとなった。コントラスト感度は色の濃淡を判別する力であり、コントラスト感度が低下して色の濃淡が分かりにくくなると視覚の対象物がはっきりと見えなかったり、くっきりと見えにくく感じることがある。ルテインの摂取が原因と考えられる重篤な副作用の報告は見当たらなかった。【科学的根拠の質】
評価の対象は比較的質の高い臨床試験であり、摂取した機能性関与成分の同等性についても厳密に考慮していることから科学的根拠の質は高いと考えられる。また、食物等から摂取したルテインが網膜部分に移行してコントラスト感度を改善するメカニズムは文献で示されていることから、本レビューの結果が覆るような新たな知見が報告される可能性は低いと考えられる。一方で、ルテインは緑黄色野菜などに含まれている成分であるため、ルテインを含む食品を十分量摂取している場合は、同様な効果は得られない場合が想定される。