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健康と病気のちょうどその境目について考える

健康とは?病気とは?

現代医療は、ずっと医者にかかり続けなくても治ってしまう、あるいは医者にかかる必要もない、そんな分類の方が、残念ながら数多く病院に押しかけ、いわゆるおいしい患者さんになっているのが現状です。

それでは、そんな分類の方たちが、経営のための医療につきあわなくてもいいようにするには、どうしたらよいのでしょうか。

もちろん自ら治癒する術を知り、それをしっかりと身につければいいのですが、まずその前に、健康と病気との境界をしっかりと把握しておくことが大切だと思います。そもそも健康とはどういう状態を指し、病気はどんな状態を指すのでしょうか?

「健康」「病気」、いずれもみなさんが会話で頻繁に使う、非常になじみのある言葉ではありますが、それだけに意味を聞かれると「?」となってしまうのはどうしてでしょうか?現場で働く医者に訊いても、おそらく的確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。

ちなみに、みなさんもよくご存じのWHO(世界保健機関)の定義では、「健康とは、完全な肉体的、精神的および社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」となっています。

しかし、言葉が抽象的でイマイチわかったようなわからないよう、そんな印象を受けます。

そんな定義はさておき、健康な状態をひらたい言葉で具体的に述べてみれば、「朝の寝覚めがよく、体に痛みや違和感もなく、食事をおいしく摂ることができ、排泄もスムーズで、仕事や勉学への意欲があって、不自由なく活動ができ、人に思いやりを持つことができ、そして夜には穏やかに眠りにつける」ということになるかと思います。

ただ、私たちが日常生活で求められる健康な状態というのは、必ずしも完全無比で、完壁な不動の状態を指すのではないことを、おさえておかなくてはなりません。1つの例です。

私たちの体の中では、毎日がん細胞が発生しているといわれています。しかし私たちは、がん患者ではありません。それはなぜでしょうか。それは発生したがん細胞が、うまく成長することができないからです。つまりがん抑制遺伝子が働いて、正常な細胞にひき戻されるか、そうでなければリンパ球やマクロファージによって、ことごとく処理されてしまうからなのです。そのおかげで、私たちはがん患者になることなく、ことなきを得ているわけなのです。

生体というのは、物質の出入りのない固定した塊ではありません。私たちの体を構成している細胞も原子も分子も、見かけは変わらないようですが、実は常に入れ替わっているのです。

今から1年経っても、私たちの姿形はあまり変わることはないでしょいなう。

私たちの1年前の細胞は、神経細胞などごく一部を除き、もちろん二の腕のだぶつきやおなかのでっばりの原因となっている脂肪細胞も含めて、すべて入れ替わっています。原子や分子レベルの話になれば、完壁にすべてが入れ替わっています。
l年前の私を形作っていた細胞、原子、分子は、今はまったく存在しないのです。常に古い細胞が死んで、新しい細胞が生まれながら、全体としては何も変化していないように見えるだけなのです。

これを恒常性(ホメオスターシス)が保たれていると言います。そしてこの恒常性、あるいは健全性を保とうとする力を「自己治描癒力」と呼んでいるのです。

この「恒常性」は、生物を無生物と区別する1つの大きな特徴でもあります。言い換えれば、「生物(生A叩) は、物質の出入りも何もない固定した存在ではなく、絶え間なく物質が出入りしているという動的な平衡を保った存在」であるという定義も成り立ちます。

つまり生命は、常に細胞(分子や原子も)が入れ替わりながらも、恒常性を保っている不思議な存在なのです。しかも、この恒常性は、実は姿形だけの話ではありません。みなさんの生命維持に直接かかわってくる「機能」においても、恒常性(健全性)を保とうとしています。

たとえば体温がその典型です。夏の暑い日であろうが、冬の寒い日であろうが、私たちの体温はほぼ一定の36.5度に保たれます。それはその温度が生体の運営に最も適した温度だからなのです。そしてこの恒常性が健全に保たれている快適な状態を「健康」と言い換えることができると思います。
いっぼう、「病気(疾病)」というのは恒常性が崩れてしまって、元に戻らなくなっているか、あるいは元に戻りづらくなつた状態だと考えると、わかりやすいと思います。

「末病」を治せば「病気」にならない!

健康に戻るか、病に陥るかの分岐点での対処の仕方が大切です。その分岐点は、中国の伝統医学である「中医」の「未病」というキーワードを理解すれば、わかると思います。

「未病」とは、恒常性が崩れかけていて、そのままほうっておけば完全に崩淵れてしまうような危うい状態を指します。

「未病」を軸に、体の状態を要約してみますと、次のようになります。

  • 状態1 恒常性が健全に保たれている状態(健康)
  • 状態2 恒常性が崩れかけている状態(末病)
  • 状態3 恒常性が崩れ、そのままでは元に戻らなくなっていて、悪化している状態(病気)

ただ、それぞれの間に明確な境界があるわけではなく、連続的に移行しているのが実態です。

中医で「未病」と診断されるのは、検査で明らかな異常がなく、明らかな症状もないが、少し調子の悪い状態で、病気になる前段階の心身の微妙な変化を挿します。この大事な変わり目を早急にとらえ、速やかに改善を図れば未然に発病を阻止することができるのです。つまり病気になることを防ぐことができるのです。

中国には「上工治未病」(上工は未病を治す)という古い言葉があります。「上工」とは本物の医者のことで、本物の医者は発病してからでなく未病の段階で異常を察知し、速やかに対処するものだという意味で、言い得て妙だと思います。

一方、西洋医学では、未病を見過ごし、発病してはじめて治療に取り掛かります。すなわち、検査で異常が発見されるか、明らかな症状が出るようになるまでは病気とは見なしません。治療の対象にもなりません。病気だという明らかな証拠を示さなければ、医者は動いてやらないということなのでしょう。

たとえてみますと、西洋医学は火事が発生してから対処しようという考えです。

その点、中医は火事になってから対処しようというのではなく、火事になりそうな危険な場所をあらかじめ点検したり、燃えそうな建材はあらかじめめ不燃材に交換したりしておこうという考えなのです。Jもちろんいったん火事になってしまえば、とりあえず燃え盛る火の勢いを抑えなくてはいけませんので、西洋医学も必要です。

しかし、それだけでなく火事の防止を考えたり、再発を防いだりすることも非常に大切な考えだと思います。

例えば、がんの場合、いったん発病してしまいますと、治療に多大なエネルギーを要するようになります。したがって、西洋医学のように発病するまで待っていて、発病したら対処しようという考えはあまり得策とは言えません。
中医のように、未病の段階で、微細な異常を的確に察知し、自己治癒力を高めて早く対処しておこうという考えが重要です。「待つ」のが西洋医学とすれば、重篤な病には悠長すぎる考えと言えます。それに対し、事前に対処する中医は「攻め」の考え方と言えるのではないでしょうか。

「中医」の考えは自己治癒力を高めること

「中医」の考えは自己治癒力を高めることで、病気や「未病」を治そうというもので、非常に理にかなった考えです。したがってうまく「中医」を取り入れることは、私たち日本人にとっても有用だと思いますし、むしろ取り入れない手はないと思うくらいです。

ちなみに「中医」と「漢方」とがまったく異なるという事実を、ご存じの方は少ないのではないでしょうか。江戸時代の末期に蘭方医学(近代西洋医学)が日本に導入された際に、それ以前からあったもともとの医学を「漢方(元をたどれば中国から伝わったものだから)」と称したのが、「漢方」という名のはじまりです。ですから、漢方とは日本の伝統医学を、「中医」とは中国の伝統医学を意味するのです。西洋医学は、特に20世紀にはすばらしい進展を見せました。

抗生物質が発見され、有効なワクチンが次々と開発され、生命を脅かす感染症は激減しました。一方、食をはじめとした生活習慣や生活環境が急速に様変わりガン、心疾患、脳血管疾患、アレルギー疾患、メタポリックシンドローム、膠原病などの慢性疾患が急増しました。

これらの慢性疾患は、西洋医学的な治療法だけでは限界があり、根本治癒も困難です。根本治癒にはどうしても、生活習慣などを是正し、自己治癒力を高めることが不可欠となりますので、心と体を一体としてとらえ、体全体のバランスとリズムを取り戻すことで病を癒すという、心身一如の思想に立脚した東洋医学、特に「中医」の考え方が必須となります。

さらに「中医」には「気」という生命エネルギーの概念も古くからあり、生命を単なる機械、臓器を部品と見なす西洋医学(近代医学)の立場とは異なり、全人的な視野に立って医療を施すところに特長があります。

日本の医療の中に「中医」の考え方を浸透させることが、大きく治癒率を向上させ、患者さんの信頼を取り戻す大きな原動力になりうるはずですし、そうすることが義務ではないかとさえ私は思っています。少なくとも数千年かけて積み上げられてきた先輩医師たちの英知を無視することは、多大な損失だと思いますし、患者さんへの人権侵害だと思います。

最近中国では、西洋医学と中医のいいところをうまく組み合わせた手法を中西医結合医療と呼び、がん治療など慢性疾患の治療の主流になってきています。西洋医学で初期治療を行ない、そのあと中医を用いて養生をしていくという非常に賢明な考え方なのです。ぜひお隣の国のすばらしい英知を、日本にも取り入れるべきだと考え、個人的に学んでいるところです。日本でも、もっともっとポピュラーになればと考えています。

ちなみにがん治療の場合、西洋医学が主流の日本では、手術や抗がん剤治療などの初期治療のあとは、基本的に放置するのみです。生活指導ももちろん、中医を奨めることもありません。ただただ再発・転移を待つのみです。そのためでしょうか、実際に半数の人が再発・転移で亡くなります。積極的に再発・転移を抑えていれば、結果は大きく異なるはずだと思うのですが、いまだに西洋医学一辺倒なのが、日本の悲しいがん医療の現状です。

分かれ道は、健康と病気の境日

では中医のキーワードである「未病」をポイントに、典型的な糖尿病の経過を例にして、健康と病気の境目を述べてみましょう。
みなさんの中にも、きっと甘いものには日がないという方が大勢いらっしゃると思います。その甘党のみなさんが、甘いおまんじゆうを一気にたくさん食べたとしても、あるいはコーラ1リットルを一気に飲み干したとしても、血糖値は一時的にはかなり高くなりますが、数時間以内には、元の値に戻ります。

それは、膵臓のβ 細胞が分泌するインスリンというホルモンの働きによって、血糖値がうまくコントロールされるからです。要は体の中で、恒常性を保つ機能が健全に働いているからだと言えます。これは「青信号」と言えます。

しかし、その後、みなさんが忙しさにかまけて運動をあまりしなくなったり、過度にストレスのある生活が続いたりすると、どうなるでしょうか。内臓脂肪が多くなると、だんだんと恒常性を保つ能力である「自己治癒力」が小さくなり、血糖値がなかなか元に戻らない状態になります。この、恒常性を保つ能力が小さくなった状態、あるいは元に戻る力が低下した状態を、「未病」と言います状態は。「黄信号」です。

この状態は、実は非常に大切な時期なのです。まさに運命の分岐点とも言うべき時期です。しかし、みなさんも、そして残念ながら医者も、それほどこの分岐点を注目していません。

さて、のこの時点で、みなさんが健康診断を受けると、おそらく空腹時の血糖値126 mg/dl 以上でしょう。是非はともかく、現在の基準値では125 mg/dlまでが正常、126 mg/dlからは異常とされているため、はれて「糖尿病」というお墨付きをいただくことになります。堂々と血糖降下剤といわれる謎の薬の処方がいただけるようになるのです。そして、ちゃんと薬をのまないと「目が見えなくなってしまう」「腎不全になって透析を受けないといけない状態になってしまう」「足の先がなくなってしまう」と散々脅されJることになります。

みなさんは不安になって、薬局へ急いで駆け込むことになり、素直に血糖降下剤をのみはじめることになります。そこから道は、大きく2つに分かれます。まさに分岐点です。

1つ日は、あまり事態を深く考えずに、素直に薬をのみ続ける道です。非常に楽な選択のように見えます。なぜなら、薬をのむだけで済むわけですから。薬をのむと最初のうちは容易に血糖値が下がりますので、みなさんは治ったのではないかと錯覚してしまいます。ついつい油断して、食生活の是正や運動習慣の取り入れなどの話は、完全に忘却のかなたにいってしまいます。つまり薬さえのんでいれば、節制などくそ食らえという、大きな気持ちにとらわれてしまうのです。

薬を素直にのんでも、それは対症治療にすぎません。膵臓β 細胞からのインスリンが増量するわけではありません。むしろ逆でインスリン量は減量していきます。血糖降下剤を服用することによって、治る方向とはまったく正反対の方向に進んでしまうのです。

それはどうしてかと言いますと、血糖降下剤を服用することによって、インスリンを分泌するβ 細胞はいよいよ仕事をサボるようになっていくからです。賢明な私たちの体は、合理的に物事を判断しますので、きっとこう考えるはずです。

血糖降下剤がちゃんと血糖値を下げてくれるのだから、何も自分たちが一生懸命努力して元のように仕事をしなくてもいいのではないかと。確かにそれは合理的です。しかし、物事はそう甘くは続かないのです。本来ならば運動や食習慣の是正、ストレス対処などをうまくやりこなすことで自己治癒力を高め、インスリンの分泌能、もしくはインスリンの感受性を改善させなければいけないところを、まったく逆のことをやっているわけです。
いくら薬をのみ続けても、治るどころかどんどん悪くなるのが道理です。やがては血糖降下剤もあまり効かなくなり、合併症も出てきて、遅かれ7早かれインスリンの注射を受け続けることになります。そしてついには、目が見えなくなったり、腎不全になって透析をしなくてはいけなくなったり、足を切断しなくてはならなくなったりと、坂道を転げ落ちていくような悲惨な状況になってしまいます。

つまり、赤信号状態に進むのです。さて、分岐点で2つ目の道を選択するとどうなるでしょうか。つまり、安易に医者に頼る前に、まず自己治癒力を高めることをいつも意識して、今までの生活習慣をうまく変えていくことに努めるのです。

少し時間はかかるかもしれませんが、確実に、いずれ「状態1」に戻るでしょう。これは決して医者に行くなというのではなく、医者に頼る前に「未病」であるかを自ら確認し、仮にそうであれば、努力をして生活習慣や考え方を是正してみることが非常に大切だということなのです。

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アレルギー、膠原病の症状をフコイダンで抑える

低分子モズクエキスフコイダンはIgEとヒスタミン遊離を抑える

花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、IgE(免疫グロブリンE)によって引き起こされると考えられています。IgEが大量につ作られることで花粉やホコリ、ダニの死骸など、本来は無害なものを抗原と見なして過敏に反応するようになることから発症するのです。

最近の免疫学の研究から、免疫系の2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)が異常に反応し、インターロイキンという物質を出してB細胞に指令することでIgEが過剰に産生されることがわかってきました。

フコイダンの免疫系に対する研究では、フコイダンがインターロイキン2と特異的に結びつき、T細胞の活性を抑制することからT細胞に依存しているB細胞の増殖や分化を抑制することが整冒れています。

つまり、B細胞の増殖や分化が抑制されれば、IgEが過剰に作られることはなくなるというわけです。フコイダンとアレルギーの関係では、フコイダンやフコイダン棟多糖体が、IgE抗体やヒスタミン遊離に及ぼす影響の研究が行われています。

膠原病(自己免疫疾患)は、それを根本的に治療することはなかなか困難な疾患です。通常はステロイドホルモンや免疫抑制剤を投与して症状を抑える治療法がとられています。
しかし、一時的に症状を抑えることはできても、それによる完治はいまのところ望めないというのが現状です。

膠原病はⅠ型ヘルパーT細胞(Thl)の反応の異常から起こると、最近の免疫学では考えられるようになってきました。ヘルパーT細胞にはThlとTh2があり、そのバランスが崩れることから起こると考えられているのです。

ThlとTh2は、NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞) によってバランスが整えられています。そしてNKT細胞の働きは、樹状細胞によって支えられています。

ThlとTh2のバランスを、その人本来の正しいバランスになるようにすれば、治癒に導けると考えて、現代西洋医学だけに頼らない治療方法を模索している臨床医も増えはじめています。いま、低分子モズクエキスフコイダンによって、膠原病が改善する例が報告されるようになっています。そのメカニズムの解明に期待がかかります。

現在、明らかにされているフコイダンの生理作用の研究成果には以下のようなものがあります。

  • 抗腫瘍・抗がん作用
  • 抗血液固作用
  • 血清脂質改善作用
  • 中性脂肪低下作用
  • 抗アレルギー作用
  • 抗炎症作用
  • 免疫バランスを整える
  • 抗ピロキン・抗腫瘍・胃不快感改善作用
  • 育毛作用
  • 保湿作用