私の 体験談 血圧が 下がる 20 mmHg もさがり、動悸もなくなくなりました。これは酢のおかげです。
私は、自宅の近くの会社で事務の仕事をしています。今までこれといった病気はしたことがなく、それなりに健康に過ごしていました。
血圧が 下がる
ちょうど1年前くらいのことです。仕事から帰る途中、急に苦しくなり、激しい動悸がしました。その時は会社の決算の時期で忙しかったので、「ちょっと疲れすぎたかな」と気にもとめませんでした。
ところが、それ以後、頻繁に動悸や息ぎれをするようになったのです。更年期障害でもはじまったのかと思い、夫のすすめもあって、とにかく病院に行ってみました。
ここ何十年も病院のお世話になったことがない私は、いろいろ検査を受けているうちに、だんだん不安になってきました。結果は、血圧が高くなっているということでした。上が160 mmHG で正常値を大幅に超えていたのです。血圧降下剤をもらいましたが、あまり薬に頼るのはよくないと思い、塩分や油分の少ない食事をとるよう心がけることにしました。
自分1人ならともかく、夫や息子の食事と別のものばかりを作って食べるのも難しく、結局血圧はなかなかさがりませんでした。動悸はときどき起こり、どうにかならないものかと悩んでいた時、会社の人からお酢の話を聞きました。
毎日食後にお酢を飲んでいたら、200mmHG近くあった血圧がさがったというのです。私はこれは、と思い、さっそくその日からお酢を飲むようになりました。
毎食後にコップに4 分の1くらい、お昼は会社にお弁当をもって行っていたので、飲むことはできませんでしたが、おかずにキャベツやキュウリの酢漬けを作って必ず入れるようにしました。それから2ヶ月ほどして血圧を計ってみたら、なんと135 mmHG にさがっていたのです。考えてみれば、お酢を飲むようになってからというもの、動悸もしなくなったように思います。
お酢の降圧効果はこちらです。
おかげで現在、血圧はまったく正常。私の調子がよくなったのを見て、夫も今では一緒に飲むようになり、夫婦ともども健康そのもので毎日を送っております。
酢の血圧を下げる作用
お酢には血圧を下げる作用があることが研究で示されています。この作用には、主に酢酸が関わっています。
酢の血圧降下作用のメカニズム
- 血管拡張作用:
- お酢の主成分である酢酸が、血管を広げる働きを持つアデノシンという物質に働きかけることで、血圧の上昇を抑える効果が期待できます。
- また、酢酸が血管の細胞に作用し、一酸化窒素(NO)の産生を活性化させ、NOが全身の血管を拡張させて血圧を下げるというメカニズムも考えられています。
- 減塩効果:
- お酢の酸味は料理の味のアクセントになるため、調味の際に塩(ナトリウム)の使用量を減らす効果が期待できます。塩分の過剰摂取は血圧を上昇させる主な原因の一つであるため、お酢を活用して上手に減塩することは、高血圧予防に非常に効果的です。
摂取に関する知見
- 血圧が高めの人に対して、毎日継続的にお酢を摂取することで、最高血圧・最低血圧ともに低下したという調査結果があります。
- この降圧効果は主に酢酸によるもので、食酢の種類を問わず一定の効果が期待できます。
- 血圧が正常な人の場合、血圧の有意な低下はみられないことが多いようです。
- 効果を持続させるためには、継続して摂取することが重要とされています。
一般的に、一日に大さじ1杯程度(酢酸として約750mg)の継続的な摂取が、血圧コントロールに役立つ可能性が報告されています。

