腎臓の働きを強化する

腎臓病の基礎知識

私たちの体の中で絶えず大量の血液が流れ込み、その浄化作用をするのが腎臓です。つまり、血液中から老廃物を取り出し、尿として排泄します。また、血圧を調節するホルモンや、骨を丈夫にする働きをもつビタミンDを作りだす働きもしています。

病気としては、急性あるいは慢性の腎炎、ネフローゼ、腎盂炎、腎臓結石、腎臓結核、腎臓ガンなどがあります。腎炎の原因のほとんどは、カゼ(特に扁桃炎) とみられます。
尿の出が急に少なくなり、体がむくんだり、血尿が出たりします。

ネフローゼというのは、腎炎とともに起こることが多く、相当にひどいむくみが全身に広がるのが特色です。腎盂炎は、大腸菌やブドウ球菌など、細菌感染によるもので、発熱して寒気におそわれます。妊娠や出産時の女性に比較的多い病気で、尿が近くなり、尿をする時に痛みがあったり、尿に膿が混じって濁ります。

腎臓結石は、血液中のカルシウム、石灰、マグネシウムなどが石のように固まってできるもので、尿の通り路を妨げるのです。激痛が数分から数十分つづき、結石が出ない限り再発をくり返すことになります。

腎臓病とお酢

お酢に利尿作用があるということから、「それなら腎臓病によいのではないか」と考えがおよぶ方は少なくないはずです。
腎臓というのは、血液中の不要な物質をざっとあらごしして、その中で再利用できる物質を再吸収したあと、さらに不要なものを体外に排泄する働きをしています。ですから、腎臓が病気になると、必要な物質を再吸収することができなくなるばかりでなく、不要な物質を体外に排泄することもできなくなってしまいます。

人体を地球にたとえると、森林や河川に相当する働きをしていることになります。つまり現在、地球環境問題がクローズアップされているのとほとんど同じ意味で、有害物質を流しつづけていると、ついには自浄作用のキャパシティーを超えてしまうのです。

腎臓障害の原因として、極端なものとしては水銀、鉛などの重金属中毒がありますが、そのほか日常的な有害食品(添加物、農薬など)の蓄積、疲労やストレス、塩分のとりすぎ、酒、タバコなどいろいろとあります。もちろん、腎臓障害の症状が出たら、こうした原因を極力排除するようにしなければなりませんが、一度病気が発生すると、それだけではなかなか治りません。

ひどくなったら医者に行くのは当然としても、自分にできることといえば、やはり、お酢を食事に多く取り入れることでしょう。お酢は、尿の量を増すことによって、体内の有害物質を洗い流すばかりではありません。腎臓病の1つである腎炎などでは、タンパク尿、血尿などで血液中のタンパク質が減少しますが、お酢は血液中のタンパク質の量を増やし、腎臓の弱っている組織を修復させる力ももっています。そのほか、野菜類などに多く含まれるシュウ酸と体内のカルシウムとが結合してできるシュウ酸カルシウム(腎臓結石の原因となる)を体外に排泄する働きもします。

活用法

料理は苦手、あれこれ考えるのは面倒、という人には、酢漬けをおすすめします。大豆、ピーナッツ、卵、ニンニク、しいたけ、ラッキョウ、煮干し、シソの葉…と、さまざまな酢漬けができます。いつも食卓に並べておくとよいでしょう。

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