尿酸の増加を抑え、痛風を予防し症状を軽減

痛風の基礎知識

痛風は、読んで字の如し、風が吹いても激痛がはしるほどのやっかいな病気です。リウマチが主に手の痛みからはじまるのに対し、痛風は足の指や膝など下肢から痛みだすのがほとんどです。

ただ痛いだけの痛風だと思ったら大間違い | 尿酸値を下げて痛風を治すための知識と習慣
ただ痛いだけの痛風だと思ったら大間違い

また、リウマチよりも「猛烈な痛み」を伴うのが特徴です。過剰なタンパク質の摂取などで、アミノ酸代謝の副産物であるアンモニアが異常に増え、体内の尿酸が高くなってしまうことが主な原因となります。

通常、尿酸は腎臓から尿と一緒に体外に排泄されるのですが、増えすぎるとその腎臓の働きが追いつかなくなってしまうのです。そうして、体内に残された尿酸が関節部分にたまって痛みだすというわけです。症状はかなり激しく出るのが特徴で、突然ひどい痛みにおそわれ、痛むところが赤く腫れあがって高熱が出ます。夜、寝ている時などに出ることが多く、朝になると痛みや熱がおさまる傾向があります。血液中の尿酸値の動きがサインになりますので、定期的に検査を受けるようにすることが大切です。また、暴飲暴食は最大の敵。ストレスの積み重ねも要注意です。

痛風とお酢

高くなった尿酸値を、お酢で正常値に戻すことができたという話を聞くことができました。

Kさん(51)は痛風の症状が出て、かなり悩まされたそうです。「人間ドックの結果、尿酸値がかなり高くなっていて、痛風が出る可能性があるから食事に気をつけてください、といわれたんです。肉類が好きで、野菜などをほとんど食べない食生活がつづいてきたせいでしょうね。
でも、特に自覚症状がなかったので、そのまま放っておいたら、ある日突然、足の親指のつけ根に激痛がはしったんです。あの時の痛さは言葉ではとても表せません。あわてて病院に行ったそうです。

それからは医者に教わった食餌療法を忠実に守りはじめたことはいうまでもありません。「医者からは、玄米食を中心に緑黄色野菜を多くとるといったことのほかに、お酢、特に玄米酢を毎日飲むようにもすすめられました。正直いって、すごく飲みにくかったですね。でも、あんな痛みは二度と味わいたくないという一心で、ハチミツを混ぜるなどいろいろと工夫して飲みつづけました。」

その結果、半年後の検査では尿酸値はかなりさがり、激痛が起きることもなくなったそうです。アミノ酸から尿素が生成される過程にお酢は大きく関与し、尿酸の排泄量を増加させるといわれています。また、お酢やクエン酸をとりつづけることで、酸性に傾いていた血液を本来の弱アルカリ性に戻す効果もあります。痛風の予防に、食餌療法に、お酢を大いに役立ててください。

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活用法

どちらかというと玄米酢など、酸度の少ないお酢がよいでしょう。そのまま飲むか、料理に使ってとりつづけるようにします。
特に、肉類を食べた時は、多めにとるようにしましょう。ただ、いくら痛風によいといっても、お酢さえ飲んでいれば大丈夫というわけにはいきません。お酢活用に合わせて、動物性タンパクの摂取を少なくし、ビタミンA、ナトリウム、鉄分などを多く含む食品を食べるようにしましょう。

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