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玉ねぎの皮茶 230 mmHG 激高の血圧 120 mmHG に正常化 ヘモグロビン A1C も下がって体重もぐんと下がった

玉ねぎの皮茶 230 mmHG 激高の血圧 120 mmHG に正常化 ヘモグロビン A1C も下がって体重もぐんと下がった 私の体験を紹介します。私は、玉ねぎの皮茶をこれまでの 2 倍の濃さにして 1 日 3 ~ 4 回飲むようにしたところ、血圧が 120 mmHGにまで下がり、ヘモグロビンAICも 6.5 に大幅改善しました。

玉ねぎの皮茶ありがとう 玉ねぎの皮茶 230 mmHG 激高の血圧 120 mmHG に正常化 ヘモグロビン A1C も下がって体重もぐんと下がった

私は 50 歳後半で新しい仕事を始めましたが、ストレスのせいか 3 ヶ月後の検診で高血圧と糖尿病が判明しました。ずっとやりたかった仕事だったのに、私が想像していたよりストレスが大きい仕事だったのです。

当時、血圧は高いときでなんと! 230 mmHG を超え、ヘモグロビン AIC は 9.5 にまでなっていました。いつか脳梗塞を起こすのではないかと心配していました。頭がずきんずきんと痛むことが多く、なんとかしないと…と不安に思っていました。

頭痛が高血圧によるものだとわかったのはずっと後になってからですからかなり前から血圧は高かったのだろうなぁ~と思いました。

そんなことで仕事を辞めて体調改善に努めましたが、薬を飲んでも血圧は下がらず、逆にコレステロール値が 270 mg/dl にまで上昇してしまったのです。降圧剤は、ひとつはとても効いたのですが、今度、低血圧でめまいがひどく、その他の薬では全く下がりませんでした。

一番多いときでは 4 種類の降圧剤を飲みました。血圧がさがりすぎたときの冷や汗、目がぐるぐるまわるような感じがとても怖くて降圧剤に対する恐怖感も芽生えてしまいました。

そんなとき、友人にすすめられて飲み始めたのが 玉ねぎの皮のお茶 「 さらさらたまねぎ茶 」 です。友人は、玉ねぎの皮茶のおかげで170mmHGの血圧が120mmHGにまですぐ下がった、ということを聞いていたのでこの玉ねぎのお茶に期待していました。たまねぎは、血圧をさらさらにする効果があるとよく耳にしていたので血圧も下がるのかなぁ~と思いました。

私の場合も、このお茶を飲んでしばらくすると、血圧が 150 mmHG にスッと下がりましたが、その後 1 年は数値が変わらず、ずっと横ばい状態でした。お茶で血圧が下がるのなら医者はいらないんだし…とちょっとふてくされたりもしていました。

それでも最初に 200 mmHG 台の血圧が 150 台に下がった驚きが忘れられず、思い切って 玉ねぎの皮茶をこれまでの 2 倍の濃さにして 1 日 3 ~ 4 回飲むようにしたところ、血圧が 120 mmHGにまで下がり、ヘモグロビンAICも 6.5 に大幅改善したのです。

さらに、驚いたことに、体重も 65 kg → 59 kg に下がり、久しぶりに 50 kg 台の体重を満喫しています。血圧が正常化して体重が適正なところまで落ちるとすがすがしい気持ちで目覚めもよくとても気分がいいのです。

体の動きがぐんと軽くなり、どこかに出かけたい気持ちになります。私の場合、最初はケチケチと薄めにして飲んでいたので効果が現れづらかったのでしょう。即効性を期待するなら、玉ねぎの皮のお茶は濃く煮出して飲むのがコツではないか、と感じています。回数も最初は多めに飲んだ方が効果的かもしれません。

玉ねぎの皮茶 230 mmHG 激高の血圧 120 mmHG に正常化 ヘモグロビン A1C も下がって体重もぐんと下がった

玉ねぎの皮茶 230 mmHG 激高の血圧 120 mmHG に正常化 ヘモグロビン A1C も下がって体重もぐんと下がった

糖尿病の薬物療法

血糖コントロールを良好に保つために、薬を使って血糖値を下げる「薬物療法」が必要になる場合があります。糖尿病の薬物療法は、経口血糖降下薬を使った「経口薬療法」とインスリンを補充する「インスリン療法」のふたつです。薬物療法を受ける際は、食事のとり方にも注意が必要です。

可能な限り健康な人に血糖値を近づけるのが目標

糖尿病のある人は、糖尿病のない人にベて平均寿命が約10年短いと報告されています。また、糖尿病のない人に比べて、「心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)」が約15年早く起こりやすくなるという調査結果もあります。その主な原因が糖尿病の合併症です。より長く健康な生活を送るには、合併症の発症や進行を防ぐことが重要です。
合併症を防ぐために大切なのが、血糖の状態を健康な人にできるだけ近づけることです。糖尿病の治療の中心は「食事療法」と「運動療法」ですが、それだけでは血糖コントロールが難しい場合、薬を使って血糖値を下げる「薬物療法」を行います。薬を使うと、つい安心して食事療法と運動療法を怠りがちになる人もいますが、食事療法と運動療法は同時に続けることが重要です。
食事療法と運動療法で「インスリン抵抗性」を改善しないと、薬の効果は十分に得られません。

経口薬療法とインスリン療法

糖尿病の薬物療法は、「経口薬療法」と「インスリン療法」です。

  • 経口薬療法
    経口血糖降下薬(のみ薬)による治療です。経口血糖降下薬には、「インスリンの分泌を促進する薬」「インスリンの働きを改善する薬」「食後高血糖を改善する薬」があります。1種類だけを使うこともありますし、作用の異なる薬を組み合わせて用いる場合もあります。経口血糖降下薬の種類や使い方などは、患者さんの状態に合わせて決められます。
  • インスリン療法
    インスリン製剤を患者さん自身が注射して、インスリンを補充する治療法です。経口血糖降下薬よりも短時間で効果が現れるものもあります。そのため、「急性合併症」を起こして深刻なインスリン不足に陥ったときや、「かぜ」「インフルエンザ」などの感染症の影響で一時的に血糖値が上昇したときに、インスリン製剤が用いられることがあります。また、「ブドウ糖毒性」の解除のために、一時的に使うこともあります。

薬の選択はひとりひとりに合わせて

経口薬療法とインスリン療法のどちらを行うかは、患者さんの状態によって決められます。その大きな目安になるのが、糖尿病の分類です。

1型糖尿病
膵臓のβ 細胞が破壊されインスリンをまつたく分泌できないため、インスリン療法が基本です。特に、β細胞が急激に破壊される「劇症1型糖尿病」では、できる限り早くインスリン療法を始める必要があります。1型糖尿病では、不足しているインスリンを補うことが何よりも重要であり、経口血糖降下薬は基本的に使用されません。
2型糖尿病
膵臓のインスリン分泌機能が十分に保たれている場合には、経口薬療法による治療が基本です。ただし、その場合でも、膵臓のβ細胞を休ませるために一時的にインスリン療法が必要になることもあります。例えば、高血糖状態が続き、β細胞が疲弊して、インスリンの分泌が低下するのを防ぐために、一時的にインスリン療法を行うことがあります1また、β細胞の疲弊が強くなると、経口薬療法では血糖コントロールが十分でなくなることもあります。その場合にも、インスリン療法で血糖コントロールを行います。
ほかの病気が原因の糖尿病
膵臓や肝臓などの病気によって糖尿病が引き起こされた場合、その病気に合わせた治療を組み合わせて行います。血糖値が高くて血糖コントロールが必要な場合は、基本的にインスリン療法が行われます。
妊娠に関連した糖尿病
「妊娠糖尿病」や「糖尿病合併妊娠」では、特に厳格な血糖コントロールが必要です。食事療法などでコントロールを行い、それで不十分な場合、インスリン療法が併用されます。経口血糖降下薬は、胎児に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中は使用しません。

糖尿病治療の指標として広く用いられているのが、「Hb1C」です。まずは、Hb1C。値が6.5% 未満の「良」を目標に治療が進められます。
目標値は、患者さんの状態や年齢などに応じて調節されます。最近、食事に伴う血糖値の変動が大きいほど、「心筋梗塞」や「脳卒中」のリスクが高いことがわかってきました。そのため、血糖の急激な変化の指標となる、血液中の「1.5AG」値を調べる場合もあります。「1.5AGGはブドウ糖に似た物質で、食事から血液中に取りこまれ、腎臓で濾過されて尿中に排泄されます。健康な人では、血液中の「1.5AG の濃度はほぼ一定程度に保たれています。しかし、糖尿病で尿糖が増えると、その影響で「1.5AGの排泄が促され、血液中の「1.5AGの濃度が低下します。この濃度低下は、比較的軽い高血糖にも敏感に反応して起こるため、過去数日問の血糖コントロールの状態をみるための目安となります。

薬が効きすぎて低血糖になる場合も

薬物療法を受けるときに注意したいのが、血糖値が低くなりすぎる「低血糖」です。薬が効きすぎた場合や、薬を使うタイミングが合わなかった場合などに起こりやすくなります。
低血糖の症状は、血糖値の程度に応じて現れます。最初は「強い空腹感」「冷や汗」などが現れますが、血糖値の低下が進むと、「昏睡」「けいれん」など、重篤な症状が起こってきます。
放置すると命にかかわるので、適切な処置が必要です。
一般的に、血糖値が60mg/dl下になると低血糖を起こすといわれます。しかし、糖尿病の患者さんでは、血糖値が高い状態に体が慣れてしまっているために、血糖値がそれほど低くならなくても低血糖を起こすことがあります。
例えば、ふだん空腹時血糖値が200mg/dlもある患者さんが、正常値である100mg/dlに急激に下がったような場合にも、症状が現れることがあるのです。

低血糖の症状

  • 60mg/dl
    強い空腹感、軽い脱力感、どうき冷や汗、不安感、動悸、頻脈、手のふるえ、顔面蒼白、頭痛など
  • 50mg/dl
    目のかすみ、眠気(生あくび)、集中力の低下、混乱、強い脱力感、めまい、疲労感、ろれつが回らないなど
  • 30mg/dl
    昏睡、痙攣

対処法

低血糖が起こった場合、すぐにブドウ糖や砂糖などで糖質を補充する。いつ低血糖が起きても対処できるよう、ブドウ糖や砂糖は、ポケットやかばんなどに入れて常に携帯しておくこと。

低血糖が起きたときは、体内で血糖を増やすホルモンなどが働いているため、糖質をとりすぎると逆に高血糖になる。あめやチョコレートは吸収に時間がかかるため、緊急時は避ける。

経口薬療法

経口薬療法は、飲み薬を使った治療法です。主に「2型糖尿病」の患者さんに対して行われます。さまざまな薬があり、モれぞれ作用のしかたが異なります。服用する薬によって注意点も異なります。処方された薬についてもしっかり頭に入れておくと治療に役立ちます。

経口血糖降下薬の効果

経口血糖降下薬は、主に2型糖尿病)の治療に使われます。インスリンの分泌が不十分である「インスリン分泌不全」と、インスリンの働きがよくない「インスリン抵抗性」という、2 型糖尿病の原因を改善する効果があります。経口血糖降下薬には、「インスリン分泌促進薬」「インスリン抵抗性改善薬」「食後は、血糖値を下げる作用が最も強力で、作用が長時間持続します。β細胞のインスリン分泌機能は失われていないものの、分泌量が不足している患者さんに使われます。
Hb1C作用が強力なので、特にHb1Cが高く、血糖コントロールの調整が難しい患者さんに最適です。1日1~2 回、食前、または食後に服用します。ただし、肌Al。が下がってくると空腹感が生じやすく、間食などで食事療法が乱れがちになり、肌Al。が上昇に転じる場合もあります。そのため、Hb1Cが高い問だけ使い、下がってきたらほかの薬と併用するか、別の薬に変更します。

服用の注意

血糖値を下げる作用が強いので、効きすぎると「低血糖」を起こすことがあります。また、インスリンの働きで脂肪が蓄積され、体重が増加することもあります。重い腎機能障害や肝機能障害のある患者さんには使われません。

速効型インスリン分泌促進薬

スルホニル尿素薬と同じくインスリンの分泌を促す薬です。効果が現れるのが服用後15分程度と、より早く作用し、持続時間は短いというのが特徴です。食後に血糖値が急激に上がるような患者さんに適しています。食事の時間帯に合わせて使うことで、食後高血糖を抑えることができます。

服用の注意

食事を始める直前の10分以内に服用します。服用から食事までに30分以上あくと、低血糖を起こす危険性があります。副作用の少ない薬ですが、まれに「おなかが張る感じ(腹部膨満感)」「腹痛」などの軽い「消化器症状」が起こることがあります。スルホニル尿素薬と同じように、重い腎機能障害や肝機能障害のある患者さんには使われません。

インスリン抵抗性改善薬

体内の臓器でのインスリンの感受性をよくし、インスリン抵抗性を改善して、血糖値を下げます。「ピグアナイド薬」と「チアゾリジン薬」があります。

ピグアナイド薬

主に肝臓に作用して、肝臓で糖がつくられるのを抑えます。小腸でのブドウ糖吸収を妨げたり、肝臓や筋肉などでインスリンの働きをよくする作用があるため、インスリン抵抗性の強い患者さんに適しています。また、体内の脂肪の分解を促進したり食欲を抑える効果があり、肥満を伴う患者さんの治療にも向いています。1日2〜3 回、主に食後に服用します。

服用の注意

インスリンの分泌を促す作用はないため、単独で使う場合は、低血糖を起こすことはほとんどありません。腹部膨満感、「下痢」「便秘」などの副作用が現れることがありますが、使っているうちに自然に治まる場合もあります。お年寄りや腎機能が低下している人では、まれに、「血圧低下」「意識障害」などを引き起こす「乳酸アシドーシス」が現れることがあります。そのため、お年寄りや重い腎機能障害のある患者さん、そして肝臓、心臓、ある山思者さんには使われません。

食後高血糖改善薬

「αグルコシダーゼ阻害薬」とも呼ばれ、小腸で食べ物の糖質をブドウ糖に分解する「αグルコシダーゼ阻害薬」という酵素の働きを抑えます。ブドウ糖の吸収が遅くなるので、食後の血糖値の急激な上昇が抑えられます。その結果、血糖の変動も小さくなります。
速効型インスリン分泌促進薬と同じように、食後に血糖値が急激に上がるような患者さんに適しています。薬の作用は食事の直後に限られているので、ほかの経口血糖降下薬に比べると、Hb1Cを改善する効果は低めです。単独で使うより、ほかの経口血糖降下薬と併用することのほうが多い薬です。

服用の際の注意点

食事をとる直前に服用します。食事中や食後に服用しても効果はありません。腹部膨満感や「おならの増加」、下痢などの副作用があります。のみ始めに現れやすいのですが、多くは、服用を続けているうちに自然に治まります。肝機能障害を起こすことがあるので、定期的な肝機能検査が必要です。

薬をのむ際の注意「食事の量や時間の変動がないようにする

経口血糖降下薬の作用や特徴は、種類によって異なりますから、医師の処方の指示をしっかり守って使うことが大切です。薬を使っているからといって、食事の量を増やしたり、食事の時間や服用時間を変えたりするのは問題です。経口血糖降下薬のなかには、服薬のタイミングがずれたりすると、効果が得られなかったり、低血糖を引き起こすものもあります。のみ忘れにも、十分注意しましょう。のみ忘れた場合の対処は、担当医にあらかじめ聞いておく必要があります。絶対に、2回分をまとめてのんだりしないでください。薬の使用に関して疑問や不安がある場合は、担当医に相談してください。もし、副作用が疑われるような症状が現れた場合は、必ず主治医に伝えましょう。

インスリン療法

「インスリン療法」は、インスリン製剤を使って、不足しているインスリンを補う治療法です。近年、薬と器具の改良が進んで、痛みが少なく操作も簡単になりました。インスリン療法は、「血糖自己測定」を行って、血糖の状態を確認しながら量を調整します。

インスリンを注射して不足分を補う

膵臓のβ細胞からのインスリンの分泌は、食事に関係なく常に一定量分泌されている「基礎分泌」と、食後の血糖値の上昇に応じて大量に分泌される「追加分泌」の2つに大別されます。
健康な人では、基礎分泌と追加分泌が適切になされていますが、糖尿病、特に2型糖尿病の患者さんでは、まず追加分泌が不足し、進行すると両方が不足します。インスリン療法は、「インスリン製剤」を注射して、不足したインスリンを補う治療法です。インスリン製剤には、基礎分泌を補充するものと追加分泌を補充するものがあり、体内でのインスリンの状態を健康な人にできるかぎり近づけるために使い分けられます。

インスリン適用の対象

1型糖尿病では、原則としてインスリン療法は必須の治療法です。2型糖尿病では、「経口血糖降下薬で十分な効果が得られない場合に行うほか、「ブドウ糖毒性」の解除のために一時的に行うこともあります。これは、β細胞を休ませてその機能を維持するうえで、たいへん重要です。
そのほか、「妊娠中で経口血糖降下薬が使えない」「重症の肝機能障害や腎機能障害を合併している」「感染症やけがが起こった」などの場合にも、インスリン療法が行われます。

インスリン療法の進め方

インスリン療法の基本は、インスリン注射を1日3回以上行う「強化インスリン療法」で、なかでも毎食前と就寝前の4回行う方法が一般的です。
血液中のインスリン濃度の変動を健康な人に近づけて、血糖を厳格にコントロールすることを目的としています。この際に本人は「血糖自己測定」の結果をみながら、定められた範囲内でインスリン製剤の量を自分で調節します。なお、注射器の代わりに、「インスリンポンプ」という装置を用いてインスリン製剤を注入する場合もあります。強化インスリン療法を行うのが困難な場合などには、混合型などを1 日1~2回注射する「従来インスリン療法」が行われます。

注意

インスリン療法で特に注意が必要なのが、「低血糖」です。低血糖の予防には、血糖の変動を認識するために、血糖自己測定を習慣づけることが重要です。
体調を崩したときには、食事がとれなくても血糖値が大幅に上がることがありますが、血糖自己測定を行っていれば、このようなときにも適切に対処できます。

食事療法と運動療法も行う

糖尿病と診断されたら「食事療法」「運動療法」は必須です。
薬を使っている安心感からか、つい食べすぎてしまうという人もいますが、インスリンを補うことで、ブドウ糖が体内でうまく利用されるようになり、脂肪組織への脂肪の蓄積が促されるため、食事療法を怠ると太りやすくなります。また、インスリン製剤の効果を得るには、運動療法でインスリン抵抗性を改善させておくことも大切です。
肥満になると症状が悪化しますので特に注意が必要です。寝る前のストレッチなんかを取り入れるとさらに効果的です。

血糖値を下げるためのテンペ菌発酵茶の使用感なども参考になります。

糖尿病の運動療法

糖尿病には欠かせない運動療法

運動療法は、食事療法と同じで、糖尿病の中心となる治療法です。「インスリン抵抗性」の改善や、肥満の解消などの効果があります。
しかし、運動をすることでかえって糖尿病や合併症が悪化する場合もあるため、運動を始める前に、医療機関で現在の体の状態をチェックすることが大切です。

インスリン抵抗性を改善し動脈硬化を予防する

運動療法の目的は、「インスリン抵抗性」を改善することです。運動には、これ以外にもさまざまな効果があり、主に「すぐに現れる効果」と「運動を続けることで現れる効果」に分けられます。運動を始めてすぐに現れる効果が、一時的な血糖値の改善です。
筋肉を動かすには、ブドウ糖というエネルギー源が必要です。運動して筋肉を動かすことで血液中のブドウ糖(血糖)が筋肉に取り込まれて減り、血糖値が下がります。運動を続けることで現れる効果は、「肥満」が解消され、臓器でのインスリンの感受性が高まるため、インスリン抵抗性が改善されることです。
また、動脈硬化を促進させる「血清脂質」や「血圧」の状態も改善されます。

定期的に少しでも運動をすると血圧が安定する

「境界型」の人や「メタポリックシンドローム」に該当する人は、「2型糖尿病」の発症予防のためにも、運動を習慣にすることが大切です。

運動療法の効果

一時的な血糖降下 運動を行うことで筋肉への血糖の取り込みが増え、血糖値が一時的に下がる。この効果は運動後すぐに現れ、特に食事の1 時間ぐらいあとに運動を行うと、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることができる。
肥満の解消 食事療法とともに長期的に運動療法を続けることで、ブドウ糖や脂質が消費され、肥満の改善に効果がある。特に、内臓脂肪が減りやすいため、インスリン抵抗性の改善につながる。
インスリンの働きの改善 運動を長期的に行うことで、筋肉などでインスリンの感受性が高まり、インスリン抵抗性が改善する。この改善効果は食事療法よりも高い。
血圧降下 運動によって、末梢の血管の血流がよくなると、心臓が高い圧力をかけなくても全身に血液が行き渡るようになり、徐々に血圧が下がってくる。
体力の増強 適度に運動を続けることで、体力や持久力が増強する。また、筋肉量が増えるため、転こつそしょうしょう倒や骨租髭症の予防にもなる。
中性脂肪やコレステロール値の改善 運動では血液中の脂質もエネルギー源として使われるため、「中性脂肪」が減る。また、血管壁にたまった「L D L コレステロール」を取り除く「H D L コレステロール」が増加する。

運動を行う前には医師のチェックが必須

運動療法には多くの効果があり是非行っていただきたい治療の一部ですが、場合によっては、かえって体の状態を悪化させてしまうこともあります。例えば「動脈硬化」が進んでいると、運動で「狭心症」が誘発されることもあります。運動療法を始める前に、必ず担当医の「メディカルチェック」を受けてください。

メディカルチェックとは

まず、「血糖検査」で、血糖コントロールが良好かどうかチェックします。「心電図検査」「眼底検査」「尿検査」「血圧測定」などを受けて、合併症の状態を確認しておくことも重要です。
運動によって関節や筋肉を傷めないよう、関節や骨、筋肉などの状態も調べます。運動の適切な強度を設定するため、身長や体重を測定して肥満の有無を調べ、ふだんの運動習慣を確認し、体力などもチェックします。これらの結果から、担当医が運動療法の可否、運動の適切な強度などを判断します。

糖尿病に効果的(血糖値を下げる)運動

「運動」といっても、さまざまな種類があります。なかでも、血糖値を下げるのに最適な運動は、「有酸素運動」です。日常生活の中にもこの有酸素運動を組み込んで、できる範囲で、少しずつ始めていくことが大切です。

血糖値を下げる

運動がいくら効果的だといってもやたらに無鉄砲に行っても、効果が現れにくいだけでなく、けがをしたり事故を起こしたりする危険性もあり逆効果のケースもあります。運動療法をより効果的に、安全に進めるために、次のような点に注意します。

  • 運動を行う時間帯
    食後がいいでしょう。運動することでブドウ糖を消費し、食後に高くなった血糖値を下げることができます。「薬物療法」、特に「インスリン療法」を受けている人は、運動は必ず食後にしてください。血糖値が低い食前の時間帯に運動すると、「低血糖」を起こしやすくなります。薬物療法を受けていない人は、食前でも食後に比べると、少し落ちますが、インスリン抵抗性を改善できます。
  • 運動の種類
    運動には、「ウォーキング」や「水中運動」などのように十分に呼吸をしながら行う「有酸素運動」と、「短距離走」などのように息を止めて行う「無酸素運動」がありますが、糖尿病の運動療法に適しているのは有酸素運動です。有酸素運動では血液中のブドウ糖(血糖)と脂肪(遊離脂肪酸)が使われますが、無酸素運動では脂肪があまり使われず、インスリン抵抗性が改善されにくいためです。
  • 運動を行うときの強さ
    運動は、あまりきつすぎない程度に行います。専門的には、心拍数などから最適な運動強度の目安を出す方法もあります。しかし、運動の最中は、体の感覚を目安にするとよいでしょう。例えば、ウォーキングなら、少し早足で、「いっしょに歩いている人と会話ができる」程度が適しています。
  • 運動量
    1日合計30分間、できれば30~60分間くらいの運動を、1週間に3~4回以上行うと効果的です。

運動を、5分ずつ、1日のうち何回かに分けて行い、合計で30分程度にする方法でも効果はあります。あいた時間をうまく使って、こまめに体を動かすことが大切です。

運度を控える場合

  • 血糖コントロールが極端に悪い
  • 進行した合併症がある
  • 骨や関節に病気がある
  • 体調が悪い(発熱、頭痛、めまい、だるい、欠食、睡眠不足、息切れ、気分不良、むくみ、腹痛、下痢、筋肉痛、関節痛、二日酔い)

運動をすぐに中止する場合

  • 胸の痛み、圧迫感、動悸、脈の乱れ
  • 呼吸困難
  • 腹痛、吐き気、嘔吐
  • 膝や脚、腰の痛み
  • 目の前が暗くなる(顔面蒼白)
  • チアノーゼ(皮膚や唇が青紫色になる)
  • 意識消失

血糖値が高い場合は運動はお休みする

血糖コントロールがうまくいかず、空腹時の血糖値が250mg/dl以上あるような人が運動を行うと、血糖値がさらに上がってしまいます。「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」などの合併症が進行している人や血圧が高い人は、運動を控えます。特に、「排尿障害」や「起立性低血圧」があるような「自律神経障害」が進んでいる人は、本来自然に行われる体の状態の調節がうまくいかない可能性があるため、運動は勧められひぎません。膝や脚、腰などに病気のある人や「発熱」「腹痛」「筋肉痛」などがある場合も、運動は控えましょう。
また運動中に、「胸痛」「呼吸困難」「腹痛」「吐き気」などが現れた場合、すぐに運動を中止し、医療機関を受診してください。

基本の運動メニュー

開始する前に準備運動・整理運動を忘れずに!

急に激しい運動を行うと、関節や筋肉などを傷める可能性もあります。運動前には、必ず「準備運動」を行います。体操やストレッチングをしっかりと行ったあとに、有酸素運動を行います。ウォーキングなどのほか、自転車こぎや水中運動などもよいでしょう。膝関節に痛みがある人は、膝への負担が少ない水中ウォーキングなどがいいでしょう。

お年寄りは筋力トレーニングもくわえる

年をとると、筋肉量がどうしても減少します。ブドウ糖は筋肉で消費されるので、筋肉が少ないと消費もあまり進みません。そこで、簡単な筋力トレーニングを加えて筋肉量を増やしましょう。筋肉量が増えれば、運動療法の効果がより高まります。また、筋肉痛などを残さないよう、最後には必ず、体操やストレッチングなどの「整理運動」を行ってください。

【準備対応・整理運動】軽い体操1つの体操に10~30秒かけ、大きな動きで筋肉や関節をほぐす

  1. 膝の屈伸
  2. 両手で両膝を支えながら、膝の曲げ伸ばしを行う。膝が痛くてできない場合は、無理に行わない。
  3. 浅い伸脚
    足を肩幅より広めに開き、右脚を少し曲げて腰を落とし、左脚の後ろ側を伸ばす。脚を替えて同様に行う。
  4. 上体の前後屈
    足を肩幅くらいに開き、腕を下に伸ばしながら、上体をゆつくり前に倒す。次に上体をゆっくり起こし、腰に手を当てて、ゆっくりと上体を後ろへ反らす。腰に無理の及ばない範囲で行う。下腹部に力を入れて行うと、腰への負担が軽減される。
  5. 体測を伸ばす
    足を肩幅より少し広めに開く。左手を腰に当て右手を上に上げ、上体をゆっくり左へ倒して右の体側を伸ばす。左側も同様に伸ばす。
  6. 上体をまわす
    腕を伸ばし、上体をゆっくり大きく回す。腰が痛む人やできない人は無理に行わなくてもよい。
  7. 背伸び
    足を肩幅くらいに開き、両腕を上に上げて全身を伸ばす。
  8. 手首・足首をまわす
    両手を組んで、両手首を回す。足は右のつま先を地面につけ、右足首を回す。左足首も同様に行う。
  9. 軽い跳躍
    体の力を抜き、その場で軽く跳ねる。「膝に痛みがある」などの理由でできない人は行わなくてもよい。
  10. 深呼吸
    両腕を大きく左右に開きながら、深呼吸する。

運動療法を行う際の注意

自分の足のサイズに合った靴をはく

合併症の1つである糖尿病神経障害が起こると、靴ずれなどができても痛みを感じにくくなります。ちょっとした傷でも治りにくく傷が悪化して「壊疽」や「潰瘍」に至るおそれもあります。
足のけがを防ぐためには、自分の足に合った靴を選ぶことが特に大切です。足に負担がかからない靴を選びます。また、服装は、動きやすく、季節に合ったものを身につけます。汗をかきやすい季節は吸水性のよいものを、寒い季節は保温性のあるものを選ぶとよいでしょう。

水分補給は必須

運動をすると汗をかくため、脱水症状に注意が必要です。体内の水分が少なくなると、血液の粘りけが増し、「心筋梗塞」や「狭心症」を起こすことがあります。特に、のどの渇きに気づきにくいお年寄りは、こまめに水分を補給することが大切です。ただし、糖分が多く入っているものは血糖値を急に上げるため、よくありません。清涼飲料水や大部分のスポーツドリンク類にも、糖分が多く含まれています。市販の飲料で水分をとるときは、原材料やエネルギー量の表示を確認して選んでください。

継続するコツ

運動療法は、継続してこそ効果が発揮される治療です。しかし、「面倒くさい」「時間がない」 などの理由で、継続できない人も少なくありません。運動療法を長続きさせるためには、次のようなことを実行するとよいでしょう。

  • 血糖値や体重を記録する
  • 達成しやすい目標を立てる
  • 仲間や家族と一緒に行う
  • 日常生活の中に組み込む

運動する時間がないことを嘆くよりも、ふだんの生活のなかで活動量を増やしていくように努力しましょう。