病気/症状・治療」カテゴリーアーカイブ

脂肪肝、肝炎、肝硬変を追放するのは「強肝草エキス」

急増する脂肪肝はアルコールを飲まない人でもなり肝臓ガンの原因になると判明

脂肪肝とは、肝臓(主として肝細胞)に多量の脂肪が蓄積する病気です。脂肪肝について詳しくはこちら。

脂肪肝の多くの原因は、一般的に肥満とアルコールです。現代人に多い、食べすぎとアルコールの飲みすぎは肝臓での中性脂肪の合成を促します。しかし、その一方で、やせすぎてたんばく質が不足しても脂肪肝になることが知られています。肥満体の人だけでなくやせの人にも最近は病気の原因が潜んでいることが明らかになってきました。

脂肪肝はこれまで、注意が必要ではあるけれども、生命には別状のないものと考えられてきました。しかし近年の研究で、脂肪肝の一部は肝炎・肝硬変・肝臓ガンを招くこともある、危険な病気であることが判明したのです。
脂肪肝から肝炎・肝硬変・肝臓ガンへと進行するしくみは次のとおりです。全身の細胞のひとつひとつには、トコンドリアという器官があり、細胞が生きていくために必要なエネルギーを作り出すという、とても重要な働きをしています。
当然、肝細胞のにもミトコンドリアが存在していますが、脂肪肝になって肝細胞に脂肪がたまると、ミトコンドリアは中性脂肪を減らすために燃焼させようとします。このときに活性酸素が発生します。この活性酸素によってミトコンドリアそのものが傷つくとともに、中性脂肪が有害な過酸化脂質に変わります。

過酸化脂質によっても、ミトコンドリアは傷つけられるのです。こうして肝細胞にあるミトコンドリアが傷つけられると肝炎が起こります。肝炎をくり返していると肝臓の線維化が進みます。線維化とは、肝臓の細胞と細胞の問にコラーゲンというたんばく質の一種が蓄積していく現象で、線維化が進行すると肝硬変を起こします。また、活性酸素は肝細胞のDNAを傷つけて肝臓ガンの原因にもなります。このように肝炎・肝硬変・肝臓ガンへと進行する脂肪肝はNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)と呼ばれ、脂肪肝の1割が占めています。痩せている人でも危険性があることを知っておきましょう。

脂肪肝・肝炎には強肝草エキスが最適で高い肝機能値を下げて進行を抑える

脂肪肝になったら、食べすぎや飲みすぎをやめて、適度な運動を続けて脂肪を燃焼させることが大切です。もし脂肪肝から肝炎への進行が心配なときに、活躍が期待されているのが強肝草エキスです。強肝草エキスは、垂盆草という薬草の有効成分を凝縮したものです。
強肝草エキスの原料である垂盆草は、ベンケイソウ科キリンソウ属の多年草で、中国では古くから肝臓病を改善する漢方薬として重宝されてきました。肝臓は薬物を代謝・無毒化する臓器のため、肝機能が低下すると薬が効きすぎたり、通常は毒性がないはずの薬物に強い副作用が生じたりするおそれがあります。こうした重要な臓器である肝臓を対象にした薬物や健康食品を使用するときには、慎重さが必要とされます。その点、垂盆草は中国の大学や病院で正式に肝臓病の治療に用いられて、すでに30年以上の実績がある生薬であり、安全に使用できることは確認ずみです。
中国では肝臓病を改善する垂盆草の薬効が注目され、国家的規模でその研究が行われてきましたが、特に肝臓病との関連では次のような効果が確認されています。

  • 短期間でALT(GPT)を著しく下げる。1~ヶ月で70~90% の確率で大幅に下げる。
  • 軽いむかつきがごくまれに起こることがある程度で、副作用はほとんどない。
  • インターフェロンや抗ウィルス薬と併用しても安全性に問題はない。病院との治療が併用できる点は大きな安心です。

中国内の多くの研究機閑が参加して大規模な臨床試験などが進められ、これらの結果が得られましたが、こうした効果は垂盆草の成分中に豊富に含まれているサルメントシンという配糖体(糖が結合した化合物)が肝臓の炎症を強力に抑え、傷害を受けた肝細胞の修復を促進するためであると報告されています。

脂肪肝や肝炎が心配な人はまず病院で診察を受けることが重要です。もしも治療や生活習慣の改善が思うようにいかない場合は、強肝草エキスなら安全に使用することができます。強肝草エキスは、肝炎患者の会でも使われており、高い効果が確認されているのです。

B型・C型肝炎、脂肪肝が急増中、防ぐには強肝草エキス「肝宝垂盆草」で肝細胞の強化と糖・脂肪の節食

ストレスMax、不快きわまりない「めまい」症状

ふとした瞬間にぐらっとする「めまい」を感じる人は多いのです。また、めまいの症状そのものが不快で嫌な想いに無気力になってしまう人も少なくありません。実は、病気が原因で起こっている可能性もあるのでしっかり向き合わないといけません。

回転性と不動性がある

めまいはほとんどの人が経験したことのある症状で、よくある症状ですが、その原因はさまざまです。「乗り物酔い」や「ストレス」「睡眠不足」「貧血」など、ちょっとした体調不良で起こることもあれば、「更年期障害」「突発性難聴」などの病気が原因になることもこうそくあります。

また、「脳梗塞」や「脳出血」のような、命にかかわる病気が原因で起きる場合もあります。このようにさまざまな原因で起こるめまいですが、症状の強さと原因は必ずしも関係があるわけではありません。そのため、めまいに悩んでいる場合には、症状の程度にかかわらず、耳鼻咽喉科、脳神経外科、神経内科を受診して原因を明らかにすることが大切です。原因をつきとめていいるうちに症状が消えてしまって「たいしたことなかった」と通院をやめてしまって後に大きな病気で生命に関わることもあるので原因がはっきりするまでは丁寧に対応したほうがいいでしょう。

めまいのタイプ

めまいは、「回転性めまい」と「浮動性めまい」の2つに大別することができます。ただし、症状の感じ方には個人差があるため、どちらのタイプのめまいなのかはっきりと区別がつかないこともあります。

  • 回転性のめまい
    自分や周囲がグルグル回っているように感じるめまいです。「周りが一定の方向に流れるように回っている」「自分自身が回っている」などの感覚があります。「吐き気」や「嘔吐」を伴ったり、立っていられなくなることもあります。
  • 浮動性のめまい
    足もとがフワフワして雲の上を歩いているように感じるめまいです。

目の前の景色が揺れて見えることもあります。どちらのタイプのめまいも、体のバランスを保つ「平衡機能」に関係して起こります。平衡機能には耳と脳が関係しているため、耳や脳に異常が生じることでめまいが起こることがあります。

めまいの70%大半は耳の病気によって起こり、残りの20%は脳の病気が原因で起こります。そして残りの10%は、原因不明のめまいです。
めまいを起こす耳の病気には、「メニュール病」や「突発性難聴」「良性発作性頭位めまい症」「前庭神経炎」などがあります。脳の病気としては、脳梗塞や脳出血、「脳腫瘍」などのほか、「脳の変性疾患」といわれる特殊な病気があります。ほかにも、低血圧や高血圧、更年期障害などを原因とするめまいや、「心因性のめまい」があります。
めまいの10%は原因不明だと説明しましたが心因性のめまいが多いのも特徴です。季節の変わり目などにストレスが加わることでめまいが生じるケースです。

めまいの原因(その1)耳の病気で体の動きを感じる器官に影響がでる

耳は、「外耳」「中耳」「内耳」という3つに分けられています。鼓膜の外側の部分が外耳、「鼓膜」の内側にある部分が中耳、さらにその内側の部分が内耳です。

耳は音を感じ取る働きだけでなく、体の動きを感じる働きをしています。その役割を担っているのが、「三半規管」や「耳石器」という器官です。体が回転したり傾いたりすると、三半規管や耳石器が敏感に感じとり、その情報は神経を通って脳に送られます。
また、外耳と中耳を経て内耳に伝えらかぎゆうれた音の情報は、内耳にある「蛸牛」という器官が受け取って脳に送っています。内耳の三半規管や耳石器に異常があると、脳に正しい情報を送ることができません。そのため、体の回転や傾きなどを正しく感知することができなくなり、めまいが生じるのです。

めまいの原因(その2)脳の病気で情報処理にエラーが出る

三半規管や耳石器からの情報は、脳の中の「脳幹」を経て「小脳」に伝わります。小脳はこの情報に応じて、体のバランスを保つ指令を全身の筋肉に送っています。
内耳に異常がなく、正しい情報が送られてきたとしても、脳出血や脳梗塞などで脳幹や小脳に異常があると、情報を正しく処理することができません。
それによって、めまいが生じることがあります。脳に原因がある場合には、めまい以外の症状を伴うことがあります。「激しい頭痛がある」「手足がしびれる、思うように動かない」「物が二重に見える、かすみがかかる」「ろれつが回らなくなる」「意識がなくなる」などの症状を伴う場合には、脳の病気が強く疑われます。命にかかわる場合もあるので、すぐに医療機関を受診してください。

めまいの検査「めまいのタイプや症状を」を問診で確認

めまいが起きたときには、無理に体を動かさず静かに横になるなど、安静にすることが大事です。10分ほどたっても強いめまいが治まらないときには、救急車を呼ぶなどして早急に対処する必要があります。
めまいの症状が短時間で落ち着くようであれば、「めまい外来」のある医療機関を受診するのもよいでしょう。めまいの診断では、問診が重要です。

「どのようなめまいが起こったか」「どれぐらいの時間続いたか」 「めまい以外の症状は現れなかったか」などを適切に答えられるようにしておく必要があります。

受診するまでに忘れてしまうこともあるので、メモをとっておくとよいでしょう。

主要な検査

めまいで受診した場合、「平衡機能検査」が行われます。これには、「限振検査」と「体平衡機能検査」があります。

限振検査は眼球の異常な動きを調べる検査です。グルグル回るようなめまいを感じているときには、目が自然に動いて見えます。

体平衡機能検査は「立つ、歩く、足踏みする」などの動作を、日を開けた状態や閉じた状態で行う検査です。これらの検査によって、どこに、どのような異常があるのかがわかります。めまいには難聴を伴うことがあるので、「聴力検査」も行われます。また、脳の病気の有無を調べるためには、「CT検査」や「MRI検査」などが行われます。

めまいの症状別対策

耳鳴りや難聴を伴う

めまいはいろいろな病気が原因となって起こりますが、そのうちの約7割(大半)を耳に関連する病気が占めています。耳は音を感じ取る働きをしているだけでなく、体の平衡を感知する器官でもあります。そのため、耳の病気があると、平衡感覚が正しく働かなくなることがあり、めまいが起こるのです。

耳の病気が原因となる場合には、めまいに伴って、「耳鳴り」や「難聴」といった聴力に関係する症状が現れることがあります。耳の病気のすべてが耳鳴りや難聴を伴うわけではありませんが、めまいに伴って耳鳴りや難聴が起こっている場合は、なるべく早く治療をしなlナればいけません。なぜなら、耳鳴りや難聴を伴うめまいは、早く治療を始めないと聴力の回復が難しくなってしまうことが多いからです。

めまいを引き起こす耳の病気には、「メニュール病」「突発性難聴」「良性発作性頭位めまい症」「前庭神経炎」などがあります。このうち耳鳴りや難聴を伴う代表的な病気が、メニュール病と突発性難聴です。

耳鳴りや難聴は内耳の障害が原因

メニュール痛が起こるのは、内耳を満たしている「リンパ液」が増え、三半規管や蝸牛が水ぶくれのような状態になるこれらの器官が障害されたり、感知した情報を脳に伝えている神経が障害されると、めまいに伴って、耳鳴りや難聴といった聞こえに関する症状が起こります。

突然の激しいめまい

突然、グルグルと回るような激しい「回転性めまい」が起こった場合、「良性発作性頭位めまい症」や「前庭神経炎」が疑われます。

激しいめまいを起こす病気良性発作性頭位めまい症や前庭神経炎などがある

めまいの原因は耳の病気が約7割を占めており、主な病気には、「メニュール病」「突発性難聴」「良性発作性頭位めまい症」「前庭神経炎」があります。このうち、良性発作性頭位めまい症と前庭神経炎は、「耳鳴り」や「難聴」などの聴覚の症状は伴わず、突然、激しいめまいが起こるのが特徴です。

とはいえ、どちらも命にかかわるような病気ではありません。ただし、めまいによって体の平衡感覚が崩れるため、「転倒」などの危険があるのでめまいを起こした際の二次的なけがなどの注意が必要です。突然起こるめまいに対処するのは難しそうに思えますが、良性発作性頭位めまい症の発症は生活習慣に深くかかわっていることがわかっています。生活習慣を改善することで、病気を予防することが可能とされています。

良初性頭位めまい症とは?

症状は、「特定方向に頭を動かすと回転性めまいが起こる」「数秒~2分ほどで治まる」「吐き気を伴う場合も」「何度も繰り返す」

起こりやすい人の特徴

良性発作性頭位めまい症は生活習慣に関係していて、日ごろあまり頭を動かさないような生活を送っている人などに起こりやすいとされます。
日常生活で頭を動かしていると、異物は三半規管を満たすリンパ液の流れに乗って自然に排出されます。しかし、頭をあまり動かさないと、異物がたまってしまい、突然のめまいを引き起こす原因につながるのです。

「同じ姿勢をとり続けていることが多い」「休日は寝ていることが多い」「運動不足」「中耳炎、頭部の打撲、むち打ち症の経験がある」といった項目に当てはまる人は、良性発作性頭位めまい症を起こしやすいため、適度に頭を動かすように生活の中に運動を習慣化します。「動いたときにグラッとしたことがある」 という人は、すでにめまいの前ぶれが起こっているかもしれません。長時問パソコンで作業をしているときなどには、時々ゆっくりと頭を動かすとよいでしょう。
また、ウォーキングのようにあまり頭を動かさない運動とは別に、ラジオ体操のように全身を動かす運動が勧められます。

治療

受診をすると、めまいについての「問診」が行われ、次に「眼振」や「体平衡機能」を調べる「平衡機能検査」が行われます。
主な治療法は以下のとおりです。

  • 薬物療法
    根本的な治療法ではありませんが、「抗めまい薬」を使って症状を軽減することができます。
  • 浮遊耳石置換法
    医師が患者さんの限振を見ながら東を動かすことで、半規管にたまっている異物を移動させ、排出させる方法です。
  • 運動療法
    三半規管から異物を排出しやすくするために行う方法で、病気の予防にもなります。ただし、ほかの病気でめまいが起こっている場合に行うと、病気が悪化するおそれがあります。良性発作性頭位めまい症と診断されたうえで運動しましょう。

前庭神経炎とはウィルス感染などが原因。入院で薬物療法

前庭神経炎とは、三半規管や耳石器で感知した情報を脳に伝える「前庭神経」に炎症が起こる病気です。ウィルスの感染や血液循環の障害が主な原因です。

前庭神経の機能が急激に低下するため、突然激しい回転性めまいが起こります。めまいは3日間以上続くのが特徴で、聴覚に関係する「蛸牛神経」は障害されないため、耳鳴りや難聴は伴いません。

検査では、耳に温水や冷水を入れて眼振が起こるかどうかを調べる「温度刺激検査」が行われます。前庭神経の機能が低下していると、温度刺激を与えても、反応は現れません。

前庭神経炎は安静が必要なので、通常は入院して治療が行われます。治療は、障害された神経を回復させるために「ステロイドホルモン薬」を点滴で使います。

めまいは日を追うごとに軽減しますが、体に「ふらつき」が残ることがあります。これは、炎症が治まっても、神経の回復に時間がかかったり、完全に回復しなかったりすることで左右の機能のバランスが欠けるためです。
このふらつきを改善するためには、「リハビリテーション」を行う必要があります。症状が落ち着いてきたら、できるだけ体を動かすようにすることも大切です。

脂肪肝

健康診断で見つかる肝障害で最も多いのが、肝臓に脂肪が過剰にたまる「脂肪肝」です。これまではそれほど深刻な病気と考えられていませんでしたが、近年、脂肪肝のなかにも肝硬変に進行するもののあることがわかり、早期の治療が必要となっています。

脂肪肝ってどんな病気?

「脂肪肝」とは、肝細胞(肝臓の細胞)に脂肪(主に中性脂肪) が過剰にたまった状態をいいます。もともと肝臓には、エネルギー源として脂肪を蓄え、必要に応じて肝細胞で燃焼(酸化)させたり、血液中に送り出すという働きがあるが、たまった脂肪の量が多くなりすぎてしまうと問題になります。
脂肪がたまりすぎて肝細胞が膨れると、肝細胞の間の毛細血管(類洞)が圧迫されて血流が悪くなり、酸素や栄養の供給が妨げ・えしられたり、ひどい場合には肝細胞が壊死したりして、肝機能が低下することもあります。。主な原因は、お酒の飲みすぎ、食べすぎ(肥満)、糖尿病です。
そのほか、薬物(ステロイド薬、エストロゲン製剤、メトトレキサート、テトラサイクリン系抗菌薬など)、妊娠、代謝・内分泌障害、循環障害、高カロリー輸液、極度の栄養不良や急激な体重減少などが原因で起こることもあります。
脂肪肝の症状としては、全身倦怠感、腹部膨満感、右上腹部の痛みなどの症状現れることもありますが、ほとんどの場合は自覚症状がなく、健康診断などで発見されている。脂肪肝の多くは治療すれば元の健康な肝臓に戻すことができますが、なかには、長く放置すると肝硬変に至るタイプがあるので、軽視できません。

検査

脂肪肝の診断は、問診、診察(触診など)に加え、血液検査、腹部超音波検査が行われます。血液検査では、脂肪肝の場合、一般に、AST(GOT)、ALT(GPT) の値が軽度から中等度に上昇し、ASTよりALT のほうが高値になります。
ただし、アルコール性の場合は、ASTが高値になることが多いのが特徴です。
そのほか、γGPT 、コリンエステラーゼ、総コレステロール、中性脂肪などの値が高い場合に脂肪肝が疑われます。そのほか、糖尿病の有無をみる空腹時の血糖やヘモグロビンA1Cなどを調べたり、ほかの肝臓病との鑑別のために、ウイルス肝炎マーカーや自己抗体を調べます。さらに腹部超音波検査で、脂肪肝に特有の画像が確認されれば、診断がつきます。鑑別診断のためにCT検査や肝生検を行うケースもあります。

肝機能を見る検査と基準値

  • AST(GOT)…14~32IU/L
  • ALT(GPT)…8~41IU/L
  • γ-GPT…男性/11~78 女性11~42IU/L
  • 血清アルブミン…4.3~5.2g/dl
  • 総コレステロール…135~240ml/dl
  • コリンエステラーゼ…212~469IU/L
  • 総ビリルビン…0.4~1.4mg/dl
  • 胆汁酸…10μmol/L以下
  • ALP…135~310IU/L
  • プロトロビン時間…70~140%
  • ヘパプラスチンテスト…70~130%

治療

生活のなかで脂肪肝の原因を取り除くことが治療の基本となります。

  • 食事療法
    食べすぎている食生活を見直して、総エネルギー量と脂肪の摂取を抑え、バランスよく栄養をとる。
  • 断酒・節酒
    アルコールが原因の場合は、原則として「禁酒」。アルコール性脂肪肝は飲酒をやめれば、通常2~4週間で改善される。主な原因とはいえなくても、飲酒の習慣のある人は、1日の飲酒量を日本酒1合相当以下に抑える。
  • 運動療法
    有酸素運動(ウォーキングや水泳など、呼吸をしながら持続して行う運動)を1日30分以上、なるべく毎日行う。
  • 肥満の人では、体重を減らすだけで脂肪肝の改善が見られることが多い。30~40歳代の人ならこちらのダイエット情報が参考になります。
  • 薬物療法
    脂肪肝自体に対しては、基本的に薬は不要。ただし、脂肪の代謝に必要なビタミン、抗酸化薬などを補助的に用たり、肝庇護薬(肝機能改善薬) としてウルソデオキシコール酸を用いることもある。高脂血症や糖尿病があれば、その治療薬を用いる。

脂肪肝と診断されたら

肝臓単体での病気ではなく全身病が肝溝に現れた形と理解する

脂肪肝というと、従来、特別な治療をしなくても心配ない病気と考えられていましたが、近年、認識が変わってきています。ひとつは、NAS Hのように、お酒を飲まない人の脂肪肝にも、放置すると肝硬変にまで至るタイプの少なくないことがわかってきて、脂肪肝のうちに治療することの重要性が認識されるようになったからです。
また、ほとんどの脂肪肝は食事や飲酒、運動不足など、日常の生活習慣に起因し、インスリン抵抗性をはじめ、糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病と共通の背景のもとに生じています。これらはいずれも動脈硬化を促進し、脳血管障害や心筋梗塞などの命にかかわる病気を招く危険因子です。
こうした点では、脂肪肝は単に肝臓病というより、全身病の肝臓での表れのひとつといえます。症状がないからとあなどらず、注意信号と思って、きちんと対処することが大切です。
脂肪肝のうちなら、多くが生活改善でよくなります。脂肪肝の治療は、ほかの生活習慣病の危険を減らすことにもなるのです。どういう原因で脂肪肝になったのか、日常生活のなかの問題点を探り、改善策を講じてください。一時の我慢ではなく、継続できる方法を見つけることがとても大事なポイントとなります。

脂肪肝 関連サイト

GOT、GPTが高い、さらに値が不安定ならシジミ(シジミの使用感、口コミ)

慢性の息切れは肺の機能をチェックする「COPD」

  • 慢性の息切れが起こる病気は
    「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」が代表的
  • 1日に何度もせきや痍が出る、喫煙歴がある場合などは
    COPDが強く疑われる。
  • 診断は「スパイロメーター」などで、簡単に検査できる

日常生活に支障がでるなら注意。COPDが急増している

健康な人でも、老化に伴って少しずつ肺の機能は衰えていくものですが、日常生活に支障が出るほど、息切れがひどくなることはありません。息切れがひどくて、日常生活に支障を来すような場合は、呼吸器系の病気の可能性があります。息切れを起こす病気にはいろいろありますが、最近注目されているのが、「COPD(慢性閉塞性肺疾患」です。COPDはこの20年間で急増しており、今後も増加が予想されています。

気管支や肺胞に炎症が起こる

鼻や口から吸い込まれた空気は、「気管」を経て肺に送られます。COPDでは、気管が枝分かれさいした「気管支」から、肺の奥にある「細気管支」「肺胞」に至るまで、治りにくい炎症が広範囲に起こります。COPDは2つに分類されます。

  1. 気管支に炎症が起こる場合
    炎症によって、気管支の内腔が狭くなります。また、粘液が過剰に分泌されるようになり、痰もよく出るようになります。すると、気管支の内腔はさらに狭くなり、空気が通りにくくなって、息切れが起こるようになります。
  2. 肺胞が壊れる場合
    肺胞は、細気管支の先にある小さな袋状の組織で、健康な人では、左右の肺に合計約3億個あります。肺胞はぶどうの房のようにたくさん集まっていて、その表面を毛細血管が覆っています。そこで酸素を受け取り、二酸化炭素を渡す「ガス交換」が行われます。肺胞に炎症が及ぶと、肺胞の壁が壊れて肺胞どうしがつながって広がり、大きな袋のようになります。そのため、肺胞の表面積が減ってガス交換がうまくできなくなり、酸素不足が起こります。
    また、健康なときの肺胞は、ゴム風船のように伸び縮みして空気の出し入れを行っていますが、COPDになると、肺胞は紙風船のようになり、十分に縮むことができなくなってしまいます。その結果、肺の中の空気を、うまく吐き出すことができなくなるとともに、吸うことも難しくなり、息苦しくなります。

息切れが起こるCOPD以外の病気

  • 急性気管支炎
  • 肺炎
  • 気管支ぜんそく
  • 問質性肺炎(肺線維症)
  • 肺がん
  • うっ血性心不全

COPDが疑われる場合

  1. 1日に何度も痰が出る
    毎冬になるとひどくなるのが特徴。
  2. 1日に何度も咳が出る
    毎冬になるとひどくなるのが特徴。
  3. 同年代に比べて息切れしやすい
    階段や坂道を同年代の人と並んで歩くと、自分だけが遅れたり、先につらくなったりする。
  4. 40歳以上
    40歳以上になると、発症が非常に多くなるのがCOPDの特徴。
  5. 喫煙歴がある
    喫煙本数が多く、喫煙年数が長いほど、重症になる。現在喫煙している人や過去に喫煙経験のある人のほか、ほこりが多い環境でマスクをしないで、長年働いていた人も要注意。

COPDの検査

COPDを診断するには、問診で息切れなどの症状や程度、喫煙歴などについて詳しく調べたあと、次のような検査が行われます。

  • スパイロメーターによる肺機能検査
    「スパイロメ一夕ー」という機器を使って肺の機能を調べる検査で、外来で簡単に受けることができます。この検査では、肺活量と1秒間に吐き出せる空気の量(1秒量)を測定し、肺活量に占める1秒量の割合(1秒率)を調べます。1秒率が70%未満の場合には、COPDが疑われます。COPDが疑われた場合は、1秒量について同年代の健康な人と比較〃し、重症度を測ります。
  • 酸素飽和度検査
    安静時の動脈血の中に、酸素がどの程度含まれているか(酸素飽和度)を調べる検査です。指先に「パルスオキシメーター」という機器をつけるだけで、簡単に測定できます。酸素飽和度が90%以下の場合は、肺の機能が低下していて、ガス交換がうまく行われていないと推測できます。
  • 6分間平地歩行テスト
    パルスオキシメーターをつけて、廊下のような平坦な場所を、看護師といっしょに6分間全力で歩きます。6分間の歩行距離と、運動中の酸素飽和度から、ガス交換の程度がわかります。
  • その他の検査
    息切れを起こす病気は、COPDだけではありません。COPDとそのほかの病気とを鑑別するために、「血液検査」「胸部エックス線検査」「心電図検査」なども受ける場合があります。現在、COPD患者数は全国で500万人を超すといわれますが、実際に治療を受けているのは20数万人にすぎません。息切れが継続している人は早急に呼吸器科か呼吸器を専門にしている内科を受診し、早期発見・早期治療に努めることが大切です。

COPDの改善方法 症状を改善するためには呼吸法、運動、食事に注意する

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は、完治すことは難しい病気です。しかし、呼吸法や運動、食事などに注意することで、症状を和らげ、快適に暮らしていくことができます。そのために行うのが、「包括的呼吸リハビリテーション」です。包括的呼吸リハビリテーションの目的は、病気の完治ではありません。残った機能の回復を図ったり、あるいはさらに悪化しないように努めることです。それによって、患者さんが自立した生活ができることを目指します。リハビリテーションは、医師や専門スタッフによる治療ヤアドバイスを受けながら行われます。

包括的呼吸リハビリテーションと改善の目安

包括的呼吸リハビリテーションは、「禁煙」「薬物療法」「呼吸理学療法」「運動療法」「栄養療法」などです。積極的に取り組みりみ、「BODEスコア」にある4つの項目を改善していきます。4項目とは、「標準体重の維持」「気道の閉塞度」「息切れの度合い」「歩くことができる距離」のことです。これらが改善されるほど、長生きできるといわれています。る4 つの項目の改善を目指していきます。

BODEスコア

  1. 標準体重の維持
  2. 気道の閉塞度
  3. 息切れの度合い
  4. 歩くことができる距離

まずは禁煙。併せて薬と呼吸法で呼吸を楽にする

  • 禁煙
    包括的呼吸リハビリテーションのなかでも、特に重要なのが禁煙です。喫煙者のうち、実際にCOPDを発症するのは15~20% 程度ですが、COPDの患者さんの95%以上は、喫煙経験のある人です。このことからも、喫煙がCOP Dの原因になっているのは明らかです。節煙するだけでは効果はなく、完全に禁煙することが大切です。
  • 薬物療法
    気管支を広げる作用のある、「抗コリン薬」や「β刺激薬」の吸入薬などを使い、空気の通りを改善して、症状を和らげます。以前は、1日に何回も吸入する必要がありましたが、最近では1日1回、または朝夕2回使うだけで、効果を維持できるようなタイプも登場しています。薬物療法によって「気道の閉塞度」が改善されると、息切れが軽くなります。
  • 呼吸理学療法
    代表的なものに、「口すぼめ呼吸」と「横隔膜呼吸」があります。口すぼめ呼吸とは、鼻から息を吸い、口笛を吹くようにして吐き出すもので、たいへん楽に呼吸しやすくなります。口すぼめ呼吸のポイントは、吸うときの2倍の時間をかけて、ゆっくりと空気を吐き出すことです。横隔膜呼吸は、呼吸に深く関係する「横隔膜」を効果的に使って行います。「腹式呼吸」ともいい、健康な人にも勧められる呼吸法です。口すぼめ呼吸と横隔膜呼吸は、組み合わせて日常生活に取り入れることが大切です。肺にたまった空気をうまく吐き出せるようになるので、ふだんの呼吸が楽になります。これらの呼吸法は、「息切れの度合い」の改善に大きな効果があります。
  • 運動療法
    息苦しさがひどくなると、外出が億劫になりがちです。すると、筋肉が固くなり、寝たきりになるおそれもあります。こうした事態を防ぐには、適度な運動を継続して行うことが必要です。しかし、テニスやゴルフのような、瞬発力を必要とする運動はお勧めできません。安全にできる運動は、平坦な場所を歩くことです。歩く速さや距離など、できる運動の程度は患者さんによって異なるので、事前に担当医に相談しましょう。運動のし過ぎにも注意が必要です。歩行中に「息苦しくなった」「脈が乱れる」といった場合は限度を超えていると考えられます。運動をしながら、自分の安全域を確認していくことも大切です。歩くことは、BODEスコアの「歩くことができる距離」を伸ばすことにつながります。また、定期的に歩くことで呼吸する力が改善し、「息切れ」の度合いを軽減することができます。
  • 栄養療法
    栄養療法は、BODEスコアの「標準体重の維持」につながり、とても重要です。太り過ぎややせ過ぎは、肺の機能のためにもよくありません。食事では、良質のたんばく質を多く含む食品を積極的にとるよう心がけます。食べると苦しくなるために食が細くなりがちな場合は、食事の回数を多くして、少しずつ食べるようにします。やせ過ぎの人は、高エネルギーの食品をとりましょう。また、胃の内容物などが食道を通って逆流することがあるため、食後1時間程度は、横にならないようにします。胃の消化を高めるために、食後は安静を心がけることも大切です。

口すぼめ呼吸をしながら楽しく歩こう

息切れが強いと、家に閉じこもりがちになり、気分が落ち込むこともあります。しかし、リハビリテーションに取り組むことで、肺機能が改善され、症状も楽になります。気分転換のためにも、口笛を吹くような気持で口すぼめ呼吸をしながら、明るく楽しく、外を歩くようにしましょう。気分が沈まないようにテンションを高くするよう心がけます。
気分がしずみがちな人はノリノリの音楽などが効果的です。

禁煙補助剤を上手に活用して今年こそ禁煙! | 通販、薬局、ドラッグストアーで購入できる薬
http://kusiri-guide.com/archives/57