「酸性食品」は、結石や骨粗鬆症の原因

私たちが食べている食品には、「酸性食品」と「アルカリ性食品」があります。「酸性食品」には、肉類・魚類・卵などの動物性タンパク質、チーズ、玄米、白砂糖を使ったお菓子類、酒全般(ビール、ワイン、ウィスキー、焼酎、日本酒)、牛乳などが含まれます。

一方「アルカリ性食品」には、生野菜や果物全般、酢、海藻類、植物油、味噌などが含まれます。焼き肉やステーキなどが大好きで、毎日のようにお酒をたしなみ、スイーツにも目がない 。

そんな人は体液がどんどん酸性に傾いていきます。するとバランスをとろうとして、体内のアルカリ性ミネラル(主にカルシウム)が大量に消費されてしまいます。

人間の体のpH (ペーハー)は、中性で安定するようになっているからです。カルシウムは主に骨に含まれますが、体液を中和しょうとして骨からどんどん出てきます。この「どんどん出てくる」のが、実は問題点です。

体内のカルシウムには「出過ぎる」「出たら二度と戻らない」という2つの特徴があるため、酸性食品を食べ続けると、骨から出たカルシウムが出過ぎて戻らなくなり、血液中をウロウロと迷子のようにさまよってしまうというのです。

そのため、だぶついたカルシウムは結石となって腎臓内で詰まったり、尿管で詰まって尿路結石になってしまうのです。また骨の中のカルシウムが減ってしまうため、骨租軽症なども起こりやすくなります。ではどうしたら、こういったカルシウムの流出を防げるのでしょうか?

まずは、食生活の見直しがポイントです。肉・魚・卵などの動物性タンパク質、白砂糖を使ったお菓子類、牛乳やチーズ、ラーメンなどの過食を避け、お酒はほとほどにしましよう。またタバコや化学薬剤も体を酸性にしますから、摂らないようにします。

そして、体をアルカリ性にする生野菜や果物を毎日欠かさず食べ、代謝をよくするためによい水をたっぷり摂るようにします。飲み水水は、「桜島 活泉水」がおすすめです。まろやかで非常に飲みやすく、体の毒素を排泄する働きがあります。

なお野菜はすりおろすと酵素が活性化するので、ダイコンやカブ、セロリ、ニンジン、レンコンなどのすりおろしをメニューに加えましょう。

酢や味噌はアルカリ性食品ですから、こういった調味料で味付けをすればさらに効果が上がります。酸性食品を食べ続けている「酸性体質」の人は、血液も汚れがちなので、結石や骨粗鬆症などの病気以外にも、あらゆる病気にかかりやすくなります。毎日の食卓では、その食品が「酸性なのかアルカリ性なのか?」にも、注意を払う習慣をつけるといいでしょう。

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