酵素は血液をさらさらにする

では血液中にルローやアキャンソサイト、シュガークリスタルなどが増えると、どんな問題が生じるのでしょうか?これらの異物が血液中に大量発生すると、末梢に血液がいったときに毛柵血管の中に赤血球が入り込むのが阻害されてしまいます。

毛細血管の直径は約4ミクロンと、とても狭いものです。そのためきれいな丸い形をしている赤血球は入り込むことができます。しかしいくつもの赤血球がくつついたルローや、トゲトゲの形に変形したアキャンソサイトは、入り込めません。
また赤血球の直径は約7ミクロンと毛細血管の直径より太いので、正常な赤血球も折りたたむような格好をして毛細血管へと流れていきます。

赤血球が2個くつついただけでも毛細血管へ入り込むのは不可能になるため、いくつも赤血球が連なったルローの状態の赤血球は、入り込めなくて当然なのです。

赤血球は栄養や酸素、免疫物質などを体の隅々にまで行き渡らせるという重要な役割を担っています。いわゆる栄養素、すなわちアミノ酸やブドウ糖、脂肪酸はもちろん、ビタミンやミネラルも赤血球に入って流れていきます。鉄などの重要なミネラルも、赤血球のヘモグロビンにくっついていて、吸収されます。

また体に必要なものを入れるのと同時に、老廃物や有害物質を受け取り、排泄する役割も担っています。要するに血液がドロドロだと、人間の体を健康に維持するための栄養の吸収や、いらないものを出す排泄作用が、うまくいかなくなってしまうのです。

その結果、浮腫(むくみ)、痛みやコリ・しびれ、体の冷えなどが起こってしまいます。さらにそのまま放置していれば、あらゆる病気の元凶となります。では血液中の汚れをなくし、健康な血液にするためにはどうしたらいいのでしょうか?

それには、ルローやアキャンソサイト、シュガークリスタルなどが増えないような食生活、ライフスタイルを心がけることが最善策です。そして、食べ過ぎや夜遅くに飲食する習慣を改めることが大事です。なぜなら血液の汚れは、突き詰めると「消化不良」が最大の原因だからです。

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理論的には、動物性タンパク質や質の悪い油、砂糖が多く含まれる菓子類などを極力摂らなければいいのですが、タンパク質や脂肪はある程度は人間の体には必要なものです。

そこでタンパク質や脂肪は、質のいいものを適量摂るようにしたいものです。また消化を助けるために、酵素たっぷりの生野菜やフルーツを、毎食摂ることも欠かせません。

「肉や魚などの動物性タンパク質を摂ったら、その2倍以上の量の野菜や果物を食べましょう」というのが正解です。

特にタンパク質分解酵素が多く含まれるイチジクやキウイフルーツ、パパイヤ、パイナップルなどの果物は、肉料理と一緒に摂ると、消化を助けてくれます。

またタンパク質分解酵素のサプリメントを摂取することもおすすめします。油に関しては、体に悪影響を及ぼすトランス型(マーガリンやショートニングに含まれる)の油を避け、植物性のものを中心にバランスよく適量を摂るようにしたいものです。
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もちろん、血液を汚すだけでなく、ガンをはじめ万病の元となるタバコを止める禁煙は、いうまでもありません。また異物である化学薬剤を極力服用しないことも大事です。こうして、食生活や生活習慣を見直して血液がサラサラになっていくと、不思議なはど体に元気が蘇ってきます。肩こりや慢性頭痛、手足のしびれなども、目に見え改善されていきます。

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