「生きた酵素」をたっぷり摂る食生活とは

慢性的な体の疲れや、肩こり・腰痛などの痛みがある。肌がくすんだり、目の下にクマがある。目が充血しやすくなっている。
便秘がちだったり、下痢が続くなど、便通に問題がある。寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めてしまうことがよくある。こんな症状は、まさに体内の酵素が不足している証拠です。

体調不良や疲れ、さまざまな体の痛みなどを引き起こす大きな原因に、あなたの食生活の問題があるのです。

その食生活の問題点の中でも重要なカギを握るのが、「毎日の食事に、酵素が足りているかどうか」と「酵素を無駄づかいする食生活を送っていないかどうか」です。酵素には大きく分けて、人間の体外にある「外部酵素」と、体の中にある「体内酵素」の2種類があります。

「体内酵素」が少なくなると、あなたの体調は悪くなりがちです。そのため体内酵素が不足しないように、食べ物から生きた酵素をたっぷり補給する必要があるわけです。
100%天然由来の植物酵素生きている酵素「エナージナーゼ」

体内酵素には、「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類があります。消化酵素は私たちが口から取り入れる食物を消化し、体内に必要な栄養素を取り入れるプロセス(吸収)の中で、欠かせない酵素です。

一方、代謝酵素はあらゆる生命活動に関係しています。これなしでは、手を動かす、まばたきする、笑う、泣くといった目で見える動きができないのはもちろん、心臓が鼓動したり、血液が流れたりという基本的な生命活動もままならないというわけです。つまり代謝酵素なしには、私たちは生きていけないということなのです。代謝酵素は、体温や血圧を一定に保ち、免疫や自然治癒力の維持もしてくれます。

また細胞の再生や修復、神経やホルモンのバランスの調整もしています。そして体内に侵入してきた病原菌や、発生した有害物質を解毒・排泄する役割も担っています。

ちなみに人間の体の中には、3000種類以上もの酵素があることがわかっています。動脈の中には98、肝臓の中には50種類以上あり、1秒間に100万回肝臓の働きを行う作業を司っています。

ひとつの酵素は、1分間に3600万個の生化学反応に携わることができるといいますから、酵素はとても働き者で、私たちの体内で目覚しい活躍をしているというわけです。そんな重要な働きをする酵素ですが、酵素の量には限りがあります。

人間の酵素を製造する能力は、遺伝によって受け継がれています。これを「酵素生産能力」といい、個人個人に能力差があります。ただひとつ共通しているのは、人が一生に作り出すことのできる酵素生産能力は限定されていて、キャパシティーが決まっているということです。

生まれたばかりの赤ちゃんには、老人の数100倍の酵素が体内にあるといわれます。しかし年齢を重ねていくうちに、体内酵素は自然と減っていきます。そのため自分の酵素生産能力をはるかに上回る量の酵素を消費する生活をしていると、あっという間にあなたは「酵素不足」な体になってしまいます。

暴飲暴食を頻繁にしたり、消化に時間がかかる肉や魚などの動物性タンパク質の過剰摂取、夜寝る前に食事をする習慣などを続けていると、消化に酵素が大量に使われてしまいます。当然、喫煙や過度のアルコール摂取も、酵素を浪費します。そしてこういった悪習慣を長く続けていると、代謝酵素が不足してさまざまな体調不良へとつながります。

さらに酵素不足が長年続くと、ガンをはじめあらゆる慢性疾患にかかる確率が高くなってきます。不足しがちな体内酵素を補い、消化を効率よく行うには、酵素が豊富に含まれた「生のもの」を毎日毎食摂ることが重要です。特に生野菜やフルーツには、酵素以外にもビタミンやミネラル、食物繊維やファイトケミカルといった栄養素が豊富に含まれています。

ビタミン・ミネラル不足がおきる理由

さらに生きた酵素たっぷりの食生活を続けていると、体の痛みや疲れがとれてくるのはもちろん、肌がきれいになったり、やせやすい体質になるなど、多大な美容効果も期待できます。美しく健康に長生きするには、酵素は欠かせない存在なのです。

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