わずかなエネルギーでも消費を継続すると

1日に消費するエネルギー

1日のエネルギー所要量(日本人)は、年齢、性、生活強度をもとにして、決まります活動代謝は筋肉の動きによって起こるものですが、下表を参考にしてください。

日常生活における活動量と運動量 運動を1時間行ったときのエネルギー消費量
男/60kg 男/70kg 女/50kg 女/60kg
散歩・買い物などのゆっくりした歩行 90 105 70 90
通勤時などの普通歩行 130 150 100 120
自転車 160 180 130 150
通勤時などの急ぎ足 210 250 170 210
階段 280 320 220 270
エアロビクス 240 280 220 270
テニス 300 420 290 220
ゆっくりしたジョキング
(毎時120m)
360 420 290 350
ランニング
(毎時200m)
720 840 590 700
水泳(平泳ぎ) 730 840 590 700



ウォーキングが流行したり、「日1万歩」歩きましょうと言われますが、同じ歩行でも「ゆっくり」「普通」「急ぎ足」で、消費量にはかなりの差が生じることがおわかりでしょう。

このように普段の生活をテキパキ片づけたり、急ぎ足で歩くということが、実は、歩数だけ1万歩を越えたと言って喜んでいるよりは重要なのです。
余裕のある人はウォーキングを楽しめばいいし、そうでない人はサッサッと骨盤を使って急ぎ足で歩くことも、ダイエットには有効です。あなどれない積み重ねここにあげた表によれば、軽めの生活強度であっても、まとまれば1日で200~300kcalの消費を上乗せできます。アイロンがけを1時間ぐらいした場合、70~100kcal、部屋中の掃除では100~120kcal、通勤や買い物で100~150kcal、ちょっと速足で数十分通勤や買い物をすると150~200kcal以上も消費するのです。あなどれない数値です。その人の体重や性別によって消費するエネルギーに多少幅が出ますが、いかにこまめに動き回ることが重要かこの表を見るとわかります。
どうせなら、いつもの掃除やアイロンがけ、毎日の買い物などもこまめに行ない、徒歩や自転車のスピードを少しだけ速めにしてみる。通勤の道筋を少しだけ遠回りする。こんな試みをしていけば、ずいぶんと安上がりのダイエットサポートができて、お薦めできます。食事制限によるエネルギー制限でも、無理のないところは一日あたり200~400kcalということが多いので、ここに挙げたような生活習慣のリセットはあながちムダにはならないはずです。