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内臓脂肪が原因による便秘から最近話題の 腸内フローラ の働きや腸内環境の整え方など。

腸内フローラの最新研究

いま、世界中が 腸内フローラの最新研究 に取り組み始めています。アメリカ、ヨーロッパ、中国などでは数百億円規模の国家プロジェクトも進んでいます。

腸内フローラがさまざまな病気と関係していることが次々と報告され、その勢いはさらに加速しています。

腸内フローラの最新研究

腸内フローラの最新研究

こうした腸内フローラ研究の潮流は、遺伝子解析技術の進歩によってもたらされました。最新の分析法を使って調べてみると、人間の腸の中には、これまで存在すら知られていなかった菌が大量にいることがわかったのです。

しかも、それらの菌たちは、私たちの健康と深く関わっていました。今後研究が進めば、腸内細菌との付き合い方を変えるだけで、今まで治らなかった病気が治せたり、気分よく毎日が過ごせたりするようになるかもしれません。

あまりにも奥深すぎて、まだまだわからないことも多い腸内フローラの世界ですが、現時点でわかっていること、予測できることもたくさんあります。

腸内フローラが元気の素、善玉菌がカギ

便秘 腸 血管 不調の原因になる

便秘 腸 血管 不調の原因になる ことを忘れてはいけません。食べたものは、口から入り、食道、胃、十二指腸と消化管を通り抜けながら分解され、必要な栄養素だけ小腸から吸収されて、残りのカスは大腸を通りながら水分が吸収されたり、はがれた腸の粘膜や腸内細菌の死骸などと合流して便になって、最終的に排出されます。

ところが、排出されるべきものがなかなか排出されないことがあります。それが便秘です。「どのくらい出なかったら便秘か」という明確な線引きはありませんが、1 週間以上もお通じがなければ明らかに便秘です。2 ~ 3 日に 1 回であってもスッキリ出るようであれば、便秘とは言いません。

便秘が体に悪いのは言うまでもありません。腸と血管にとっても大敵です。
まず、出るべきものが出ないと腸内で便が腐敗して、悪玉菌が増え、善玉菌が減少してしまいます。つまり、腸内フローラのバランスが悪くなるのです。
血糖を改善してくれるアッカーマンシア菌も、慢性的に便秘の人の腸内フローラでは減っていることが報告されています。

ちなみに、便秘が続いて肌荒れがひどくなるという経験はありませんか?
これも、腸内で悪玉菌が増えた結果です。悪玉菌がつくる有害な物質やガスが、腸から血管に移って、血流に乗って全身に行き渡った結果、肌も荒れてしまったのです。

有害物質やガスが血管に入ってくるということは、もちろん血管自身にとってもダメージになります。そういう意味で便秘は血管に悪いのですが、それだけではなく、便秘が血管事故の引き金になることもあるのです。

お通じが悪くなると、トイレでいきむことが増えます。いきむと血圧がガツンと上がります。普段、上が 140 mmHG の人だと200 mmHG くらいになってしまうこともあります。これは脳出血や脳梗塞の原因になります。特に、寒い冬はただでさえ血管が収縮して血圧が上がりやすくなっているので、より注意が必要です。

なんらかの病気が原因で生じる便秘は別として、普通の便秘は、原因別に次の3つのタイプに分かれます。

  1. 腸のぜん動運動が低下している「弛緩性便秘」大腸の筋肉がゆるんだり、収縮力が低下したりすると、腸のぜん動運動が十分に起こらなくなり、便が大腸内をスムーズに進まなくなります。そうすると、便が長時間大腸にとどまるため、必要以上に水分が吸収されて便がかたくなり、便秘になってしまうのです。
  2. 直腸に便が停滞している「直腸性便秘」通常は、直腸に便が入ると、直腸の壁が伸びて、その刺激で便意が起こります。ところが、せっかくのチャンスを逃したり、がまんしたりしているうちに、便意を感じにくくなり、直腸に便が停滞してうまく排便できなくなることがあります。
  3. 大腸の過緊張で起こる「けいれん性便秘」ストレスなどで自律神経がアンバランスになると、腸も緊張してけいれんし、その部分が狭くなって便がスムーズに進まなくなります。硬くてコロコロした便が出るのはこのタイプです。

便秘のタイプによって、予防策は変わります。
まず1の弛緩性便秘の場合は、筋力の衰えが原因です。ですから、スクワットの形で両膝を曲げてお尻を突き出し、左右の足に交互に体重を移動させるなど、排便に役立つ筋肉を鍛えましょう。
2 の直腸性便秘や、3のけいれん性便秘の場合は、便意をがまんしないことと、なるべく規則正しい生活を心がけて、決まった時間にトイレに座ることを習慣にすることが大切です。

また食事では、どのタイプの便秘でもやっぱり食物繊維がおすすめです。特に水溶性食物繊維を多くとるように意識してください。もう少し上級レベルになると水溶性と不溶性の食物繊維は 2:1 で摂るのが基本です。それから、腹式呼吸も効果的です。

水溶性食物繊維なら トクホ イサゴール がおすすめです。水溶性と不溶性の比率が2:1に対策済みということろもおすすめポイントです。
内臓脂肪 を減らす時に避けられない「腸内フローラ」の存在

腸内フローラの乱れが糖尿病の原因か?

腸内フローラの乱れが糖尿病の原因か? 腸内フローラが乱れると、血管に悪いものが入り込んでしまう」のですが、腸内フローラと糖尿病の関係も指摘されています。糖尿病がこれだけ急増している背景にはやっぱり腸内フローラの乱れを指摘する医師や専門家がここ数年で増えてきました。

「糖尿病」の患者数は 2019 年調査時点で 328 万 9,000 人 (男性 184 万 8,000 人 女性 144 万 2,000 人)となり、前回 ( 2014 年) 調査の 316 万 6,000 人から 12 万 3,000人増えて、過去最高となりました。
糖尿病がこれだけ急増している背景にはやっぱり腸内フローラの乱れを指摘する医師や専門家がここ数年で増えてきました。

2 型糖尿病の患者さんは腸内フローラのバランスが崩れやすいのですが、生きた腸内細菌までが血管に入り込んでいる という衝撃的な話があります。

順天堂大学の研究チームが、2型糖尿病の患者さん 50 人と、糖尿病ではない 50 人の腸内フローラを比べたところ、腸内紳菌の総数には大き違いはなかったものの、糖尿病の患者さんたちのほうがバランスの悪い腸内フローラになっていたそうです。

しかも、糖尿病の患者さんグループでは 50 人中 14 人の血液中に生きた腸内細菌が見つかりました。腸内で暮らしているはずの腸内細菌が、腸の壁を通り抜けて、血管へ潜り込んでいたのです。

と言っても、糖尿病ではない 50 人の中でも 2 人は、血液中に腸内細菌が見つかっています。ですから、糖尿病ではなくとも、血管に腸内細菌が入り込んでしまうことはあるのでしょう。
ただ、その割合は、糖尿病患者さんのほうが7倍多いという結果でした。糖尿病の人は腸内フローラが乱れて、腸のバリア機能が低下するため、余計なものが血管に入りやすくなっているのでしょう。

ところで、糖尿病の患者さんは、インスリンの分泌が悪いだけではなく、インスリンが効きにくくなること(インスリン抵抗性)が知られています。そして、慢性的な軽度の炎症がインスリン抵抗性を引き起こす一因であると言われています。

順天堂大学の研究では、「腸内フローラの乱れによって、血管に入り込んだ腸内柵菌が炎症を引き起こすのではないか」とも指摘されています。これが正しければ、腸内フローラを改善することで、インスリン抵抗性の原因になる炎症を抑えるという新たなタイプの糖尿病治療が実現するかもしれません。

また、血糖値を改善してくれる腸内細菌も見つかっています。その1つが、「アッカーマンシア菌」という善玉菌です。
アッカーマンシア菌のよい効果は、複数の研究から報告されています。たとえば、パリの病院で行われたある研究では、次のような結果が出ました。

肥満または太り気味の人たち 49 人を集めて、食物繊維を多く摂りつつ、1 日あたり1500 ~ 1800 kcal に抑えた食事を 6 週間続けてもらったところ、アッカーマンシア菌をもともと多く持っていた人たちのグループは、ダイエット効果がより高かったのです。

6週間後の血糖値も、血中の脂質レベルも、ウェスト・ヒップ比(内臓脂肪のチェック)も、アッカーマンシア菌を多く持っていた人のグループが、より改善していました。同じような食事をしていても、腸内フローラによって結果は変わってくるということです。そのカギを1つの善玉菌が握っていたのです。

そこで気になるのは、「アッカーマンシア菌とやらの量は、人によって違うの? どうやったら増えるの? 」ということではないでしょうか。この研究結果には続きがあります。もともとアツカーマンシア菌が少なかった人も、6 週間、食物繊維が豊富なカロリー制限食を食べ続けた結果、アツカーマンシア菌が増えていたそうです。つまり、生まれつき決まっているわけではなく、食事によって替えられるということです。

食物繊維は、アッカーマンシア菌に限らず、腸内の善玉菌の大好物です。また、肥満にストップをかけてくれる「短鎖脂肪酸」も、腸内細菌が水溶性食物繊維をエサに作りだしてくれるものです。

腸内フローフを改善するためにも、血糖コントロールを良くするためにも、肥満を防ぐためにも、そして肥満が招く血管の老化を防ぐためにも、食物繊維が豊富に含まれている食事を心がけることが、とても大事なポイントです。内臓脂肪

内臓脂肪を減らす時に避けられない「腸内フローラ」の存在