疲労を改善、軽減、サーカス団はお酢をよく飲む

疲労の基礎知識

総理府が行った「体力・スポーツに関する世論調査」でも、6割を超える大人が肉体的な疲労と体力の衰えを感じていること、現代人の疲れた顔がくっきりと浮き彫りにされました。

疲労には、肉体的な疲労と精神的な疲労の2つがあります。ここでは、肉体疲労のしくみについていいます。体を動かすエネルギーは、摂取した栄養を、酸素の力を利用して燃焼させることで作られます。ところが、栄養のバランスがくずれたり、激しい運動でエネルギーを大量に消費すると、栄養は不完全燃焼し、燃えカス(乳酸)が血液中に残ります。

通常、乳酸は新陳代謝によって体外に排出されるのですが、許容量を超すと体内にたまりだし、血液を酸性化させてしまいます。健康な人間の体液は常に弱アルカリ性に保たれているのが条件で、酸性化すると疲れを感じたり、だるくなってきたりするわけです。

一方、精神的な疲労はストレスと深い因果関係をもっており、出社・登校拒否症候群、心身症など、さまざまな「心の現代病」の原因にもなっています。

過剰なストレス下での過労 | 現代人のストレス
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疲労とお酢

中学生の子をもつ母親たちが、こんな会話で同調し合っているのを、よく耳にするようになりました。「うちの子、すぐに疲れた、疲れたっていってねぇ。姿勢は悪いし、いつもグタグタしていて…」「やっぱり、お宅もそうなの。塾に行かせるのやめたんだけど、それでも変わらなくて。集中力はないしねぇ、元気のないのはこの頃の子供たちにとって、共通のことなのかも…」

絶対にそんなことはありません。元気のないのは、やはり不自然なこと。体のどこかに問題があるのです。1人のお母さんが、「あなた方、あんまり酢のもの料理を作らないんじゃないの」と口をはさみました。

「だったら、毎日おちょこに1杯ずつでいいから、純粋醸造酢を飲ませてごらんなさいよ」と忠告しました。確かにそこのお嬢さんは、ものすごい元気印。スポーツも、勉強もよくできるのです。「お酢って、昔はサーカスのアクロバットの人なんかが飲んだんじゃないの。体を柔らかくするために」と、古い風説をもちだした人がいます。

しかし、ここにも真実はあります。お酢を飲んで体が柔らかくなるわけではありませんが、アクロバットに限らず、空中ブランコ乗りも、動物使いも、ピエロも…サーカスで過激に体を使う人たち秘伝の健康法の1つが「お酢」であったのです。

私たちの生命活動は、結局のところ体内に取り入れた食物を分解して「燃やす」ことで保たれています。この燃やし方がうまくいかないと、燃えカスが残ってしまいます。これが疲労の原因です。お酢はこの燃えカスを出さないような分解のしかたを促進すると同時に、燃えカス自体も除去する働きをもっています。

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活用用法

ちょっとした運動後でも疲労感が抜けないというような時に、お酢、またはクエン酸(いわばお酢のエッセンスで無色無臭の粉末として薬局で販売)を飲むと、数時間で効果が表れるのを体感するはずです。

なお、クエン酸は10g~15gをコップの水に溶かして飲みます。甘味もあり、口あたりのよい飲みものです。

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