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ある特定の動作で痛みが生じる労作性頭痛

痛みの生じ方には、個人差がありますが、ある特定の動作や刺激によって痛みが誘発される、めずらしいタイプです。
ほとんど知られていないため、周囲の人には「さぽり」や「怠け病Lと思われて、人知れず悩んでいる人が多いのが、この頭痛の特徴です。

痛み方の特徴

痛みはじめると、体を動かすと痛みガ強くなることが多く、じっと安静にしていることで痛みが治るのを待つしかない。

特定の動作後に強い痛みが生じる

重いものを持ったり、咳こむたびに激しい頭痛に見舞われて、「なぜだろう」と思いながらもがまんしている人はいませんか?
こうした頭痛が「労作性頭痛」です。グワーングワーンと頭全体におよぶ痛みで、激しいものです。原因は特定の動作や刺激が主ですが、周囲の理解を得にくいことが最大の特徴です。

労作性頭痛の原因と分類

原因は、血管の拡張、髄液圧の上昇

労作性頭痛は、痛みを引き起こす特定の動作や刺激など引きがねはわかっていますが、痛み自体の原因はわかっていません。現在、考えられているのは次の3つです。

  1. 頭部の血管の拡張
  2. もともと片頭痛のような血管拡張型の頭痛があって、それが特定の労作に限って著しく頭痛が現れるというものです。

  3. 髄液圧の上昇
  4. 低髄液圧性頭痛とは逆に、髄液圧が上昇して痛くなるというもの。ただし、上昇していないこともあり、決定的とはいえません。

  5. 頭蓋骨周辺の筋肉

頭蓋骨の周囲の筋肉から起こる痛みという説です。しかし、これも詳しいことは不明です。そのほか、血液中のアドレナリンが関係あるのではないか、という意見もありますが、現段階ではまだ研究中です。

治療・予防には薬とのつきあい方がポイント

一般に、労作性頭痛は生涯続く可能性は低いと考えられています。数年で頭痛が起こらなくなるケースが多いのです。
したがって、それまでの間、動作や刺激をなるべくさけて、それができないときは予防薬を使うという方針をとればよいのです。病院で処方される薬には、インドメタシンなどの鎮痛薬があります。30分~2時間前に服用しておくと、動作や刺激があっても頭痛を防げることがあります。

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