「ストレス解消のための生活習慣」は紹介したとおりですが、こうして文書にしてみると、まさに当たり前のことです。
血圧が高くなってくると、血圧が高いことも「ストレス」のひとつになって血圧を上げる要因のひとつになってしまいます。
ストレスを感じたら1週間ほど休みを取って、山奥の温泉でのんびり過ごしてくる…といった余裕があればストレスは抱えないのかもしれません、
1週間の温泉三昧どころか、1泊旅行さえままならないのが、多くのサラリーマン、主婦の現実です。でも、あきらめないでください。温泉に行かなくても、いい方法があります。どんなに無趣味な人にも、こうすれば気分がよくなる、なぜか心が落ち着く、知らないうちにリラックスできる、という楽しみのひとつやふたつはあるものです。それをちょっと時間があいたときに、少しだけ楽しむのです。ささやかな努力ですが、習慣にして積み重ねていけば、ストレスが過重にたまることは確実に防ぐことができます。そんな方法をいくつか紹介したいと思います。
散歩
公園や街をぶらぶらと歩くだけで、気分転換に。休みの日はごろ寝より外へ。逆に疲れがとれます。景色などを見ると脳もリフレッシュすることができます。
お気に入りの場所を持つ
公園のベンチや喫茶店の片隅の席など、そこへ行くとほっとできる場所を見つけておき、ときどき「避難」します。
好きな音楽を楽しむ
世界中でミュージックセラピーが行われているとおり、音楽には大きな癒し効果があります。演歌よし、クラシックよし、好きな音楽を聴いて心からリラックスを出す機会がほとんどありません。カラオケは絶好のチャンス。おなかの底から声を出せば、ストレスも飛んでいきます。
おしゃれ
いつも決まったパターンの仕事着ではなく、スカーフや明るめのシャツなどでちょっとおしゃれをしてみましょう。気分がうきうきして前向きになります。
香りを楽しむ
すっかり定着したアロマテラピー。休日の昼下がりや入浴時に積極的に楽
しめば、手軽にリフレッシュできます。アロマテラピーの効果・効能はこちらが参考になります。
動植物に親しむ
条件が許すならペットを飼う、庭やベランダでガーデニングをするなど、動植物に親しめば、心が癒されるのと同時に張りが生まれ、生活の励みになります。
料理
料理をつくるときは、体の五感をフルに使います。これが脳に心地よい刺激になり、リフレッシュ効果が得られます。休日の午後など、たまには腕まくりを。食べる楽しみもストレス解消におおいに役立ちます。