貧血とは、血液中の赤血球が減少した状態をさします。一般には、赤血球中の「ヘモグロビン」値が低下したとき、貧血と診断します。女性の10人に1人が貧血と診断されています。 貧血では、「動悸・息切れ・疲れやすい・めまい」などの症状が現れます。立ち上がるときにクラッとくる起立性貧血も貧血の症状のひとつです。
赤血球が十分に産生されないと、貧血になります。具体的には、骨髄の異常、腎臓で作られるホルモンの欠乏、栄養素の不足といった原因があります。この他、出血で血液が失われる場合や、赤血球を破壊する抗体が原因で、貧血になることもあります。
医療機関で受診して、貧血の原因をしっかり明らかにします。検査を行えば、すぐに原因を突き止めることができます。骨髄や腎臓に原因があるときは、適切な治療を受けるようにします。赤血球やヘモグロビンを産生するための栄養素が不足する場合には、サプリメントで対応できます。もっとも不足しやすいのは、鉄分です。生理のある女性では鉄欠乏性貧血が頻繁に認められます。鉄欠乏性貧血は、生理による影響が大きいのですが、その他、葉酸やビタミンB12、タンパク質も赤血球を作るのに必要な栄養素となるのでこれらをしっかり摂取すること改善方法になります。
生理がある女性の場合、生理中または、前後に食欲がなくなったり、食事が不規則になるのが貧血の原因と言われていますがやはり食事を中心に改善するのを優先させます。
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