アスタキサンチン」タグアーカイブ

骨粗鬆症に食べたい食品「サケ」

ビタミン D が豊富

さけはビタミンD を豊富に含む魚で、100 g 中の含有量はマイワシの約3倍。ビタミンD にはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、丈夫な骨をつくるためには欠かせないビタミンです。
骨の材料となるカルシウムやマグネシウム、たんばく質なども含まれており、骨粗鬆症の予防・改善に役立ちます。カルシウム補給のためには、骨ごと食べられる水煮缶などを利用するのもよい方法です。さけの皮には、骨の土台となるコラーゲンも含まれています。たんばくたんぱく質の一種であるコラーゲンは体内でいっ6たんアミノ酸に分解された後、さまざまなたんばく質の構成要素として使われます。

カロリーに変換するビタミン B群も豊富

さけには、強い抗酸化作用を持つビタミンE のほか、ビタミンB 群も多く含まれています。ビタミンB群は糖質、脂質、たんばく質の代謝に欠かせない成分。Blや政はエネルギーをつくり出して皮膚や髪を健康に保ちます。またナイアシン、葉酸は協力しあって増血作用を高め、悪性貧血の予防などに効果を発揮します。
貧血、動脈硬化、心筋梗塞、がんなどまた、脂質に含まれる不飽和脂肪酸、IPAとDHAには、血液をサラサラにしたり、記憶力を高めたりする作用があります。ともに中性脂肪やコレステロール値を下げて動脈硬化や心筋梗塞などの予防に役立つほか、がんの予防にも有効です。

アスタキサンチンも

さけの肉はきれいなオレンジ色をしています。この色の正体はアスタキサンチンという色素。えびやかにの甲羅や、きんめだいなど赤い色をした魚の皮などに含まれていますが、魚類で肉にアスタキサンチンを含んでいるのはさけだけです。
アスタキサンチンには強い抗酸化作用があります。体に悪影響を及ぼす活性酸素を抑えて血管にコレステロールがたまるのを防ぎ、動脈硬化や心筋梗塞などを予防します。

コレステロールを下げる食品(さけ)

コレステロール高による動脈硬化防止には、コレステロールの酸化を防ぐ抗酸化物質を積極的に摂取することが必要です。強力な抗酸化物質には、ビタミンC、E、カロテン、リコピンがあります。野菜に含まれる色素成分は、抗酸化作用が強力です。
サケに含まれるアスタキサンチンという赤色成分にはこれらをはるかにしのぐ抗酸化作用がり、そのパワーは、ビタミンEの500~1000倍にもなります。アスタキサンチンはサケの他にいかやえび、いくらにも含まれますがサケの含有量はトップクラスです。
スモークサーモンなどに加工される紅ザケは特に豊富です。

サケにアスタキサンチンが豊富に含まれるのは、大量のアスタキサンチンをつくりだす、ヘマトコッカスという藻類をたくさん食べていることによるものです。
サケは生まれた川から海へ旅し、産卵のためにふたたび戻る習性をもちますが、この間は、紫外線にさらされて活性酸素による被害を受けます。これに対する手段として備えてきたのがヘマトコッカス由来のアスタキサンチンを体内に蓄えるという方法ではないかと考えられています。アスタキサンチンには、サケの過酷な長旅をさせるパワーが秘められているのです。
また、アスタキサンチンは加熱にも強く、焼いても煮ても大部分を摂取することができます。煮ても大部分を摂取することができます。ただし、空気に触れると時間とともに酸化してしまうので、新鮮なうちに食すことが大切です。
アスタキサンチンは脂溶性で炒め物やマリネなどで食べるのがおすすめです。