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寝室の明冷暖房にも気を配る – 快眠のための生活習慣

日本人の寝室は、諸外国の人から見れば非常に粗末な印象を受けます。もっとも最近では、住宅も洋風が増え、ベッドルームを備え、冷暖房もしっかり完備している家庭が増えましたが、まだまだ小数です。
冷暖房完備の寝室は、室内の温度を一定に保つことも可能ですが、冷暖房が完備していない寝室の場合は、冬は寒く、夏は暑いという自然現象を避けることができません。
冬などは、毛布や布団を何枚もかけますが、このとき、なるべく軽い布団をかけるのがポイントです。重い布団の場合、体の自由が奪われ、朝起きたときに、首、肩、腰などが痛くなります。電気毛布は便利で暖かく、軽いのですが、睡眠中には、温度調整ができないので注意

暑くて寝苦しい場合に、扇風機を使いますが、これはタイマー付きの扇風機を使ってつけっぱなしにならないようにします。つけっぱなしで寝てしまうと体内の熱が奪われ起床したときに、だるくなってしまいます。
また、暑い日に布団を全くかけないで寝ると、お腹が冷え、代謝が悪くなります。
冷暖房完備の部屋の場合、冬は21度、せいぜい24度まで、夏でも22度~23度に設定するのが理想です。
人間の体は、睡眠中には、体温の調節機能が低下しているので、冷暖房の過度な運転は、体によくありません。冷暖房の使用は、入眠までとするのがよいでしょう。

快適な睡眠、いわゆる快眠は、寝付くまでの時間がとても大事です。冷暖房や扇風機をつけっぱなしにするのではなく、寝付くまでの時間だけにして、布団の数を減らしたり、増やしたりすることで調節します。
冷暖房による快適な温度を保つことは、快眠にはとても効果的ですが、使いすぎには十分きをつけなければなりません。

寝室の明るさを一定に保つ – 快眠のための生活習慣

人間が眠りに入るためには3つの条件があります。それは

  • 明るさ
  • 温度

です。
このうち、静かで温度も適切なのにどうも明るさの具合が悪く眠れない。ということがあります。部屋の明るさは、眠りと深い関係があります。
一般的に理想的な照度は、20ルクスといいますが、結局はその人の習慣が深く関係しています。普段、真っ暗な寝室で眠っている人の場合は、少しの光が射し込んだだけで眠りにくくなります。「眠れない」という不快感が、ストレスとなり不眠に拍車をかけてしまう場合もあります。
寝室に照明をつけている人は真っ暗だとかえって眠れなくなります。このように照明は、その人の生活習慣に大きく依存します。
どちらがいいとか悪いというわけではなく慣れや習慣によるものです。

自分が快適だと思う照明を寝室に置くことで快眠の助けになります。
無段階の調光機能がついた照明なら自分の好きな明るさに設定できるのでおすすめです。

睡眠剤の常用は避ける

人間の体には、本来病気になったときには、自然に治療するための機能が備わっています。病気の中には、薬に頼らなくても自然と治るものがあります。
風邪をひいたときに自然治癒力だけに頼っていたら、何にも学校を休んだり、会社を休まなくてはなりません。
めまぐるしく時間に追われている生活の中では、こうした方法を選ぶことができません。
そんなわけで薬に頼るのですが、薬の中には副作用を招くものがいくつかあります。
副作用とはいかなくても、胃腸に負担をかけてしまったり、食欲不振といった症状がでることもあります。
薬を服用する際には、医師の指示に従うことが原則です。
不眠になってしまうと、すぐに睡眠剤を飲むことを考える人がいますが、これによる常習性や中毒の危険があります。
睡眠剤についての危険な点、副作用を医師や薬剤師の指示に従えば危険性は、大きく減らすことができます。
ただし、自分だけの判断で漠然と飲み続けたり、量を増量したりすると、睡眠剤がやめられくなったり、悪循環を招いて中毒になってしまったりします。

不眠症は、眠れない原因をしっかり突き止めるのが最優先です。また、不眠症の大半が精神的負担や不眠恐怖症によるものです。
これらを取り除くための行動が需要です。

入眠・熟眠のために薬を用いる前にどうしたら安眠できるかを考えてみましょう。

現在、不眠治療で主に使われる代表的な薬やその副作用について詳しいページがありますのでこちらも熟読することをおすすめします。こちらです。

睡眠の代表的な4つのタイプ

睡眠は、「8時間とらなければダメ」「5時間では少ない」というものではなく生体リズムに合った眠りをすることが大切であることがわかったと思います。時間が短いからと言って気に病む必要はありません。
人間が性格や体質の違いに加えて、生い立ちや職業などの環境によって、さまざまなタイプが生み出されるのと同じように、睡眠のタイプも素質的なものに加えて職業をはじめとする社会環境によってさまざまなタイプが形成されるのです。
能率的な睡眠というのは、その人を取り巻く社会環境に一番適した睡眠のタイプを持つこととといえるでしょう。
睡眠のタイプには大きく分けて4タイプありますが、自分にはどのタイプが最適かもう一度しっかり睡眠を見直してみてください。

その1 – 早寝早起き型

22:00頃に就寝して朝は、5時頃に目覚めるタイプです。このタイプは、起床と共に目覚めの気分がよく、唐絵だの機能も回転しはじめます。ですから仕事にとりかかる9時前後には頭もフル回転します。早起きタイプは、健康のシンボルのようなイメージがありますが、健康面でも仕事面でも理想のタイプです。
このタイプの人は、熟睡できても明け方になると眠りが浅くなってしまう場合があります。
また、このタイプでは午前中は活動的でエネルギッシュですが、午後になると、活動力が弱まる傾向がみられます。
睡眠の周期も規則正しく、夢をよく見るが、不快な夢は少ないという人の場合には、午前中はもちろんですが、午後も元気よく活動する精力的なタイプが多いのも特徴です。
早寝早起き型でこのようなタイプの人は、睡眠を効率よくとれています。睡眠においても仕事などの昼間の活動に十分な力を発揮するためには、早寝早起き型が最もぞまれるタイプとなります。

その2 – 早寝遅起き型

早寝遅起きタイプは寝付きが悪いのが特徴です。就寝時間は22:00頃と早寝ですが、寝付きが悪いために深い眠りに入るまでに時間がかかります。
そのため眠り全体が浅い傾向になります。そのため目覚めるのは午前7時以降になります。
寝付きが悪く眠りも浅いのですが、十分な睡眠をとれているので、起床時の気分はよいです。
昼間の活動は、早寝早起き型の人ほどではりませんが、午前中に高くなります。
午後は次第に低下していく傾向にあります。
午前も午後もエネルギッシュに活動する人もおり、睡眠時間は規則正しく現れ、夢も見る方ですが、不快な夢は少ないようです。
早寝遅起きタイプの人は、早寝早起きタイプに生活習慣をかえることで今より効率的な睡眠にすることが可能です。

その3 – 遅寝遅起型

夜更かし型の典型がこの「遅寝遅起型」です。昔から「宵っ張りの朝寝坊」といいますが、まさにこのタイプです。
夜、布団に入るのが12時過ぎ、起床は、9時以降になります。現代人には多いタイプです。起床時は、頭がすっきりせずに調子が悪く寝ぼけています。
午前中は、調子が悪いために活動力が低く、午後になってやっと調子がでてきます。
睡眠は、寝付きが悪く、全体的に浅い眠りになります。夢も悪夢が多く、ときどき目覚めます。この目覚めてしまった後に寝付きが悪く苦労します。
このタイプは、昔にはみられなかったタイプで現代社会が生んだひとつの現象でもあります。職業や環境がこのタイプになってしまったということです。

その34 – 遅寝早起型

最近、増加しているのがこの遅寝早起型です。現代社会、経済、文化が生み出した現象といえるタイプです。
就寝は、12時を過ぎ、朝は6時頃に目が覚めて起きるタイプです。このタイプは、寝付きがよくすぐに深い眠りに入りますが、明け方に眠りが浅くなり目覚めてしまいます。
朝は、寝足りないために頭もぼーっとしています。午前中は倦怠感を強く自覚している人が多いのもこのタイプです。
午後から夕方にかけては元気になり、調子があがってきます。
遅寝早起型の人は眠りが深く、途中で目覚めることがありません。レム睡眠時には、目を覚ますことがありますが、すぐにまた眠ってしまうので夢をみていたこともその内容も覚えていません。このタイプの人は比較的精神的な仕事に向いています。

睡眠中の自律神経の働きかた

人間には、生体リズムが働いていますが睡眠にもこの生体リズムは大きな影響を与えています。それとともに睡眠中にも自律神経機能の変化がみられます。以下にまとめてみました。
脈拍
ふつう、脈拍は1分間に70回くらいです。就寝してからだんだんと少なくなり、だいたい1分間に57回程度になります。
眠りに入ってだんだん深くなるノンレム睡眠のときに減少します。次に訪れるのが、レム睡眠時期です。レム睡眠時期になると、今度は、逆に増加します。1分間に65回前後になります。1回目のレム睡眠期が終わり、ふたたびノンレム睡眠期に入りますが、脈拍は、1回目のノンレム睡眠期よりもさらに減少し、1分間に55回くらいになります。
2回目のレム睡眠期に入ると、1回目のレム睡眠期より多くなります。一晩の眠りを追ってみるとレム睡眠は約90分のリズムをもって現れ、1回目と2回目とリズムを追っていくに従い増加が著しく現れます。逆にノンレム睡眠期は、レム睡眠期に比べて脈拍は多いのですが、一晩のうちで大きな変動はみられません。脈拍は、一晩に1回の大きなリズムをもち、さらにレム睡眠の約90分のリズムによって変化する生体リズムを持っていることわかります。
呼吸
呼吸もノンレム睡眠期に少なくなります。そしてだいたい規則正しく行われています。ところが、レム睡眠期では呼吸数も多くなり、不規則になります。
レム睡眠期では、非常に速く成ったり一時的に止まったりという変化が現れます。呼吸が速くてい心配になる場合もありますが、これは、レム睡眠期の特徴で心配いりません。
血圧
血圧も脈拍や呼吸と同じような変化を現します。眠りにはいったときには血圧は下がり、朝方になると除々に上昇します。レム睡眠期には少し高くなり変動も同じように大きくなります。
体温
体温でも皮膚体温は、入眠のときに上昇することもありますが発汗などによってある程度調節されてたりします。しかし、一般的には、明け方に最も低くなります。血圧と同じで朝になると上昇します。
盗汗
盗汗には、精神性発汗と温熱性発汗とがあります。精神性発汗は、精神的に緊張のあったとっきに起こるものです。
一方、温熱性発汗は、気温と体温との差を調節するためにでるものです。
睡眠中では、精神性発汗はあまり変化はみられません。温熱性はっkなは、眠ってすぐに増加し、レム睡眠期に入ると少なくなります。
夜明けが近づくにつれて、少なくなり、レム睡眠が多くなる朝方にはかなり少なくなります。レム睡眠期には減少しますが、一時期的に増えることもあり、これは、悪夢をみているようなケースです。

レム睡眠とノンレム睡眠

脳波の研究により眠りには、2種類あることが確認されました。脳波が発見されたのは、1929年、ドイツの精神医学者ベルガーによるものです。
睡眠に性質の異なる眠りがあることがわかったのは、ごく最近なのです。
その2種類の眠りとは、レム睡眠とノンレム睡眠です。レム睡眠を逆説睡眠といって一般に浅井眠りのことをいいます。レム睡眠は、脳の疲労を回復するための睡眠です。
一方、ノンレム睡眠とは、深い眠りのことをいい、身体の疲労回復のための睡眠となります。

レム睡眠

睡眠中に約1時間30分のリズムをもって起こります。1回のレム睡眠の長さは、第一回で10分、二回目には、20分、と明け方になるに従って長くなります。
一夜にこれを4~5回繰り返します。
レム睡眠期にはたくさんの現象があらわれます。代表的な現象は以下の6です。

  1. 脳波の眠りが浅い
  2. 左右の言及が急速に動く
  3. 体の筋肉の緊張がほとんどなくなる
  4. 感覚を与えても簡単に目覚めない
  5. 自律神経機能が不規則に変化
  6. 8割が夢を見ている

などのが特徴があります。

ノンレム睡眠

就寝すると、すぐに現れるのが、ノンレム睡眠です。ノンレム睡眠は第一段階から第四段階までの深い眠りを現します。そして眠りについてすぐが最も深く、除々に浅くなっていきます。これは1夜に1回のリズムです。
レム睡眠とノンレム睡眠の1セットで睡眠の1単位(睡眠周期)と呼んでいます。
レム睡眠については、1953年に発見され、今では盛んに研究されていますが、レム睡眠がなぜノンレム睡眠の後でないと現れないのかなど、まだまだ研究に課題が残ります。

生体リズムと密接な関係にある睡眠

人間は、昼間にも眠ることができます。しかし、一般的には、夜に就寝して朝に起床します。昼間は活動します。こんな当たり前のことについて考えたことがないのが普通です。
これは、人間の体の働きが重要な役割を果たしているのです。それは、人間の体や精神がもっているリズムななのです。これは、生体リズムといいます。この生体リズムと睡眠と非常に深い関係があるのです。また、これを証明する症状が「時差ぼけ」でもあります。
海外旅行をして帰国すると、体も頭もスッキリしません。時差ぼけについては、あえて詳しい説明を省きますが、誰もが理解できる症状です。

人間の体には、一定のリズムがあります。心臓の動悸は、1分間におよそ70回、呼吸は、1分間におよそ20回、女性であれば、月経周期は、約28日といった生体リズムをもっています。
そして睡眠に大きく関わっているのは、1日1回の体のリズムです。
1日に1回のリズムを持つものには、体温があります。体温は、夜は低く、午前3時~4時頃に最も低くなります。昼間は、次第に高くなり、午後2時~3時頃にもっとも高くなります。
体温は、生体リズムの中でもかなり強固なリズムを持ち、徹夜などをして眠らなくてもこのリズムは変動しないのが特徴です。
脈拍なども夜間に少なく、昼間は多くなります。ホルモンの中にも1日1回の分泌を示すものがあります。
体のもつ1日1回の生体リズムは、いくら変えようと思っても変えることができません。
意志とは無関係な働きでこれを自律神経といいます。
当然、この自律神経にも1日のリズムがあります。体温や脈拍、ホルモンなどもこの自律神経の働きのリズムにより制御されています。
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、の2種類の神経が交互に相反する働きをしています。交感神経は体の活動に関わり、副交感神経は、休養や栄養摂取に関わっています。
昼間は、交感神経で働き、夜は、副交感神経で機能します。
夜は、副交感神経が優位になり、交感神経は、抑制されます。体はそのために栄養摂取や疲労回復、休養をとるために適した状態に切り替わります。
これが、夜間に眠る理由といえるでしょう。

夜、眠れない人は、副交感神経が優位になららないために眠れない人が多くいます。そんな人に「クラシック音楽」「ヒーリングミュージック」といったリラックスできる音楽を聴いて眠りやすくするのは、非常に理にかなっている快眠術なのです
快眠のための音楽(オルゴールCD おすすめ)などは、リラックスでき、また副交感神経を優位にするには、最適な音楽です。オルゴールの音色は、優しくゆったりとリラックスできます。

体の健康は夜つくられる

健康を考えたときに、食生活や運動、生活習慣を見直すのが一般的です。当然、大事な要素ですが、夜の健康づくりについて考える人が少ないのはどうしてでしょうか?
夜の睡眠も健康維持にはとても重要です。
風邪をひいたり、調子がよくない、だるいときに、まず何を考えるでしょうか?
殆どの人が「早く寝る」という方法ではないでしょうか?
早く寝ることがどれだけ効果的であるかはよくわかっているのです。頭で考えるよりも体が睡眠を要求しているのです。
睡眠が1日の疲労を癒し、明日への活力になっていることは、体はわかっているのに、行動は伴わないことが多いのはどうしてでしょうか?
生理学的にも睡眠の疲労効果は科学的に証明されています。また、人間の体は、病気に対して免疫力と快復力を備えています。そして重要なことは、この体がもつ自然の力は、夜眠っている間につくられるのです。病気の人が眠れない日が続くと病状に変化はなくても回復が遅いことがわかっています。
健康を考えたときに「睡眠」は必要不可欠なのです。ところが健康の情報に、眠りのことを訴えている専門書などはあまり見かけません。もっと睡眠に関心を寄せるべきです。

個人差があって当然の睡眠時間は

何時間眠るのが最適か?これについては、とても難しいクエスチョンですが、現実的に6~8時間ぐらいが最適と言われています。
無理にこの時間を満たそうとして不眠になってしまう人もいます。
歴史的人物のナポレオンは、3時間しな眠れなかったとも言い伝えられています。真偽はわかりませんが、短時間の睡眠でも元気に過ごしている人がたくさんにるのも事実です。
人間の睡眠は、個人差が大きく、その人が置かれている状況や立場、年齢などによってもかわってくるので、あまり気にする必要はありません。
短時間の睡眠でも昼間、正常に活動でき、支障をきたさないのであれば心配はいりません。

眠らないとどうなるのか?

徹夜をした経験は誰にもあると思いますが、かなりの疲労が蓄積し、ふらふらします。一晩徹夜をすれば、一晩が限界だな。と思うのが普通です。第一夜は目覚めていることは、容易ですが、午前3時~6時ごろまでに強烈な睡魔がおそってきます。目のかゆみやなどの症状があらわれます。
ところが、翌日に昼頃には、眠気は少なくなり、普段とそれほど変わらない生活ができます。第二夜になると、第一夜と異なり、目覚めているのが困難になり、覚醒状態を保つために食べたり、しゃべったりという筋肉を動かしていないといられなくなります。
目はかゆみだけでなく、乾いてまぶたを閉じないと乾燥がひどくなります。
しきりにまばたきをしなければいられなくなります。歩いたり、動いたりしても眠気が絶えずおそってきます。昼間でも腰をおろすと寝てしまいそうになります。
第三夜は、目覚めているのが一層困難になります。
ギネスブックには10日以上、眠らなかった人がいますが、通常は、2日~3日が限界です。日本で行った実験では、4日が最高でした。
人間は、どのくらい眠らずに過ごせるのか?という答えは、せいぜい4日が限界です。そして最後には寝てしまうのが答えです。非常に単純明快な答えです。

6つの眠れない原因

不眠症を解消するには、その原因を取り除くことが大切です。具体的には6つの原因があげられます。

  1. 環境が原因している…これは、睡眠をとる場所の環境です。環境が不適当なために眠れないというもので音や明るさ、室温などが関係している場合がほとんどです。
  2. 体の異常が原因している…胃・十二指腸潰瘍やぜんそく、脳梗塞などの病気や単なる、かゆみ、痛み、発熱などで眠れないというものです。
  3. 精神の異常が原因している…不眠は、精神との関わりが非常に深く、単に神経質なために起こる場合、精神分裂病や鬱病、神経症などの精神疾患が原因で起こる不眠です。
  4. 老化が原因している場合…脳の老化現象によって眠りの障害が起こるものです。
  5. 薬剤が原因している場合…睡眠剤を浮く用し続けていた人がやめると起こる不眠です。
  6. 原因不明…原因がはっきりとわからない不眠です。一番やっかいでもあります。

1.環境が原因

引っ越し、転職などは、今までの生活環境とがらりと変わるのでどうしても拒絶反応が起きます。これは、少しの時間が経過すると、自然と眠れるようになるので心配いりません。
環境の場合は、次のようなことが考えられます。

騒音

高速道路、飛行場などが近くにある場合に不眠になります。これは、すぐに慣れてしまいます。逆に静かなとところだと眠れなくなってたりもします。
騒音の場合、その音だけでなく音に対する意味も大きく関係してきます。高速道路の反対運動をしていた人にとってその騒音は、いっそう眠りの妨げになります。

室内の温度

夏の暑さ、冬の寒さは寝苦しく、精神的にもツライものです。蒸し暑い真夏の夜に風通しの悪い部屋であれば最悪です。
寝付くまでが苦痛でなりません。

明るさ

寝室の明るさも、睡眠を妨げる原因になります。朝、太陽がまぶしくて目覚めてしまうことがあるのが人間です。寝室の明るさは、自分がこれでよい!と思う明るさにするのがよいでしょう。眠りに入りやすい明るさを設定することが大切です。

2.からだの異常

体に何かの病気がある場合には、それを治さないことには眠れません。たとえば、虫歯の痛みで眠れないのであれば、虫歯を治療しない限り眠れません。
かゆみ、発熱、呼吸困難にしても皮膚疾患、風邪、心臓疾患などさまざまな疾患が原因で眠れなくなります。

気管支喘息

アレルギー体質の人がアレルゲンとなるほこりや花粉、カビ、ネコや犬などの毛、そばがらなどが原因で起こります。
アレルゲンによる抗体反応が気管支ぜんそくという病気を引き起こすとは限りません。治療法としては、その反応を起こすアレルゲンを取り除き、反応を起こさないようにすることです。原因がはっきりとわかっていれば免疫療法で対処することも可能です。アレルゲンが原因で起こる症状は困難で、激しく咳き込んだ後に呼吸困難を引き起こします。
また、こうした呼吸困難は、睡眠中が多く不眠の原因となります。
大人の発作は、睡眠中であればいつでも、そして子供の場合には、夜中から明け方にかけて起こるのが一般的です。

胃・十二指腸潰瘍

現代社会のようにストレスが多いとどうしても病気が起こる頻度が高くなります。
人間の体を支配している自律神経は、意志とは無関係にその働きを営んでいますが、ストレスが加わると、その働きが乱れてしまいます。
胃の粘膜の抵抗力が弱くなり、血液の流れも弱くなって、胃の抵抗力が落ちます。さらに胃液の分泌が盛んになって胃の抵抗力が低下します。すると、胃液の分泌がさかんになり、胃・十二指腸を傷つけてしまいます。
睡眠中に激しい痛みで腹部が痛くなり目が覚めてしまうのです。薬物療法、食事療法、外科的処置により治療をします。

狭心症

老化現象による動脈硬化が原因で起こる病気のひとつです。動脈硬化は、生活習慣、食習慣の影響を受けやすく、血管が弾力を失い、血流を妨げ起こる症状です。ここ最近は、若い人の動脈硬化も増加しており、同時に狭心症も若い人にも増えている病気です。体を動かした時、食後、早朝などに急に胸がしめつけられる痛みや不快感を感じます。多くは、安静にしていれば改善しますが、発作は頻繁に起こり、同時に血圧も上昇します。
この症状そのものは、心臓の筋肉に栄養を送る冠状動脈に硬化があるために、栄養が十分に補給されなくなって生じます。
治療法といっても現在のところ動脈硬化を改善する薬はありません。動脈硬化を防ぐ、食習慣、そして発作時に血管を拡張する薬を飲むのが一般的です。コレステロールを下げる食習慣なども重要です。
狭心症の発作は、夜間に起きやすくレム睡眠期に起こることが確認されています。レム睡眠期には、夢を見たり、自律神経系統の機能が不規則なために、呼吸や脈拍に変化が現れます。そのために夢の内容、レム睡眠期のもつ現象が狭心症の発作を誘発するのではないかとも言われています。

脳に異常がある

眠りは、さまざまな条件が満たされたときに起こります。これは、眠りと覚醒を脳がコントロールしているからなのです。眠りと覚醒は、脳の間脳と脳幹が司っています。つまり、脳の病気があって機能に支障をきたすのであれば、眠りが妨げられるばかりでなく眠り病といった睡眠過剰も引き起こしてしまうのです。
脳の病気で多くみられるものに、脳動脈硬化症、脳出血、脳軟化症などの脳血管障害があります。
脳動脈硬化症の症状としては、頭痛、めまい、しびれなどの他、記憶力や知能の低下などがあります。当然、不眠も起こります。
脳出血や脳軟化症の場合は、急性期には、意識がぼんやりとしているものですが、慢性期になると、不眠が目立ちます。

脊髄の異常

人間の体は、脊髄に神経が集まっています。神経は、体に受けた刺激を脳に伝え、脳からの命令を伝える働きをします。
脊髄に支障をきたすと、麻痺状態を起こします。それとともに刺激の伝達が損傷を受けるため、眠りにも悪影響を及ぼします。
眠りの障害だけでなく麻痺によって、寝返りが打てないなど、さまざまな要因が重なって寝返りが打てないなど、複雑に要因が重なり合って寝返りが打てないケースもあります。

こうしたいくつかの病気を例に挙げましたが、特有の症状がそれぞれ眠りを妨げているのです。
病気別に治療を行うことが最短で不眠を改善することができるのはこうした理由からです。

3.精神面の変調

睡眠が精神面と重要な関わりがあることは前述したとおりですが、ここでは具体例をあげて説明します。

神経質すぎる

敏感で、精神・身体的な負担によって疲労しやすく、自意識が高く、高い望みを求め、何事にも完全でなければ気が済まないタイプです。
神経質な人は、体に必要以上の気を配るため、それが高じて胃腸障害を起こしたり、頭痛や不眠を起こしたりします。このように過剰に気を配ったり、気にしすぎるために起こる症状を一般的に心気症といいます。
神経質な人の場合には、寝付きが悪い、眠りが浅いことを自覚しているケースが多いです。神経質が原因でほんの些細なことで興奮しやすいために不眠が起こるものです。
しかし、実際に神経質な人の脳波を測定してみると、正常な人の眠りの量、質ともにあまり変わらなくなっています。
神経質な人の場合、偶然何かがきっかけで眠れなかったりすると、それが原因だと思いこんでしまう場合が多いようです。

神経症(ノイローゼ)

人間には、普通順応と拒絶の能力を兼ね備えています。環境の変化があっても次第に慣れていくものです。ところが、中にはちょっとした環境の変化でノイローゼになってしまう人がいます。
神経症とは、精神的な原因が心身の障害を起こすもので脳や他の病気が原因していないものをいいます。また、性格的にわがままで、がまんすることができないタイプに多くみられます。子供の頃にわがまま放題に育てられた人や、過保護に育てられた人にも多くみれます。こうした環境で育ってしまうと、職場や家庭などの中の小さな社会で適応できずに逃避してしまう結果が神経症です。

不安神経症
神経症は、環境に適応できず、その人の生命がおびやかされたときに、人間が起こす反応です。生命がおびやかされることは、人間の場合、身体的なものと社会的なものと2通り、考えることができます。そして、神経症は、社会的生命がおびやかされるために起こります。不安は、社会的な人間の存在をおびやかされたといに起こるものですから神経症の基本ともいえる症状です。身体・精神の症状は、胸苦しく、息ができない、心臓がどきどきするといった症状です。
ヒステリー
感情的になりやすい人のことを言いますが、医学的には異なります。長期間、欲求不満を抱いていた人が、ちょっとしたきっかけで運動麻痺や記憶喪失など、心身障害を起こすことを言います。このような症状を起こすことで現実から逃避します。
強迫神経症
自分で考える意志がないのに、さまざまな不愉快な考えが次々と頭に浮かび、はらいのけようとすると余計に強く迫ってくる状態をいいます。カギをしめたのに何度も確認しないと気が済まない。などのどうしてそうなるかの理由を確かめないと気がすまない状態になります。また、強迫症状として現れるものもあります。先のとがったものが自分に突き刺さるように感じるケースなどです。トイレの取っ手や電車の吊革にさわった際に何度も洗わないと気がすまないのもこうした神経症です。高所恐怖症、赤面恐怖症、疫病恐怖症、対人恐怖症なども同様です。

神経症の人の睡眠障害

これまで紹介してきた神経症のタイプは、いずれの場合も自分の置かれた状況の中で適応することができず不安や精神の緊張が起こるものです。
そのため不眠症状もかなり顕著に現れます。
睡眠障害は、寝付きが悪いことが多く、眠りが浅い、夢をよく見て眠れないなどの障害もあらわれることがあります。
これは、昼間活動しているときの緊張感を入眠時まで持ち続けていることと、精神的葛藤が夢にあらわれるため悪夢などが原因となって不眠になるケースもあります。
こうした原因の場合には、不眠を治そうとしても無理です。精神的な原因を取り除くことが先決です。専門医の診察を受けることも解決への近道になります。適切な治療を受けることで不眠も改善していきます。

躁うつ

この病気の特徴は、躁状態とうつ状態を繰り返します。躁とうつの周期の人もあれば、どちらか一方の状態を繰り返す人もいます躁状態というのは、感情や意欲が旺盛になることですが、楽しくて、気分爽快で興奮して眠れない状態です。
自信過剰になり、自分の能力を過大評価してしまいます。
こうした状態ですから自分にさからったりするものがあると、機嫌が悪くなり、暴力、口論を起こすことも少なくありません。高価なものを購入したり、仕事を次々に拡大したりします。
一方、ううつ状態とは、憂鬱な気分が続く状態です。誰にもこうした状態はありますが、精神低位な原因があります。
とろが躁うつ病のうつ状態は、はっきりした原因がありません。理由もないのに、気分が重く、気分が沈みがちで元気がでないというのが主な症状ですが、同時に悲しくなったり、理由もないのに、気分がすぐれないといった症状があらわれます。
身体的には、頭痛、肩こり、胃腸障害、食欲不振、下痢や自律神経失調症などがあります。口数も減り、何事もネガティブに考えるようになってしまいます。
無能な人間だという妄想や被害妄想や自責感が起こります。
こうした、躁状態とうつ状態が交互にあらわれたり、一方だけを繰り返したりします。
躁うつ病は、原因が不明ですが、精神的、身体的な出来事がきっかけになることもあります。几帳面で仕事熱心、こり性、強い正義感、責任感などが強い人がなりやすいのも特徴です。躁うつ病の人の睡眠障害ですが、躁状態の人は、意欲的で感情が高ぶっていますから、夜遅くまで動き回り、気分が高ぶっているので、なかなか寝付けません。夜中に突然起きて掃除をしたり、早朝に人の家を訪問したりします。
ひどい場合には、一晩中眠れない場合もあります。本人は、睡眠時間が短くても気にしませんが、身体は疲れるので、疲労が蓄積してきます。
では、うつ状態の人はどうでしょう?感情、意欲、身体、自律神経の機能障害が起こります。そして不眠は、一般の人でも憂鬱な気持ちのときに起こります。
ですから躁うつののうつ状態にある人は、その傾向が一層強くなります。
うつ状態の人の睡眠障害は、布団に入っても、仕事や家庭のことを心配して考えるために寝付きが悪くなります。寝付いてからも眠りが浅く、1~2時間眠ると目が覚め、そのあとなかなか眠ることができずに眠ったり起きたりを繰り返します。
朝より夕方から夜にかけてのほうが状態がいいのも特徴です。
専門医の受診が欠かせません。

精神分裂病

自分の殻に閉じこもり、人もいないのに悪口が聞こえてきたり、幻聴や誰かが後をつけてくるなどの妄想があります。
思春期から20歳ごろまでに発病し、幻想や妄想が現れることもありますが、それほど強い症状ではありません。
幻想や妄想が原因で神経が興奮し、寝付くことができずに不眠になります。ちょっとした物音でも目が覚めてしまいます。ひどい興奮状態にある時には、一睡もできないこともあります。治療には、専門医の診察が必要となります。

4.老人性の不眠

老人は、夜の眠りは浅く、昼間はうとうとする傾向が見られます。不眠を訴える人も必然的に増えてしまいます。
老人になると、脳をはじめ、体の機能の衰えにより、睡眠を妨げる条件が増えてきます。これにより睡眠のリズムが乱れてしまうのです。
体の衰えによる睡眠不足であれば問題ありませんが、病気が隠れているケースもあるのでこちらは、きちんと病院で受診しなければなりません。
睡眠障害の症状としては、眠りが浅く、夜中に何度も目が覚め、そのあと寝付けない、早朝に目が覚めてしまう、というのが主なものです。

5.睡眠剤をやめたときに起こる不眠

眠剤には、入眠効果がありますが、長期間、服用していた人がやめたときには、不眠症状があらわれます。
服用をやめたことによるノンレム睡眠が減り、眠りが浅く時間も短くなります。加えてレム睡眠が増加し、夢を見ることになるからです。
みる夢も悪夢が多く、眠れないために、また薬を飲むという悪循環が生じることになります。服用し続ければ、不眠も悪夢も改善されますが、服用期間が長ければ長いほど症状は悪化しやすい傾向にあります。
早めに病院を受診し、医師の診断を受けた方が早く改善します。

6.原因

6つめは、原因不明です。

快眠ぐっすり酵素「セロトアルファ」で睡眠薬が不要に

現代人に増加している「不眠恐怖」

不眠症は、原因となる病気があって起こる場合もありますが、これは、当然ですが、その病気を治すことによって不眠症も治ります。そして比較的少ない不眠症です。
病気げ原因で起こる不眠症よりも、実際は、心の問題から生じることが多いのです。情報社会が生んだものといえますが、不眠症も同様ではありません。
不眠に対する恐怖感が、「不眠恐怖症」とか「不眠ノイローゼ」を招いているのです。

今日寝られないと、明日も明後日も寝られれないのでは?と不安になってしまうのです。取り越し苦労である場合もたくさんあります。
眠れないのであれば、起きていればいい!という気持ちぐらいでちょうどいいのです。
今日、寝られなければ、明日ねればいいぐらいの気持ちの持ちようが大切です。