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低血圧をサプリで改善

低血圧とは、収縮期血圧が100mm Hg以下の状態をいいます。「めまい・立ちくらみ・疲れやすい・動惇」といった症状が認められることもあります。これらの症状は、脳や心臓の病気とも共通するため、医療機関での検査と適切な診断が必要です。高血圧に比べ、気にされないことが多い低血圧ですが、主に

  1. 本態性低血圧(原因不明)
  2. 起立性低血圧「立ちくらみ」が主な症状)
  3. 食後低血圧(食後、消化器官に血液が滞留し、心臓に戻りにくくなることで生じる)

3つに分類されます。

本態性低血圧は、原因が明らかではありませんが、特に症状がなければ、病気とは考えません。起立性低血圧では、有酸素運動や無酸素運動(レジスタンス運動)によって筋肉を鍛えることが大切です。食後低血圧では、食事の回数を増やし、1回の食事量を減らすことで対応できます。食後にカフェインを含む飲料を摂ると、交感神経が刺激され、血圧の低下を防ぐ作用があります。

改善は、主に食事と運動の習慣についての見直しが基本です。屋内と戸外の温度差にも注意します。サプリを使う場合は、コエンザイムQ10やプロポリスが有効です。

貧血をサプリで改善したい

貧血とは、血液中の赤血球が減少した状態をさします。一般には、赤血球中の「ヘモグロビン」値が低下したとき、貧血と診断します。女性の10人に1人が貧血と診断されています。 貧血では、「動悸・息切れ・疲れやすい・めまい」などの症状が現れます。立ち上がるときにクラッとくる起立性貧血も貧血の症状のひとつです。

赤血球が十分に産生されないと、貧血になります。具体的には、骨髄の異常、腎臓で作られるホルモンの欠乏、栄養素の不足といった原因があります。この他、出血で血液が失われる場合や、赤血球を破壊する抗体が原因で、貧血になることもあります。

医療機関で受診して、貧血の原因をしっかり明らかにします。検査を行えば、すぐに原因を突き止めることができます。骨髄や腎臓に原因があるときは、適切な治療を受けるようにします。赤血球やヘモグロビンを産生するための栄養素が不足する場合には、サプリメントで対応できます。もっとも不足しやすいのは、鉄分です。生理のある女性では鉄欠乏性貧血が頻繁に認められます。鉄欠乏性貧血は、生理による影響が大きいのですが、その他、葉酸やビタミンB12、タンパク質も赤血球を作るのに必要な栄養素となるのでこれらをしっかり摂取すること改善方法になります。

生理がある女性の場合、生理中または、前後に食欲がなくなったり、食事が不規則になるのが貧血の原因と言われていますがやはり食事を中心に改善するのを優先させます。

貧血 | 薬を使わない食事療法(病気・症状別)
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「むくみ」をサプリで改善

「むくみ」は、体内の水分によって生じます。むくみは女性に多く認められ、「夕方になると足がむくむ」「月経前に顔がむくむ」といった症状があります。その他、乳ガンや子宮ガンの手術後にリンパ液の流れが障害されて生じる「リンパ浮腫」や、下肢の静脈の弁が障害されて起こる「下肢静脈瘡」によるむくみがあります。
代謝が滞っていたり、塩分摂取が過剰になってしまった時の一時的な「むくみ」であれば、サプリを使った解消法があります。

一時的なむくみは、特に病気との関連はなく、問題はありません。たとえば、長時間の立ち仕事をしたときに足がむくむ、ホルモンバランスの生理的な変化によって月経前にむくむ、睡眠不足や疲労しているときにむくむ、といったときは心配ありません。一方、心臓や肝臓、腎臓に異常があって生じるむくみがあります。女性では、原因不明の「特発性浮腫」という病気も知られています。

一過性のむくみであれば、まず、食事と運動を見直します。食事では、塩分と水分の摂りすぎに注意します。カリウムは余分な塩分を体外に排出する働きをもつので、カリウムの多い食品を積極的に摂ります。カリウムは、水に溶けやすい物質なので、ゆでたり、煮たりした場合には、その煮汁も一緒に食べると十分なカリウムが摂取できますが、生野菜、果物を食べるのが最適です。
適度な運動は、血液循環を改善するので重要です。さらに、下肢の筋肉が落ちないように、運動習慣を維持します。代謝が滞るとむくみやすい傾向にある人は、「冷え」に十分注意します。
冷え症を改善する暮らし方のポイントは、便秘解消のための「冷え改善」方法を紹介しちているサイトですが、「冷え改善」という点では共通するので非常に参考になります。一般的にむくみが生じやすい人は冷え症であることがわかっています。

サプリを活用する場合には、水やリンパの流れに作用するメリロートを使います。メリロートはマメ科の植物。芳香性物質クマリンを豊富に含みます。メリロートから抽出したエキスにジャワティーエキス、イチョウ葉、トウガラシを配合したサプリメントが発売されています。
メリロート一覧はこちらから。

便秘をサプリで改善

「サプリで改善したい症状や病気」という投票で一番多いのが「便秘」だそうです。便秘に悩む人は多いのですが、やっぱり出る物が出ないというのは、非常に不快です。
朝、決まってトイレに入る習慣がある人であれは、1日2日程度なら我慢できるかもしれませんが、「何日も…」という頑固な便秘症の人は、サプリによって便秘を改善したいと思っているのでしょう。

「便秘」に関して、明確な診断基準はありませんが、一般に、3日以上便通がない、便が出しにくい、便が硬いといったとき、便秘と呼びます。また、便が出ていても「すっきり感」を自覚できない場合は便秘と定義します。女性のほうが、男性よりも便秘になりやすいことが知られています。これ女性ホルモンの影響や、筋肉量が少ないことなどが原因です。

便秘は、大腸にポリープや炎症などの病気があって生じる「器質性異常便秘」と、腸の動きが低下するために生じる「機能性便秘」に分けられます。掛こ、便秘の多くは機能性便秘であり、特に女性や高齢者に見られるのが特徴です。

便秘の原因として、食物繊維の摂取不足、不規則な食事時間、ストレによる自律神経異常、運動不足による腸のリズムの不調などがあげられす。いずれも、ライフスタイルの見直しによって改善が期待できます。薬品を用いることもあります。

サプリで改善したい場合には、青汁、乳酸菌、アロエなどが使われます。アロエが大変におすすめで、人によっては、効果が出すぎてしまい、下痢になってしまう場合もあります。この場合は、量を減量します。また、アロエを摂っても全く効果が見られない場合などは、量を増量してみるといいでしょう。
青汁で試す場合は、熊笹が配合されているものを選ぶと便秘に大変効果があります。

特にアロエは食品ですから、副作用の心配もないので、量を自分で調節しながら効果を試せるのがよい点です。また、アロエの無添加原液で販売しているものが特にすすめです。

アロエの便秘改善効果は、こちらに詳しく記載があります。一度目を通していいただくとよいかと思います。

骨粗鬆症をサプリで改善する

骨粗髭症は、骨代謝のバランスが乱れて骨からカルシウムが失われ、骨の密度が低下し強度が弱くなる症状です。お年寄りなどが寝たきりになるきっかけとして骨粗鬆症による骨折があります。

現在、全国で1000万人の骨粗軽症患者がいると推計されています。その多くは女性で、更年期にさしかかる40歳代から増加しはじめ、65歳では2人に1人、80歳では7割もの女性が骨粗鬆症と診断されています。

骨は、カルシウムの貯蔵場所として機能しています。つまり、食事から得られたカルシウムは、まず骨に蓄えられます。一方、カルシウムは、全身の細胞の正常な働きに必要なミネラルです。そこで、血液中には常に一定量のカルシウムが含まれており、体の細胞にカルシウムを供給しています。血液中にカルシウムが少なくなると、骨から溶け出すことでカルシウムを補充するシステムです。
女性ホルモンのエストロゲンには、カルシウムを骨に沈着させる働きと、骨が溶けすぎないように調節する働きとを担っています。しかし、女性ホルモンが減少する更年期以後の年代では、それらの働きが失われるため、骨からカルシウムが失われやすくなるります。

骨粗軽症により骨の密度や強度が低下すると、さまざまな症状が現れます。特に、背骨に症状を認めることが多く、たとえば、背部痛や腰痛、身長の低下、背骨の湾曲などが見られます。一般的にお年寄りにみられる症状です。
骨粗顆症は、自覚症状がないことも多く、気づかないうちに進行します。骨が弱くなるため、ちょっとしたことで骨折することもあります。特に高齢者での骨折は、些細なことをきっかけにした転倒によって起こっています。

骨粗鞋症は、閉経後の女性に多い病気です。しかし、国民栄養調査によると、カルシウムの摂取不足が年齢や性別に関係なく、広い年代で認められていることから、男女を問わず注意が必要です。

骨粗軽症の予防と改善には、生活習慣の改善が大切です。食事でのカルシウム摂取不足による問題はよく知られています。また、運動も影響を与えます。運動不足では、カルシウムが骨に沈着しにくくなり、骨が弱くなります。運動をはじめるのは、高齢者でも遅くはないので積極的に取り入れます。
ゲートボールを続ける人では、骨密度が増えているという報告もあります。さらに、ビタミンDの摂取も大切ですし、ビタミンDを活性化するためには、日常生活で日光に当たることも必要です。病院では、紫外線の問題ばかりやり玉にあげられていますが、骨のためにはある程度は日光浴も必要です。

カルシウムを含む食品は多くありますが、体内への吸収効率は食品によって大きく異なっています。もっとも吸収率のよい牛乳や乳製品のカルシウムでさえ、半分ほどしか吸収されません。その他、小魚では30% 、緑黄色野菜では20% 程度しか吸収されないのです。さらに、若年者に比べて高齢者では、消化吸収能力が低下しているという問題もあります。
一般に、カルシウムは、食品からだけでは不十分なことが多く、サプリメントを利用するほうが確実です。さらに、サプリメントでは、カルシウムだけではなく、その吸収と骨形成を助ける働きをもつ成分も容易に摂ることができます。

サプリメントを活用する場合は、カルシウムとカルシウムの吸収と骨形成を助ける、ビタミンDとビタミンKを摂取するといいでしょう。

美肌のためのサプリメント活用方法

女性であれば、足りない栄養素をサプリで摂取する以外に、美肌を…と思うのは自然です。皮膚のトラブルで多いのは、紫外線による害です。日光に含まれる紫外線は、過剰に当たると体に有害であることがわかっています。
また、最近では、オゾン層などの破壊により、紫外線が強くなっており、若い年齢でもかなりシミ・しわの発症リスクが高くなっています。

紫外線による肌のダメージとして、代表的なものが、「シミ」「シワ」「皮膚ガン」があります。シミやシワは単なる老化現象ではなく、紫外線に長期間当たることでダメージが蓄積されて生じる「光老化」です。
光老化を防ぐには、日常生活での注意が大切ですし、肌のトラブルをサプリメントで改善することもできます。日常生活で紫外線を防ぐ習慣が最優先されますが、サプリによる美肌効果も期待できます。これは、美肌に効果のあるサプリと紫外線を防ぐ2つの対処を同時に行うことで効果がでやすくなります。

紫外線は、波長によって、UVA 、UVB 、UVCの3 種類があります。 これらのうち、UVC は波長が短くオゾン層などで吸収され、地表には到達しません。地表まで届いて害を及ぼすのは、UVA」とUVB の2つです。
UVAは、波長が長く、皮膚の奥まで入ります。UVB は、UVAよりも波長が短いため、地表に届く量は多くはありません。しかし、UVAよりもエネルギーが強いため、障害をもたらします。

皮膚は、「表皮・真皮・皮下組織」から構成されます。真皮には、繊維芽細胞から作り出されるコラーゲンとエラスチンがあり、皮膚の弾力性や張りを保っています。そこに紫外線が当たると、U V A が真皮まで到達して、繊維芽細胞に障害を生じ、コラーゲンやエラスチンが適切に作られなくなる結果、シワを生じます。UVBは、表皮に届いてシミ・日焼け・皮膚ガンの原因となります。UVBが表皮に達すると、表皮の基底層に存在する「メラノサイト」という細胞が「メラニン」色素を産生します。
これが日焼けです。日焼けを繰り返すと、シミとなります。こうげん真皮には、皮膚の強さを維持する「膠原繊維」と弾力を保つ「弾性繊維」が存在します。膠原繊維はコラーゲン、弾性繊維はエラステンというタンパク質で構成されています。コラーゲンとエラスチンの働きによって皮膚の弾力性としなやかさが維持されています。さらに、コラーゲンとエラスチンの間には、ヒアルロン酸が存在します。皮膚の張りやみずみずしさは、ヒアルロン酸の保水性の働きによります。乾燥や加齢によって、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が減少すると、シワが生じるのです。

肌のトラブルを防ぐには、まず紫外線を避けることが重要です。紫外線量は夏季に急増します。晴れた日だけではなく、曇りや雨の日でも紫外線はゼロにはならないので、注意が必要です。衣服や防止で紫外線を防ぐとともに、紫外線防止剤などの利用もできます。シワに対しては、保湿性を保つ、ビタミンA 誘導体の外用、ケミカルピーリングなどの方法があります。さらに、コラーゲンやヒアルロン酸を外科的に注入することもできます。

肌のトラブルには、ビタミンC やB2がよく利用されます。薄いシミの場合には、ビタミンC の摂取だけで改善が期待できます。また、紫外線による障害は、肌のトラブルだけではなく、白内障などもあります。さらに、紫外線によって発生する活性酸素は、体に有害です。それらを防ぐためにもサプリメントが利用されます。皮膚の張りやしなやかさ、みずみずしさを保つための成分も、サプリメントの活用は、有効です。
主に効果があるのは、ビタミンC、E、ヒアルロン酸、コラーゲンの4種類ですが、メラニンの産生を抑えるのには、ビタミンCです。
また、はりなどを改善するのは、ヒアルロン酸、コラーゲンとなります。

サプリでダイエットしたい

近年、中高年層を中心として肥満者が急増しています。男性では30歳代以上、女性では40歳代以上の年代において、肥満者が多く、肥満を原因とする生活習慣病の問題が生じています。痩せない体質になっていく年代とちょうど重なるのも特徴です。
逆に、若い年代層では、過剰なダイエットが問題となっています。どちらにも健康的に問題が生じるのは言うまでもありません。

肥満とは、単に体重が多いということではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態をいいます。しかし、体脂肪の割合(体脂肪率) を正確に測定するのは容易ではありません。一般に、肥満の判定基準として、BMI (ボディ・マス・インデックス=体格指数) が用いられます。

BMIは、次の計算式で求められます。「BMI=体重(kg)÷身長×身長(m)」です。「普通体重」はBMIが18 5以上25未満のときです。BMIが25以上では「肥満」、BMI18.5 未満では「低体重」と判定されます。また、BMI=22に相当する体重を標準体重とします。
「普通体重」はBMI当する体重を標準体重とします。なお、BMIという数値自体が、体脂肪量を正確に反映しているわけではありません。BMIでは、身長と体重が同じであれば、筋肉質の人でも脂肪の多い人でも肥満の程度は同じと計算されてしまうからです。そのため、BMIが標準範囲内であっても、実際には体脂肪の割合が多い、「隠れ肥満」という場合もあります。

肥満が医学的に問題なのは、生活習慣病を合併するからです。一般に、重症の肥満になるほど、合併症の出現頻度は増加します。また、合併症の出現頻度は、肥満の重症度だけではなく、体脂肪の分布にも関係します。同じ肥満であっても、上半身肥満のほうが下半身肥満よりも病気になりやすいのです。また、上半身肥満は皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満とに分けることができ、後者のほうが高血圧や高脂血症、糖尿病、痛風、脂肪肝といった病気を合併しやすいこともわかっています。

対処方法は、適正体重の維持ですが、適切な食生活と運動習慣が基本です。同じようなものを同じように食べても太りやすい人とそうでない人がいます。体質によるものです。食事を減らしダイエットしても思うように体重の減らない人もいれば、「やせの大食い」といわれるように、いくら食べても太らない人もいます。
同じカロリーを摂取しても体重に差が生じるのは、体質による差、いい換えれば、個人のもつ遺伝子(遺伝素因)の差に起因します。太りやすい体質をもつ人が、食べすぎや運動不足などになりやすい環境で生活するとき、肥満となります。
つまり、ヒトの肥満は、遺伝と環境との両方に関連する多因子遺伝性疾患という病態なのです。

サプリメントを活用する場合には、活性酸素による障害を防ぐ抗酸化成分の摂取、加齢によって減少する体内成分の補給という2種類の目的があります。
抗酸化成分の摂取という目的の場合には、若い世代に有効ですが、体内成分の補給は、中高年層や高齢者での摂取が効果的です。

抗酸化ビタミンでは、ビタミンC・Eの摂取がおすすめです。加齢で減少する成分を補うためには、コエンザイムQ10、メラトニンなどが有効です。

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アンチエイジングにサプリを使う

アンチエイジング(抗加齢) 医学が注目を集めています。美容の面においても健康面においても加齢を抑える方法には、注目が集まりやすい状況です。
特に米国では関心が高く、サプリメントによる栄養療法があり、抗加齢の専門学会も組織されているほどです。
最近は日本でも注目が集まっています。

ヒトの場合、20歳頃までの成長過程には、あまり個人差は認められません。
一方、30歳以降で認められる加齢・老化のスピードには、大きな個人差があります。 特に、高齢になると、個人差が顕著です。生物としてのヒは、体内環境での恒常性が保たれています。しかし、加齢に伴って一部のホルモン類が減少し、活性酸素による障害を防ぐ体内の抗酸化酵素の働きも低下します。

対処方法は、生活習慣が重要であることは言うまでもありません。喫煙習慣、、飲酒は適度に、紫外線を避ける、過食をせず適切な食生活を送る、適度な運動習慣をもつ、適正体重を保つことが基本となります。
【サプリメント】サプリメントは、

  • 活性酸素による障害を防ぐ抗酸化成分の摂取
  • 加齢によって減少する体内成分の補給

という2 種類の目的があります。前者の成分は若い世代にも有効ですが、後者の成分は中高年層や高齢者での摂取が有効となります。

抗酸化ビタミンというと、やはりビタミンCとビタミンEが代表です。また、加齢で減少する代表的な成分は、コエンザイムQ10、メラトニンになります。
美容・美肌に効果的なサプリメントは、ヒアルロン酸、コラーゲンなどになります。

更年期のツライ症状を少しでもサプリで改善したい

女性の閉経年齢は平均50歳であり、閉経前後の時期を更年期と定義しています。通常、40 ~55歳前後であり、卵巣が生殖機能を終え、ホルモンの分泌が低下していく段階で、女性特有のいろいろな症状が現れます。
更年期障害に対して、西洋医学では、一般的にホルモン補充療法や対症療法が行われます。一方、植物性食品やハーブには、女性ホルモンと同じ働きをする成分が含まれており、「統合医療」では、それらもあわせて利用します。

更年期障害の症状は、非常に多彩で個人個人異なります。「のぼせ・ほてり」や「発汗・寝汗」を訴える人もいれば、「手足の冷え」を感じる人もいます。
「のぼせ・ほてり」と「冷え」を同時に訴える人もいます。その他、「動惇・息切れ」「めまい」「頭痛・肩こり」「腰痛」「不眠」「イライラ感・不安感」「疲労感」などの症状が認められます。
また、更年期障害が気になる年代の女性は、家庭内の出来事や対外的な人間関係などでストレスにさらされています。これらのストレスでも、自律神経の働きが乱れ、ホルモン分泌に異常を来します。
さらに、更年期以後の女性はエストロゲンが不足するため、男性よりも骨粗軽症や心臓病、脳血管疾患にかかりやすいことがわかっています。

更年期障害は、加齢による女性ホルモンの減少を原因とする症状が中心です。そのため、西洋医学での治療としては、ホルモン補充療法やその他の対症療法が行われています。また、最近では、漢方薬もよく利用されます。
漢方薬を使った更年期障害の症状などの改善方法はこちらに詳しい情報があります。

症状が強い場合には、ホルモン補充療法を短期間行い、その後、漢方薬やサプリメントを利用することもあります。更年期において、サプリメントを利用するときには、目的を明確にします。具体的には、

  1. 「ほてり・発汗・冷え」といった症状に対する短期的な対症療法
  2. 女性ホルモンの減少によって生じる動脈硬化性疾患や骨粗軽症の予防のいずれか、あるいは両方が治療の目的

などです。

サプリメントを使う場合は、女性ホルモンの助けになる成分を含んでいるものを利用します。ホルモンバランスには、個人差が大きいため、種類、量などは加減しながら使うようにします。
特に女性ホルモンの働きをもつ成分は、大豆イソフラボンがおすすめです。
女性ホルモンの働きをもつ、ハーブでは、レッドクローバーなどがあります。不安、不眠などに効果のあるサプリは、バレリアンです。

女性特有の症状をサプリで改善

女性の生涯には、エストロゲンに代表される女性ホルモンの働きが大きく関関与しています。女性の場合、脳の視床下部と下垂体前葉、卵巣などの間で行われる調節機構により、ホルモンのバランスが適切に保たれています。
女性ホルモンの産生によって初潮があり、ホルモンの産生量が増加します。そして、妊娠・出産の可能な年齢を過ぎると、ホルモンは急激に減少し、更年期から閉経を迎え、更年期になります。

また、女性ホルモンは、月経周期に伴って変動します。女性では、ホルモン産生量の変動に伴って、心身の状態が変化し、さまざまな症状が現れます。

女性特有の症状や疾患には、エストロゲンなど女性ホルモンの不均衡から生じるものが多くあります。女性ホルモンの産生・分泌は、脳の視床下部にある中枢で調節されています。
また、同じ視床下部には、自律神経の中枢もあり、お互いに影響を及ぼし合っています。日常生活のストレスや、加齢に伴うホルモン量の変化、月経異常などによって、ホルモン分泌の調節が乱れ、イライラや不眠といった不定愁訴が現れるようになるのです。

主な女性の病気には、次のようなものがあります。

ひとつめに、子宮筋腫があります。子宮筋腫は、子宮の筋肉層から生じる良性腫瘍の一種です。成人女性の4人に1人はあるといわれるほど多く、30~40歳代で生理痛や貧血などの症状が現れますが、本人が自覚せずに一生過ごしてしまう場合もあります。
子宮筋腫の原因は、エストロゲンの刺激により子宮の筋肉繊維が増殖するためと考えられています。

ふたつめは、子宮内膜症です。子宮の内面をおおっている膜が子宮内膜です。 子宮内膜症とは、本来、子宮の内側だけに存在する子宮内膜が、子宮の筋層部分や卵管や卵巣、腹腔など子宮以外の場所にまぎれ込んで、そこで増殖する病気です。特徴的な症状は、強い生理痛や過多生理、性交痛などです。 子宮内膜症は30~40歳代に起こりやすく、閉経期になると、減退します。

3つめにPMS、月経前症候群があります。生理の数日ほど前からイライラ感や不眠、抑うつ、下腹部痛、便秘、むくみ、乳房痛、悪心などの症状が現れ、生理開始とともにこれらの症状が軽快したり消失したりする病態をいいます。
『月経前緊張症』とも呼ばれます。原因は、卵巣黄体期の内分泌環境、特に黄体ホルモン(プロゲステロン)が関与すると考えられます。

4つめは、更年期障害になります。以上の他、若年女性では、自己流の無理なダイエットがホルモンバランスに変調をきたすことがあります。このメカニズムは、次のようになっています。
一般に、女性が太りやすい時期は、思春期、妊娠・出産期、更年期の3回になります。これらの時期には女性ホルモンを分泌する卵巣機能が大きく変化します。
一方、女性の正常な性周期の維持には、一定量の脂肪細胞が必要です。性腺機能と体脂肪率の相関を調べた研究では、初潮発来には17% 以上、正常な月経周期の確立には22% 以上の体脂肪率が必要であるとされています。
若年女性に認められる極端な摂食制限によるダイエットは、体脂肪量が少なくなるため、脂肪細胞から分泌されるホルモンなどのバランスを崩してしまうことになります。
その結果、初潮の遅れや月経異常といった性腺機能の異常を来すのです。

対処方法は、女性特有の症状に対して、西洋医学では、ホルモン療法や対症療法が行われます。ホルモン療法では副作用の問題が生じることもあり、医療用医薬品よりは作用が穏やかなサプリメントの成分に注目が集まっています。
植物性食品やハーブには、女性ホルモンと同じ作用をもつ物質・イソフラボンが含まれるものがあります。イソフラボンは、植物性食品に含まれるファイトケミカル(植物由来の抗酸化栄養素。「ファイト」はギリシア語で「植物」の意味)の1つです。イソフラボンは、エストロゲン受容体に対する親和性を有し、エストロゲン様の働きをもつことから、植物由来のエストロゲンという意味で「ファイトエストロゲン」とも呼ばれます。イソフラボンが女性特有の疾患や生活習慣病に効果をもつため、イソフラボンの豊富な植物性食品やハーブが注目されています。イソフラボンは、弱いエストロゲン作用および弱い抗エストロゲン作用の両方を有しています。
この相反する作用は、エストロゲン受容体にに対する親和性が、イソフラボンと内在性エストロゲンとで異なっているためです。
内在性エストロゲンの過剰や低下が原因で生じる女性特有の疾患には、イソフラボン含有食品やイソフラボン・サプリメントが効果を示すことがあります。
過剰なエストロゲンを原因とする疾患では、イソフラボンがERに結合し、アンタゴニスト(持抗剤) として作用するため、症状の改善が期待できます。
逆に、更年期障害や閉経後の骨粗髭症などエストロゲンの低下による病態では、イソフラボンがERに結合して弱いエストロゲン作用を示すため、症状が改善されます。【

ファイトエストロゲンを含むサプリメントにはいくつかの種類があります。女性ホルモンのバランスには個人差が大きいので、自分に合った成分を選ぶことが大切です。

女性ホルモンの調節に役立つサプリ

  • 大豆イソフラボン
  • レッドクローバー
  • ブラックコホシユ
  • プエラリア・ミリフィカ