免疫力の要腸の敵「ダイエット」

ダイエットが腸の免疫力に対して逆効果だというのはどういうことでしょうか?ダイエットというと若い女性が熱心に取り組んでいる、というイメージがあります。

しかし最近ではメタポリックシンドロームを気にする中年男性、また健康面・美容面に関心の高い女性たち全般、女性以上にルックスを気にしている若い男性など、老若男女すべてがダイエットに関心を持つという時代になりました。

本屋さんの棚にはズラリとダイエット本が並び、毎月新刊が出ているようなイメージがあります。

ダイエットを取り組む際に最初に取り組むのは食事療法です。その中で間違ったダイエット法が氾濫しています。

たとえば、ダイエットがきっかけで便秘になり、停滞腸から下剤依存になって苦しむ女性は後を絶ちません。ダイエットによって食べる量が減ると腸の内容物も減って、腸の働きが鈍くなります。そして食事量が少ないがために便の量も少なくなります。そうするとなかなか排便できない腸になってしまうのです。

つまりダイエットによって腸の不健康が引き起こされるわけです。ただそこでダイエットを中止すればよいのですが、下剤に頼るケースが非常に多いのです。

食べる量が少ないにもかかわらず、下剤を使用し無理矢理排便する状態が長期間続くのです。そのような生活を続けていると、腸だけでなく身体全体の健康がどんどん損なわれていきます。

また恐ろしいことですが、下剤でダイエットしようなどと考える人もいるのです。食べたものを腸に溜めずスッキリ出す、という強引かつ間違った理論です。

大切なので何度でも繰り返しますが、下剤が腸にかける負担は相当なものです。大腸が黒くなるメラノーシスを起こす原因にもなります。

また「やせるお茶」と謳っているものの中には、下剤と同じ成分が含まれているものがあり、漢方だからと安易に常用するのは危険です。

身体にいいお茶を飲んでいるつもりが、腸の不調を作り出す原因になっている場合もあるのです。ダイエットは軽い気持ちで始める方や、自己流でやってしまう方、また間違ったダイエット本を参考にしている方など様々ですが、「ダイエットには王道なし」と考えています。

バランスのよい食事と運動が、遠いようではありますが、ダイエットの一番の近道ではないでしょうか。また食事と運動を改善することによって、便秘が改善して、自然にやせていったという方も多数いらっしゃいます。

食事制限にまつわるダイエットは、間違ったやり方をすると必ず腸に負担をかけます。腸の健康=免疫力ですから、まず腸の健康を考えることから始めるのがおすすめです。

食べ過ぎ・飲み過ぎをリセットするにはこちら。