朝食は絶食、昼はそばがベストの食習慣

人間の脳細胞や筋肉細胞などの60兆個の細胞のうち、細胞の9割以上は糖分だけから活動のエネルギーを得ています。だから朝食を抜いても、糖分の補給だけはしたはうがいい。

そこで起きぬけの胃腸に負担をかけず、「吸収は排せつを阻害する」ようなことはさせずに糖分を補うベストな方法として、朝食の代わりに生姜紅茶に黒砂糖を入れて飲めばいいでしょう。
水分と糖分、それにビタミンとミネラルを補い、しかも、生姜紅茶の体温上昇効果によって、うつ気分をはじめ、朝の不調を即座に解消することができるのです。

また、排尿、排便も促され、血液を浄化し、病気の予防・治療の原動力になります。朝、生姜紅茶を2~3杯を飲むだけで物足りないようなら、リンゴをかじったり、ヨーグルトを食べたりしてもいいでしょう。しかし、ゆっくりと時間をかけても最後は、生姜紅茶を飲むだけにするほうが体のためにはいいでしょう。

このように、朝を生姜紅茶だけにすると、前日の夕食から翌日の昼まで16~18時間のちょっとした断食の実践になります。

数日から1週間の本格的断食をした場合は、断食期間終了後の食事には特に気をつけなければなりません。断食終了後の1日目は、「うすい重湯1杯+梅干し+みそ汁の汁のみの食事」を朝、夕2回。
2日目は、かゆ「お粥1杯+梅干し+みそ汁+しらすおろし程度の食事」をl日2回。このようにして徐々に普通食に戻していかないと、胃腸をはじめ、体全体の調子がかえって悪化してしまいます。

この期間を「補食」の期間といいます。同じように、朝を生姜紅茶を飲用するだけにした場合、昼食は捕食の期間にあたるので、若干、軽めの食事のほうが体のためにはいいでしょう。普通食でも問題ないのですが、その場合はよく噛んで、腹八分目にすることがとても大切です。

昼のメニューで最適なのはそばです。そばは、さるそばでも、温かいとろろそばでもOKです。そばは8種類の必須アミノ酸を含む優秀なタンパク質や動脈硬化を防ぐ植物性脂肪、エネルギー源の炭水化物の三大栄養素のほかにも、ビタミンやミネラルが多く含まれています。

さらに「そばポリフェノール」は脳の神経細胞のはたらきをよくして記憶力を向上させ、ボケを防いでくれることがわかっています。

漢方医学的にいっても、外観が濃い色のそばには体を温めてくれる作用がある。また、そばに薬味の七味唐辛子やネギをたっぷりふりかけるのも大切です。

七味唐辛子にあるカプサイシンや、ネギのイオウ化合物(硫化アリル)は血管を拡張して血行をよくし、発汗、排尿、排便を促して血液を浄化し、病気の予防、治療に役立ちます。

毎日そばでは飽きるというなら、ピザやパスタに、タバスコをかけて食べるのも同じような効果が期待できます。チーズやパスタも体を温める作用があるし、タバスコにもカブサイシンが含まれているので、体が温まります。

そして朝、昼をこのような食事にしたのなら、夕食はそれこそ、アルコールも含めて、何を飲んでも食べてもOKです。少々食べすぎても、朝の生妾紅茶と昼のそばやピザ、パスタで排せつがよくなっているので大丈夫です。

この食生活を実施して、多くの人々がさまざまな病気を改善している症例が多数あります。

このパターンの食生活をして日中、のどが渇いたり、お腹が空くのならどうすればいいのでしょうか?その時は、生姜紅茶に黒砂糖を入れて何杯でも飲めば解決します。

仕事中も生姜紅茶を飲んだり、チューブ入りの生姜を用意しておいて紅茶に入れたりすることもいいでしょう。生姜紅茶は、1日2~6杯を目安に、好きなだけ飲んでOKです。

そもそも空腹感や満腹感は、胃腸の中に食物がどれだけ入っているかで決まるのではなく、血糖値の増減により決まります。血糖が上昇すると脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、満腹を感じる仕組みです。

逆に、血糖が低下してくると空腹中枢が刺激され、空腹感を感じるようになります。空腹感を感じたとき、ごはんやパンやラーメンなどを食べると、それが胃や小腸で消化され、炭水化物がブドウ糖になって血液に吸収されるまで小1時間はかかります。その間は、血糖が上昇しないので、満腹感を感じることなくいくらでも食べてしまうことになります。

血糖が上昇しはじめ、満腹感を感じるころになると、胃や小腸には必要以上の食物がつまっています。結局それは食べすぎたことになり、血液の汚れや肥満の原因になります。

そこで、空腹を感じたら生姜紅茶に黒砂糖を入れて飲むのがベストな対策です。わずか1分後には、血糖値が上昇して空腹感がピタリと止まります。

砂糖の糖分は、ごはんやパンヤラーメンなどのような多糖類ではなく、二糖類なので、すぐに消化・吸収されて血糖を上昇させます。
食べ過ぎ→肥満→血液の汚れ→万病の原因という悪循環を絶つことが現代人が健康を維持するために必要です。