日別アーカイブ: 2017/01/03

GOTやGPTの働きのためにはビタミンUが欠かせない

肝細胞の修復を助けるという点では、近年、ビタミン様物質であるビタミンUがクローズアップされています。ビタミンUといえば、「キャベジン」という商品名で、胃薬としてよく知ら入れていますが、これが肝臓病にも効果のあることがわかってきました。

臨床試験を行った結果、肝炎の患者さんにビタミンUを与えると、GOT、GPTなどの値が改善され、肝炎の治療に有効であることが確かめられたのです。
いずにしても、肝臓が障害されると、ビタミン様物も質を含むすべてのビタミンが欠乏します。栄養バランスのとれた食事でぜひカバーしてください。

肝臓病や肝臓がんを防ぐにはβカロチンやビタミンAの不足も防ぐ

ビタミンA にも肝臓を守る作用があります。特にビタミンA になる前の物質であるβーカロチンには、肝障害の原因となる活性酸素という物質を抑える働きがあります。

そのうえビタミンAは、肝臓ガンを防ぐ働きをも持っています。
「ビタミンA」のガンに対する予防効果と作用

Aが働くのは主に目や皮膚の細胞ですが、貯蔵されるのは肝臓です。アルコールによる肝障害が進行して肝細胞の数が減ってくると、Aの貯蔵場所も少なくなります。
そこで、Aも十分補給してやらなくてはなりません。ビタミンAはレバーやうなぎ、卵黄、バター、牛乳などのほか、β-カロチンとして、色の濃い野菜、たとえばほうれんそうやブロッコリー、にんじんなどに豊富に含まれています。

なお、急性肝炎のときには、β -カロチンは十分にとってもかまいませんが、ビタミンA は補う程度にしてとりすぎないようにしましょう。