睡眠で緊張がほぐれるとは限らない

心配事があって眠れない、眠れないから神経が休まらない、神経が休まらないから緊張して、それがまた不眠の原因になる… これはまったくの悪循環。

不眠は目を悪くする大きな原因になります。緊張が寝床の中にまで持ち込まれ、眼を動かす筋肉を休めることができないからです。
こんなとき「眠らなくてはならない」と焦ると、ますます深みにはまってしまいますから、まずもとを断たなくてはなりません。

まずは、心配ごとを取り除くことです。心配ごとははじめは小さなことでも、そのことに神経を集中しすぎることによって増幅していくものですから、神経を休ませて緊張を解きほぐすことが第一です。

全身の筋肉を十分に柔らかくして眠りましょう。全身の筋肉を柔らかくするには、まず最初に舌の力を緩めます。緊張するとどうしても舌に力が入り、さらには歯も食いしばるのであご顎にも余計な負担がかかります。
舌を上顎から離して力を抜いたら、次に顔の筋肉と眼の筋肉をマッサージして柔らかくします。自分で筋肉がほぐれたと感じるまで、繰り返し繰り返しおこなうことです。

次に目を閉じたまま頭を左右にゆっくりまわします。このとき暗闇に柔らかく溶け込むつもりでイメージするといいでしょう。そのあと、静かに眠りに入ればいいのです。

またどうしても寝付きが悪いときには、基本動作である「身体回転」を繰り返して、心地よい疲れを誘うといいでしょう。ぐっすり眠ることができれば、ほとんどの心配ごとは取るに足らない些細なことに思えてくるでしょう。

また、心配ごとを抱えて悩んでいただけだった人も、具体的に解決しょうと前向きに行動できるようになるはずです。眼と心にとつての睡眠と休息の重要性は決して忘れないでください。