排泄が目に与える影響

こんな例があります。ある男子学生が以前とても珍しい症状に悩まされていました。彼は読書するたびに必ず激しい嘔吐性の頭痛に悩まされていたのです。

読書によっておきる症状ですから、彼は原因は眼にあると考え、何年も眼科医のもとに通い続けていたのですが、一向に症状はよくならなかったのです。その後、彼の体をよく調べていくと、虫歯があり、さらに慢性のカタル状態でもあったのです。

また、彼の食生活にも問題があったので、食餌療法をほどこし、排泄にも注意を払いました。次に胃腸のレントゲン撮影をすると、不活発な結腸が発見されたので、結腸を強め、排泄をよくする治療を開始しました。

つまり彼はいくつもの要因をかかえて、排泄作用が十分におこなわれていなかったというわけなのです。こんな状態では、嘔吐するのも、頭痛がひどいのもうなずけます。

引き金になったのは読書でしたが、過敏な眠がまず反応したということなのでしょう。不十分な排泄は、神経をいらだたせるし、頭痛にも悩まされ、そして眼にも多くの悪影響を及ぼすことにもなるのです。

眼の機能に精神や神経がいかに重要かということは強調してもし過ぎることはありません。彼の症状は眼に原因があったのではなく、体の変調が眼にあらわれてしまったといえるのです。

毎日の十分な排泄は、体の健康のバロメーターになるばかりでなく、眼の健康のためにも欠くことはできません。眼は、まず体の異常の兆候にもなりえるのです。
便秘になりやすい体質の人は、乳酸菌を摂取する習慣が大切です。