カイロをつかった温熱療法

簡単冷え症解消法

どんなズボラな人でも大丈夫。とにかく簡単で効くのが、「貼るカイロ」です。カイロは、寒さを防ぐだけのものではありません。冷房の中でも体を冷えから守る強い味方になります。カイロはれっきとした「温熱療法」の道具なのです。「簡単、安い、効果大」と三拍子そろったカイロ温熱療法は、どんな人にも効果的でおすすめです。

カイロだけで効果がある?

冷房による冷えは、下半身では腰、上半身では首の付け根から入りこみ、体中を冷やします。冷えの中心部を温めてあげれば、体全体がほかほかになります。
カイロをぺたっと貼るだけで、ほかには何の努力もいらないのです。腰にカイロを貼れば、骨盤の申にある臓器(子宮、卵巣、結腸、膀胱)が温まり、生理痛、下痢や便秘の解消にも役立ちます。そして、冷えのぼせ、冷えのぼせが原因の肩コリが楽になります。首の付け根に貼れば、肩口のゾウゾク感が消え、指先までの血のめぐりがよくなります。

手軽で効果が高い優れもの

  • 安い

    使い捨てカイロは、衣服に貼る、ミニタイプを使います。1日1個使っても、わずか数十円。実に安くてお手軽な治療道具です。手に入りにくい季節には、薬局にまとめて注文してみましよう。

  • 簡単

    夏、冷房の効いた場所に入ったら、カイロを腰にはりつけます。夏の冷房対策にピッタリです。もちろん冬にもカイロは大活躍。腰に1枚貼っておけば、体中が温かくなるので、薄着をしても大丈夫。

  • ファッションにも適応

    カイロ を貼ると、体が温まります。その分、ほかの防寒具がいらなくなってきます。腰をカバーしておけば、薄着をしてもへっちゃらです。カイロさえあれば、ミニスカートやヘソ出しルックも可能 。制服のある職場でも安心です。ただし、薄着のレベルは調整が必要です。

カイロはどれを選ぶ?

「服に貼る」「下着に貼る」と書かれた使い捨てカイロを選びます。サイズはミニタイプ。値段も安いし、2校以上貼ることもできます。ふつうの使い捨てカイロは、貼るタイプよりもちょっと温度が高いようです。メーカーによる違いがあるので、お気に入りを見つけてみて。また、似たような効果のある「温湿布」は直接皮膚に貼りつけるもの。皮膚の弱い人にはすすめられません。

貼り方

下着に直接貼るのが基本です。薄着の季節には、スカートやパンツなど、洋服の裏側に貼ってみましよう。ちょうどいい感じになります。貼る位置の基本は、「腰」です。腰は、どんなタイプの冷え症にも効果のある場所です。ウェストよりやや下に貼ります。
また、冬、手の指先がしびれるほど冷える人は、「首の付け根」に貼るのも効果的。上半身の血のめぐりがよくなって、体が温まります。「首の付け根」には、風邪の特効穴があります。風邪のひきはじめに貼れば、こじらせずにすみます。

季節、時間を問わず使用できる

超きているときにカイロを使うのはもちろん、寝ているときにパジャマにつけるのも効果的です。パジャマの上にべ夕っと貼るだけで、体はほかほか、ぐっすりと眠れます。寝相の悪い人もこれで安心です。夏の冷房対策、冬の冷え対策と、季節を問わず使ってみましょう。とっても簡単なのに、すっごく効果のある方法です。

注意するのは「低温やけど」

体温より高い温度の発熱体を、長い時間体にあてていると、紅斑や水ぶくれなどの症状を起こすことがあります。これが低温やけどです。
カイロを使うときには、十分に気をつけましょう。寝るときは、衣類の一番外側に付けます。ヒリヒリしたり、ちょっと熱いナと感じたら、我慢しないで。はがしたり、皮膚からなるべく離れた場所に張り替えるようにしましよう。体の意見を聞きながら、調整することを忘れずに。
貼っておくだけで体の調子がよくなるカイロ療法。でも、使い終わった後、はがすことをお忘れなく。下着やパジャマを洗濯したときに、洗濯機の中にカイロがプカフカ、というのはよくある失敗です。