月別アーカイブ: 2013年8月

骨粗鬆症に食べたい食品「ほうれんそう」

ビタミンKが豊富

ほうれんそうに含まれる栄養素で注目したいのは、カルシウム、マグネシウムとビタミンK 。カルシウムとマグネシウムはともに骨の材料となる成分で、骨粗鬆症の予防には欠かせません。
ビタミンK は、カルシウムの代謝に関わるビタミン。骨からカルシウムが溶け出すのを抑え、さらに骨をつくる働きを促進するたんばく質の作用を活発にします。ビタミンK にはこのほか、出血時に血液を凝固させたり、血管内での血液の凝固を防いだりする働きがあります。

β カロテンで病気や老化を予防

ビタミンA が豊富なこともほうれんそうの特徴の1つです。ビタミンA にはレチノールとβ カロテンの2 種類があり、ほうれんそうに含まれているのはβ カロテンです。
100g 中にβ カロテンを6600 μg 以上含む野菜を緑黄色野菜といいますが、ほうれんそうのβ カロテン含有量は4200 μgと、緑黄色野菜の中でもトップクラス。β カロテンは体内で必要な分だけレチノールに変換され、ビタミンAとして働きます。
ビタミンA には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンK など貧血、かぜ、動脈硬化など体に抵抗力をつける作用があります。また、ビタミンA に変換されなかったβ カロテンは、ビタミンC 、Eと協力しあって抗酸化作用を発揮します。ほうれんそうにはビタミンCとEも含まれているので、さまざまな生活習慣病や老化予防の効果も期待することができます。栄養豊富な野菜です。

ビタミンCが鉄の吸収をアップさせる

鉄は血液中のヘモグロビンの成分となり、貧血などの予防に役立ちます。植物性食品に含まれる鉄は、動物性食品に含まれるものにくらべて吸収率が低いのですが、ほうれんそうのおひたしにかつお節を添えるなど、たんばく質やビタミンCと一緒にとると吸収率を高めることができます。
また、ビタミンCも豊富なので、鉄を効率よく吸収することができるのです。

骨粗鬆症に食べたい食品「あおのり」

貧血も予防する

100g 中に720 mg のカルシウムと1300 mg ものマグネシウムを含んでいる青のりは、骨粗鬆症の予防と改善のために積極的に食べたい食品の一つです。
貧血を予防する鉄の含有量が多いこともポイント。鉄は血液中のヘモグロビンの成分になり、体中に酸素を運ぶ働きをしています。鉄が不足すると体が酸欠状態になるため、貧血症状が現れます。鉄が欠乏していることの多い閉経前の女性は、十分にとりたい栄養素です。

食物繊維や豊富なミネラル

青のりは他の海藻類と同様、食物繊維が豊富。食物繊維は腸内の善玉菌を増やして腸の働きを整えるほか、腸の中の有害物質やコレステロールを吸着して排泄し、大腸がんや動脈硬化の予防にも役立ちます。
また、正常な赤血球の形成を助けて悪性貧血を予防するビタミンB12、細胞の生成を助け、脳の機能を活性化させる亜鉛、糖質や脂質、たんばく質の代謝に欠かせないマンガンなども含まれています。高血圧の予防・改善に有効なカリウムも豊富です。

骨粗鬆症に食べたい食品「わかめ」

カルシウムがたっぷり

わかめにはカルシウムがたっぷり含まれています。カルシウムには、骨粗鬆症を予防するほか、精神を安定させる作用もあります。さらに、腸の働きを整える食物繊維も豊富。食物繊維には有害物質やコレステロールを吸着する作用もあるので、便秘のほか大腸がんや動脈硬化の予防にも役立ちます。細胞の新陳代謝を活発にするヨウ素(ヨード)も豊富です。

わかめのヌメリ成分は高血圧も防ぐ

わかめには独特のぬめりがありますが、このぬめりの正体は、アルギン酸カリウムという水溶性食物繊維の一種です。
アルギン酸カリウムは胃の中で胃酸の影響を受け、アルギン酸とカリウムとに分かれます。その後アルギン酸は、小腸で高血圧の原因となるナトリウム(塩分)と結合して排泄されます。
もう一方のカリウムは、体内に吸収されて血圧を下げる働きをします。二つの成分がそれぞれ血圧を下げるために働くので、高血圧の予防・改善に大きな効果を発揮します。また、カリウムはコレステロールの排泄を促進して、動脈硬化などを防ぐ役割も果たしています。