コレステロールを下げる食品(たこ)

たこは、いかかきなどに比べると含有量は劣るもののコレステロール値を下げる作用のあるタウリンが豊富に含まれています。タウリンは遊離アミノ酸の一種で肝臓のなかのコレステロールを分解して胆汁酸への合成へと促す作用があります。
胆汁酸は、小腸で再吸収されて肝臓へ戻るものもありますが、体外に排泄されるものもあります。この胆汁酸の排泄は、じつはコレステロールを体内から追い出すための唯一の機会でもあります。
大変に効果的なタウリンですが、水に溶けやすく調理の段階で損なわれやすいのですが、たこに含まれるタウリンには、ゆでたり煮たりしても比較的効率よく摂取できます。

また、タウリン以外にも脂質の酸化を防止したり、酸化されてしまった脂質を分解する働きがあります。
このタウリンを最も効果的に摂取するには、刺身や酢の物がベストです、。たこはあまり消化がよくないので胃腸の調子が優れないときには、火をとおして食べます。
現在、流通しているたこは、西アフリからの輸入です。凍結された状態で仕入れされ、下処理されてからゆでたのもが店頭に並びます。
国内産の明石のたこや香川のいいだこは有名です。

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